経営者のための健康相談室



      みらい本舗
キーワード:




















 


経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。


【経営者のための健康情報 / 2018年11月号】





 ★ パクチーブーム ★





 2016年ころより続いているパクチーブーム。先日レストランのサラダ―バーにもパクチーサラダがあり、人気があるようでした。また、スーパーの野菜売り場でも並んでいて、より身近な野菜になりました。ただあの独特な香りは好き嫌いが分かれるところです。
カレーのスパイスとして使われているコリアンダーはパクチーと同じもの。
パクチーはタイ語で、コリアンダーはパクチーの英語名です。
日本では使用状態によって名前が異なり、生のまま料理に使う場合はパクチー、葉や種を乾燥させて細かく砕いたパウダー状のものをコリアンダーと呼び分けています。また、中華料理で使われる香菜(シャンツァイ)も同じもの。パクチーは多くの呼び名を持っているのです。
セリ科の植物であるコリアンダーは、古くからパウダー状の香辛料として用いられてきました。歴史は紀元前にまでさかのぼり、古代エジプトでは料理や医療のほか、儀式にも用いられていたと言われています。
その後はアジアや南米にも広まり、日本に伝えられたのは10世紀ごろ。ポルトガル語を由来とする和名「コエンドロ」と呼ばれていましたが、独特の強い香りを持つコリアンダーは日本の料理に馴染むことが難しく、ほとんど口にされることはありませんでした。
1980年代、世界中で広まりを見せたエスニック料理は日本でも流行し、タイ語であるパクチーの名で呼ばれるようになりました。

 パクチーの和名は「カメムシ草」
パクチーは、コリアンダー・香菜(シャンツァイ)・コエンドロと呼ばれるほか、「カメムシ草」と呼ばれることもあります。
悪臭を発するカメムシの臭いに似ていることから付けられた俗称ですが、コリアンダーはギリシャ語の”koris”が由来という説もあり、全く関連がないということでもないようです。また、パクチーとカメムシの臭い成分はほぼ同じ、という説もあります。

パクチーに含まれる栄養素
食事のアクセントとなるだけでなく、優れた栄養素にも注目が集まっているパクチー。体内でビタミンAに変化するβカロテンが多く、ビタミンC、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンBも豊富に含まれています。
カリウム、カルシウム、マグネシウムや鉄のほか、精油成分のリナロール、ゲラニオール、ボルネオールなども含んでいます。
                                         管理栄養士 吉岡 美保


【パクチーに期待できるさまざまな効能】

豊富な栄養成分を持つパクチーには、様々な健康効果が期待されています。
気になる方が多いあの独特な香りですが、あの香りによって消化や食欲の促進、体内のガスの発生の抑制、それに加えて胃腸を整える効果があります。もともと気温の高い国で好んで使われるので夏バテした時などに非常に効果的な香辛野菜です。そのほかの効能として関節痛や偏頭痛の緩和、喉の痛みの鎮静作用や二日酔いの防止などにも効果があります。
またパクチーの葉に含まれるβカロテンには抗酸化作用がありガンの予防や肝機能の回復、アンチエイジングにも効果を発揮します、ビタミン類のほかにカルシウムや鉄分を豊富に含んでおりデトックス効果や美肌効果も期待できます。直接食べずにパクチーの汁で口をゆすぐことにより口内炎の緩和や消臭効果で加齢臭の改善や予防になどの効能もあります。
人は知らないうちに体内に鉛やアルミニウム、水銀などの重金属や有害ミネラルを溜め込んでしまっています。そうなると角質代謝が悪くなりニキビやくすみの原因になり、また活性酸素を発生させるので血管や細胞を傷つけ老化が進んでしまいます。
パクチーに含まれる豊富なビタミン類には重金属や有害ミネラルを脳や脊髄などの細胞から離れさせ体外に排出させる効果があり、さらに腸内のガスの排出を促し便の通りをよくするので美肌作りのも大変効果があります。より効果的に排出させるためには含硫成分のあるネギ野菜類と一緒に食べるのが効果的です。これは互いが匂いを打ち消し合うのであの独特な香りが苦手という方でも食べやすくなります。

【栄養効能まとめ】

βカロテン
体内でビタミンAに変換される。抗酸化作用や免疫増強の働きがあり、風邪の予防や粘膜保護の効果もあります。

ビタミンC
細胞と細胞をつなげるコラーゲン生成に必要な物質。皮膚や粘膜を健康に保ち、メラニン抑制、風邪やストレスへの抵抗力を強める働きがあります。

ビタミンK
血液を凝固させる働きがある。骨の形成など、骨の健康維持にも欠かせないもの。

カリウム
細胞を正常に保ち、血圧を調整する働きがある。
抗酸化作用・風邪予防・血管・血圧・骨・細胞の健康維持のほか、美肌効果・体内の有害毒素の排出(デトックス)・食欲増進・免疫力アップなど、さまざまな効果が望めます。


 クセの強いパクチー。おいしさにハマる人がいる一方、「どうしても食べられない」という人が多いのも事実。「みんながおいしそうに食べているし、栄養素も多いから」とチャレンジしてもやっぱりダメという場合、実は遺伝子に原因があるかもしれません。
人間は、匂いを嗅ぎ分ける遺伝子をいくつか持っています。その中のひとつ、「OR6A2」という遺伝子を持っているかいないかでパクチーの好き嫌いが変わるのではないか、という研究結果が発表されているのです。
ヨーロッパでは「OR6A2」の遺伝子を持つ人が約半数とされており、さらにそのうち15%が「パクチーは石鹸の香りがする」と認識しているとも。
パクチーの匂いはアルデヒドという成分からもたらされますが、アルデヒドは石鹸や香水にも使われるもの。「パクチーは石鹸の香り」と認識する人がいてもおかしくありません。
「OR6A2」に変異がある場合はアルデヒドへの反応が強く出て、脳内で不快な臭い・危険な臭いとして認識されます。遺伝子レベルの話のため、気持ちだけでパクチーを食べようとしても難しい場合があるかもしれません。
また、シナモンやバニラにもアルデヒドが含まれています。こちらも苦手な人が見受けられる香辛料。シナモンやバニラ、香水が苦手という人も、遺伝子が関わっているのかもしれません。 
































 
未来経営塾







  
  経営者(又は奥様)の方々の食生活に関するご質問をお受け致します。
  ご質問のある方は hanjou-1@mirai-j.co.jp まで。
  お待ちしています!!
  管理栄養士 吉岡 美保

トップページ 経営コンサルティングとは 経営コンサルティングMENU 経営コンサルタント吉岡憲章プロフィール
吉岡憲章雑誌掲載履歴 経営コンサルタント吉岡憲章著書紹介 
未来事業会社案内 未来経営研究会 相互リンク 相互リンク1 相互リンク2 相互リンク3
相互リンク4 e-経営コンサルタント通信メルマガ登録 ■メルマガバックナンバー 無料経営相談のお申し込み お問い合わせフォーム

Copyright (c) 2003-2015  未来事業株式会社 All rights reserved.