e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2010.01.13 Wed. Vol.472
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◆今月(1月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
 『デフレ宣言の下、経営者はより安全な方向への舵とり沈着・冷静な判断を!』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
  『お雑煮は“五臓を保護する”意味合いがある』『全国各地のお雑煮紹介』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        強い部下を育てよう  
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】計画書作成が改革のスタート!
  03:【コンサルの視点】         変えろ 変えろ 自分を変えろ!
  04:【経営相談Q&A】         KYTとは何ですか?
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┃01┃経営発展のヒント     『強い部下を育てよう』
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 新年に入りすでに2週間近く経過した。「おめでとうございます。今年もよろ
しくお願いします」との挨拶も一巡をしたことだろうと思う。おとそ気分はすっ
かりなくなり、今年のわが社の立ち上げに邁進されていることだろう。

 少しばかり株価が上がり始めたが、我々中小企業にとってはこの先の景気の二
番底を警戒せずにはおられない。今年の経営方針には多くの方が厳しい姿勢を打
ち出したことと思う。ぜひ、この一年間その厳しさを持ち続けていただきたい。

 ところで、経営業績のよい企業は間違いなく“現場が優れている”といえる。
その現場には、方針に対して敏感に反応する、1の指示に対して3も4も膨らま
して実行に移行する、社長や経営幹部の目の届かないところまで補う力を持つ、
そんなスゴイ部下がいるはずだ。

 さて、あなたにこのような部下はいるだろうか?「冗談じゃない、そんな部下
がいたら苦労はしないよ!」という声が聞こえてくるような気がする。まさに、
資金繰りに、売上げに、コスト高に苦労を重ねておられることは理解できる。
 しかし、経営者がもっとも苦労しなければならないことは“かけがえのないほ
どの強い部下になるように社員たちを育てることではないだろうか。

 ぜひ、この先1年間をかけてたった一人でも良いから“強い部下”を育てるこ
とに全力を尽くしたらいかがだろうか。そうすれば、自ずと現場は素晴らしいも
のに生まれ変わることだろう。そして、当然のことながら会社の経営はより健全
になっていくに違いない。

 それでは、どうやったら強い部下に育てることができるだろうか。それは言わ
ずもがな“自分自身”が強くなることだ。誰にも負けないくらいの強さを誇れる
ようになるための努力をすることだ、と思う。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『計画書作成が改革のスタート!』
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経営者が、自社をこのような企業にしたいという思いを具体的な形にするのが、
計画書だ。これを取引先、社員、金融機関に提出することにより、はじめて自社に対
する協力体制が明確になる。特に、社員はこの計画書を提示され、自分達がなす
べき課題を明確にすることができる。また、金融機関においては、企業が今後、
どのような形での支援を求めているのか、どのような形で支援が出来るのか、検
討資料となるはずだ。そのような意味からも、この計画書は重要な位置を占める
こととなる。また、経営者はこの数値を基準に経営管理を行うこととなる。

ある経営者は、昨年12月4日から施行された中小企業金融円滑化法案に記載さ
れている、リスケを行う場合において計画書作成は急がない、後ほど作成すれば
良いとの事項を盾にして「計画書作成は急がない」という方が多い。しかし、計
画書は企業のバイブルだ。

  金融機関はこの計画書があってはじめて融資可否の検討材料となる。
   金融機関は計画書が提出されると、実現性があるかの検証を開始する。

ポイントは、該当企業が赤字ならばいつ解消されるのか。債務超過先ならばいつ
解消されるのか、また、借入金がある先については、いつ解消されるのかだ。こ
れらの3大ポイントが第3者である金融機関が納得できてはじめて、計画書とし
て日の目を見ることが出来るのだ。それならば、計画書作成時において、達成し
やすい計画書を作成すれば良いのかというと、そうでもないのだ。ある程度、達
成基準が定められていて、その数値をクリアーすることも必要となるはずだ。計
画書作成においては、過去の実績から求める計画数値と、先ほど述べた3大ポイ
ントのクリアー、両者を充足してこそ初めて計画書として認められることとなる。

計画書作成は、それこそ改革のスタートだ。作成するのが本来の目的ではなく、
計画したものが、計画通り達成出来ているのかの確認が必要なのだ。毎月、計画
と実績を確認し、達成出来ていない場合は、なぜ、達成できないのか、達成出来
ない要因の分析とその対策が最も必要なこととなるはずだ。

取引先、社員、金融機関が企業に求めていることは、企業の進むべき道がきちんと
明示され、それが計画通り運営されているかということだ。今こそ計画書を作成
するのはもとより、これをきちんと使いこなすことが必要となってきている。

                  【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点    『変えろ 変えろ 自分を変えろ!』
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新しい年を迎えて、一番乗りで初詣にいってきた。
この正月をきっかけにして、心機一転今年は何事にも「変革」して頑張るぞと誓っ
てきた。変革とは一言でいえば、「変える」ことだ。

「変わる」と「変える」これらは一見同じように受け取られる。しかし、その言葉
の真意はまったく違うものだ。「変わる」ことには、それほど強い意志は見られな
いが、これに対し、「変える」ことには強い意志を感じられる。

先日かかりつけのお医者よりお酒のドクターストップがかかった。
プリン体が体にいけないのだと説明を受けた。家に帰ってみると丁度テレビコマー
シャルで脱プリン体の新ビールの宣伝をしていていた。このビールに変えようと思
っていたら、よくみると脱プリン体100%でないことが分かった。もう少しで弱
い意志で変わりそうになるところだった。

タバコでも同じことがいえるのではないだろうか。
タバコを40本から10本にしたといって自慢しても、これは改善のアプローチだ。
タバコを喫うということが問題であって、10本だろうと20本だろうと同じにみ
なされてしまう。

タバコをやめたい人に「よし、今からタバコをやめた」と言って残りのタバコを思
い切ってゴミ箱に棄てる人はやめられる。しかし、「いい話を聞いた。残りを吸い
終わったら、明日からやめるぞ」という人はやめられない。強い変える意志がみら
れないからだ。

会社にとっても同じことだ。
まず最初の一歩は、企業のトップが変革することだ。
トップが危機感を持ち、現状の問題点をクリァすることが大事なことだ。
そして、どの方向に向いて進まなければならないかを、示さなければならない。

改革でまず必要なことは、他人を変えることより、まず自分を変えることだ。自分
が変われば会社も変わってくるものだ。
次のことを唱和して今年も頑張っていくことにしている。

「変えろ 変えろ 自分を変えろ 自分が変われば 会社も変わる」

           【未来事業 マネジメントコンサルタント  石黒 和男】

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┃04┃経営相談Q&A     『KYTとは何ですか?』
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Q: 現場でよく聞く「KYT」とは何を意味するのですか
A: 危険(K)予知(Y)Training の頭文字をとったものです。

日常の現場作業、自動車運転の中から、普段は気がつかない危険を予知できて、
その対応行動を、自ら取れるように訓練する方式である。
やり方は次の4ステップを取る。

 まず、作業現場や通勤時の何気ない風景を写真に撮り又はイラスト図を書き、
それらの図表を前にグループ員は

1. 現状把握―――どんな危険が潜んでいるか
         問題点をグループ員に自由に指摘させる。
2. 本質追求―――これが危険のポイントだ
         その問題点の原因について話し合い、問題点を整理する。
3. 対策案の樹立―――あなたならどうする。
           整理した問題点について、対応策を考える。
4. 実行する

 皆で合意したら、この内容を今日から実行する。
例えば、交通KYTで、片側一車線通りで、進行方向の横断歩道の前に駐車した
車があったら、あなたはどういう運転の仕方をしますか?

          【未来事業 マネジメントコンサルタント 竹中 栄一】


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