経営者のための健康相談室



      みらい本舗
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経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。


【経営者のための健康情報Vol.169】



★ 5月病対策 ★


 日に日に日差しも強くなり、公園のツツジや新緑が美しく輝いています。
ツツジは赤、ピンク、白、紫と「紅の海」と形容されるように鮮やかな色彩があり、一つ一つの花がしっかりと力強く咲き誇っているように感じさせられます。推定樹齢千年、八百年という巨木も多く、花言葉は「愛の喜び」と言われ奥深さを物語っています。

とても穏やかなこの陽気に多いのが新入社員の5月病です。
以前は入学試験にパスしてやっと大学に入った新入生がG.W明け頃から無気力な状態に陥ることを言いましたが、最近は新しく社会に巣立った新入社員にも多く見られるようになりました。
原因として考えられるのは、入試や入社からの不安・緊張が切れ目標を成し遂げた後の目標が定められず、不安定な精神状態に陥ることだと言われています。

【五月病になりやすいタイプ】
学歴社会の日本では、学校や会社に合格することだけを考えて生活している若者が増えているのは周知の事実です。自分の力で次の目標を見定める時間が欠けています。優等生タイや過保護に育てられた人にも多く見られますが、主に真面目、几帳面、内向的の人がなりやすいようです。皆さんの会社の若者達にもこのような人がいたら注意が必要です。

【五月病の症状と対策】
 五月病は心の病です。症状としては、以下があげられます。めまい、頭痛、疲れやすい、朝起きられない、動悸、肩こり無気力、思考力の低下、判断力の低下、食欲低下、睡眠障害
気持ちが不安定になった時になりやすく、大抵1、2ヶ月で治るそうです。
経営者である皆さん方もたまには会社の若者の話をじっくりと聞いてあげて下さい。そうした事でやる気を起こさせましょう。

                                             管理栄養士 吉岡 美保









【栄養バランスの良い食事にしましょう!】
疲労回復効果やストレスの軽減効果がある食材を食べて、五月病に負けない体作りをしてください。例えばブロッコリースプラウトに豊富に含まれる「スルフォラファン」や、鮭に含まれる「アスタキサンチン」は、疲労回復を助ける働きが期待できます。また、発芽玄米に含まれGABAも摂っていただきたい栄養素です。GABAはストレス軽減に貢献するといわれています。
発芽玄米はGABA以外にも、食物繊維やビタミンE、マグネシウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富に含んでいます。白ごはんを発芽玄米に変えるだけで毎回の食事の栄養バランスをグンとよくすることができます。



①カカオ(ポリフェノール)
           
チョコレートやココアの原料となり、食物繊維やカルシウム、鉄など栄養豊富なうえ、カカオに含まれるポリフェノールには抗酸化作用のほか、ストレスをやわらげる作用があります。
さらに、カカオ豆にはテオブロミンという成分があり血行を良くして緊張をやわらげる効果があるといわれているのです。



②キャベツ(ビタミンC・U)
   
ストレスを感じると体内でビタミンCを大量に消費し、体内のビタミンCが不足することでストレスに弱くなり、心身の不調にもつながります。
そこでビタミンCを摂取し体内のビタミンC不足を解消することでストレスが軽減されるのです。
キャベツはビタミンCが豊富で、葉を生で2~3枚食べることで、1日に必要なビタミンC量の50%以上が満たされます。
特にキャベツの外側の緑色の葉や普段捨ててしまいがちな芯の近くには、特にビタミンCが多く含まれているのです。
ほかにもビタミンUという成分が胃腸の粘膜の修復機能をしてくれるので、ストレスが胃に出やすいようなときの対策にもなります。

[ビタミンUに期待できる効果・効能]
・胃潰瘍・十二指腸潰瘍を防ぐ
・二日酔い予防
・がんなどを予防する
・脂肪肝を予防する


③発芽玄米(ギャバ)

         

リラックスしているときに出るα波という脳波が、ギャバを摂取することで増加して、ストレスからくる症状や悪影響を防いでくれるのです。
ほかにもギャバは睡眠にも関係していて、強いストレスがかかり興奮状態になると体が睡眠に入りにくくなるのをギャバが抑え睡眠に入りやすい環境を整えてくれます。
またギャバは睡眠中に生成されるため、睡眠不足などによってギャバ不足になるような悪循環に陥らないためにも食事やサプリメントによる摂取が大切です。



④カツオやマグロ(ビタミンB6)
カツオやマグロに多く含まれるビタミンB6はギャバを効率良く生成するために必要な栄養素です。
たんぱく質をアミノ酸に分解するサポートをし、ギャバをはじめとする神経伝達物質の合成に働きます。
ビタミンB6の不足によってギャバがつくられないと、イライラや情緒不安定、不眠が引き起こされたりするのです。



⑤ヘマトコッカス藻や鮭(アスタキサンチン)
ヘマト コッカス藻などを餌にして成長するサケは、厳しい環境の中をストレスと戦い激流の川をさかのぼります。
体内に蓄えられたアスタキサンチンが活性酸素を除去することで、疲労を回復させているのです。
このアスタキサンチンは卵であるイクラにも受け継がれ、イクラが孵化するまでの間、紫外線などから卵を守っています。
人間がアスタキサンチンを体内に摂りいれることでもストレスや紫外線などから身を守ってくれる働きがあるのです。



⑥ヨーグルトや牛乳(カルシウム)
カルシウムが不足することで脳の働きが低下して、イライラしたり神経が過敏になったりすることがあります。
カルシウムには神経の伝達が正常に行われるように保つ効果や緊張・興奮を静めてイライラや過敏症などのストレスをやわらげる効果があるのです。


                 






【五月病対策では控えたい食事】
五月病対策に限らず、食事を摂るうえで大切なことは栄養バランスに気をつけることです。
たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく摂るようにしましょう。つまり、栄養バランスの偏った食事はNGです。
特に注意したいのは、糖質・脂質を過剰摂取して体を疲れさせてしまうこと。忙しいと、おにぎりだけ、パンだけ、ラーメンだけ、という「◯◯だけ」な食事になりがちです。しかし、これらの食事には糖質や脂質が多く含まれています。糖質・脂質を代謝してエネルギーとして活用するために、体に必要なビタミンやミネラルが不足しています。
そうすると、「やる気がでない」「体がだるい」といった五月病になりかねません。忙しいときもみそ汁やスープ、サラダなどを一緒に食べるようにして、栄養バランスを良くすることを心がけましょう!!


















 
未来経営塾







  
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  管理栄養士 吉岡 美保

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