e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。 |
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃ やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に! ┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓ 経営プロデューサーレポート ┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃ 2010.02.17 Wed. Vol.477 ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆今月(2月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− □吉岡憲章のコラム 『不況の中でも、キラキラ輝く経営者がいる』『ご相談は未来事業へ!』 →→→ http://www.mirai-j.co.jp/ □経営者のための健康情報 『節分には豆まき』『大豆は畑のお肉とよばれるほど良質なたんぱく質源』 →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm ◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 01:【経営発展のヒント】 企業価値 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】リスケは銀行の最大の支援策 03:【管理栄養士の一口講座】 経営者のための食生活講座 22 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃01┃経営発展のヒント 『企業価値』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自分は経営をするにあたってどのようなことを目的としているのだろうか?と 考えてみていただきたい。わが社の利益をより多く出すこと、会社を通じて世の 中に貢献すること、会社を大きくして世の中における影響力を増すこと・・・な ど、それぞれの思いを持たれていることと思う。そして、いずれにしても大きな 意義を持っていることに違いがない。 私は経営者のもっとも大きな目的として“企業価値を高める”ことがあると考 えている。より多くの売上げを上げるのはより多くの利益を確保するため。そし て、より多くの利益を確保するのはわが社の企業価値をより高めるため、という ことになる。 それでは、その企業価値というものを客観的に評価するにはどのようにすれば よいのだろうか。企業の価値を表すのにいわゆる“相場”というものはない。相 場のないものをどう価値づけるかということだ。 そこで、企業価値を算出する色々な方法が編み出された。中小企業に適用され る方法としては、収益還元法とか純資産法というものが代表的だが、キャッシュ フローを中心とした評価法でDCF法(ディスカウント・キャッシュフロー)が 最近は多く用いられている。 DCF法の場合次のような数式で企業価値を計算することになる。 企業価値= (税引き後利益+減価償却)/割引率 +現預金・有価証券―有利子負債 そこで、この式を使って例えば下記の決算が出た場合の企業価値を計算してみる。 税引き後利益 10百万円 減価償却 5百万円 現預金 20百万円 有価証券 0 有利子負債 100百万円 割引率 10% とする。 (なお、割引率は中小企業では良くてこの程度だろう) とすると、この会社の企業価値は (10+5)/0.1 +20+0−100=70百万円 となる。 さて、この計算式を見本にして、あなたの会社の企業価値を計算してみていた だきたい。「わが社の価値はいくらだ」と金額で把握することは経営者として大 変大きな意味があると思う。 ぜひ、わが社の企業価値を高める努力をしていただきたい。 【経営プロデューサー 吉岡 憲章】 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『リスケは銀行の最大の支援策』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 既にリスケを実行している中小企業経営者から「資金繰りが苦しいため、リスケ を申請し早速実行しているが、資金繰りはまだ苦しい。どうしたらいいのだろう か」との相談があった。 この企業は毎月の銀行への返済負担が過大したため、軽減するために、リスケを 申請した。そうすれば現金の流出が抑制され、当然資金繰りは楽になるはずだ。 しかし、それでも毎月の資金が不足するということだ。早速、試算表を確認する とここ数ヶ月は毎月赤字を計上し、3ヶ月先の計画見通しも赤字・・・ 私:「社長、数ヶ月先の資金繰りだけど、リスケをしても資金が足りていない。 この不足分、どうするの?」 社長:「リスケをしているので、もう融資は駄目だと言われたんだ。」 私:「社長、リスケの申請するときに、銀行へ申請した資金繰りを見せて」 資金繰り表を確認すると、確かにリスケをしても資金繰りは不足だ。この企業は 3行体制でメインの一行はリスケを開始。しかし、他の2行はまだリスケをせず に従来通りの返済。この2行の返済を止め、リスケを行えば資金は回るはずだ。 私:「社長、メインの担当者から他の銀行へリスケの申請をするように言われて いなかった?」 社長:「担当者から言われていたけど、まだリスケの依頼に行っていないんだ」 早速、この経営者とリスケ未実行の2行を訪問。リスケをしていただき、どうに か資金繰りはクリアーした。が、数ヶ月先の売上・利益計画を確認すると赤字。 リスケを行うと同時に、赤字を黒字にする対策をとることが必要だ。銀行はリス ケを実行した企業には追加融資はしない。リスケは、銀行が企業に対する最大の 支援策だ。経営者の多くは、安易にリスケを相談するケースが増加している。 銀行にリスケを申請するときには、今後1年先の事業計画、資金繰り計画を立て ることが必要だ。 資金が不足し追加融資が必要な場合は、リスケの申請をせず 運転資金融資の申請を行うこと。そして、この現状を銀行担当者 に丁寧に根気良く説明することだ。 きちんと説明すれば銀行担当は相談に乗ってくれ、自社にとって現状考えられる 一番良い方法をアドバイスしてくれる。リスケは、銀行が企業に与えてくれた、 問題点を解決するための時間的猶予期間なのだ。この間に会社を立て直すための 抜本的な対策を立案、実行すること。そして成果を出さないと、企業は生き残っ ていけないことを忘れてはならない。 【エグゼクティブ・コンサルタント 奥山 孝司】 ◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆ ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃03┃管理栄養士の一口講座 『経営者のための食生活講座 22』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ***基礎代謝を高めよう!!*** 基礎代謝(BM=basal metabolism)とは、体を横たえてまったく体を動かしていな くとも、呼吸をする、心臓を動かす、体温を保つなど、様々な生命活動のために 常に使っているエネルギー。つまり、「生きていくために最低限必要なエネルギ ー」のことで、肉体的・精神的に安静であるときに、呼吸器・循環器系や神経系、 肝臓や腎臓などの臓器がわずかに活動している状態と考えられている。 一日の総消費エネルギー量は、この基礎代謝量に生活活動(家事などを含む日常 の活動)代謝量とDIT(食事誘導性体熱産生)を足したものになる。 通常、一日の総消費エネルギー量のうち、基礎代謝量は約70%を占めている。 日常の活動をすると、基礎代謝量に生活活動代謝量が加わることになる。 <基礎代謝は何によって決まるか?> 基礎代謝状態でのエネルギー消費が、脂肪を除いた体の組織の中で最も多いのが 筋肉である。なので、基礎代謝はその人の筋肉量によって大きく左右されると考 えてよい。 つまり、同じ体重でも脂肪が少なく筋肉量が多い人の方が基礎代謝は高くなり、 消費エネルギー量も多くなる。筋肉を鍛えて筋肉量を増やし、消費エネルギー量 UPをはかりたい。 <基礎代謝は年齢や性別に関係あるのか?> 基礎代謝は生後、成長するにつれて高くなり、16〜18歳前後をピークにその 後は徐々に減っていき、個人差はあるが、一般に40歳を過ぎると急激な下降線 をたどる。 これは加齢によって筋肉が衰えて減少してしまうからである。 また、女性は妊娠、出産という大切な役割があるため、男性よりも多くの体を蓄 えており、筋肉量が少なく、基礎代謝が低い傾向にある。 <基礎代謝が高い人は太りにくい?> 一般に筋肉が多く、基礎代謝が高い人ほど太りにくい傾向にある。 同じ体重でも脂肪率が低く、基礎代謝が高い人はフル活動中の工場のようなもの。 たくさん食べてもどんどんエネルギーが消費され脂肪が蓄積しにくい状態にある。 逆に基礎代謝が低い人は、燃料をあまり使わない工場のようなもの。 エネルギーをなかなか消費できないため、余ったエネルギーが脂肪として体内に ため込まれ、太りやすい状態になる。 次回は基礎代謝を高める食生活のポイントです。 【未来事業 管理栄養士 吉岡 美保】 ◆日本語ドメイン利用のご案内 未来事業.com◆ この度、未来事業webサイト「e-コンサルタント通信」が日本語ドメインに 対応いたしました。ブラウザのアドレスバーに『未来事業.com』と入力する だけで「e-コンサルタント通信」にアクセスできます。 なお、IE6以前のブラウザは日本語ドメインに対応しておりません。 お手数ですが下記サイトよりプラグインをダウンロードしインストールを お願いします。 http://jprs.jp/i-Nav/ ◆――◆吉岡 憲章プロデューサー 会心の新刊 発売中◆――◆ ★書籍名★ 「“会社が赤字?!”とわかったとき読む本」 ★出版社★ PHP研究所 ぜひ、下記URLよりご購入下さい。 ↓ ↓ ↓ http://books.miraihonpo.com ◆―――◆ 『未来・経営ナビゲーション ご購読のご案内』!! ◆―――◆ あなたが願う会社の姿とは? あなたの夢の実現に役立つノウハウを、当社のコンサルが豊富な実体験を 基に執筆します。 起業から再建、さらに発展まであらゆる局面において不可能を可能にして きた未来流経営戦略。 ※購読料として、1,000円(一年分、送料込み)を頂戴いたします。 ご購読希望の方は、こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp 1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX ※ご希望の方は、「件名」に「未来ナビ 希望」 と明記ください ◆――――◆ 『トロール船式会社発展法 小冊子』無料進呈! ◆――――◆ 吉岡憲章の『経営者』として、また『コンサルタント』としての、 生きた経験が詰まった『トロール船式会社発展法』小冊子。 メルマガ読者の方にプレゼントいたします。 申込み方法は、こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp 1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX をご記入の上 ※ご希望の方は、「件名」に 「小冊子 希望」 と明記ください ◆お問い合わせ・お申し込み◆―――――――――――――――――――――― お問合せやお申込は必要事項をご記入の上、下記へご連絡ください。 1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp ◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ 【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章 【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F 【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆 【MAIL】mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp ◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ |
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