e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2009.11.25   Wed. vol.467
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◆今月(11月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
 『大不況を生き残っていくため100日戦争を!』『未来は実行のお手伝い』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
『新型インフルエンザには免疫力アップのなべ料理でたんぱく質と野菜を!』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        気魄を込めて壁にぶつかろう  
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】返済猶予法案可決で金融機関は?
  03:【コンサルの視点】         経営者よ!見栄を捨てよ
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┃01┃経営発展のヒント    『気魄を込めて壁にぶつかろう』
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 私はクライアントの経営再生のお手伝いをするにあたって、社長の経営に対す
る考え方や取り組む姿勢を確認することからスタートする。次に経営を厳しい状
態に追い込んだ原因は何か、を財務諸表などから分析・診断する。これをデュー
デリ(会計精査)という。その上で経営改革のためのシナリオ(経営計画書)を
作ることになる。

 こんな中で、多くのコンサルや指導員のやり方を拝見していると、経営診断や
分析に重点がおかれ、この先のシナリオにほとんど触れていないケースが多い。
経営は過去に対してすることではなく、わが社の“未来”に対して行うことだと
いうことを忘れているようだ。いや“未来”に対してどのように挑戦するかの戦
略を自信を持って立てられないから、というのが本音だろう。

 経営者にとって、わが社の経営をすること、すなわち“未来”に向かって進む
ということは、これまでに経験のない道を歩むことだ。この道を右に行くか左に
するかを選ぶ場合はまだよい。道のないところに道を作って進まねばならない場
合もある。

 この先、どんな壁が待ち受けているだろうか、落とし穴があるのではないだろ
うか、と考えると身がすくみ、腰が引けてくる。予想されるリスクを回避しなが
ら進んでいくのだが、おっかなびっくり進むのでは後ろについてくる部下たちの
不安は増すばかり。これでは、何かのときに持っている力を発揮できず敗軍とな
ってしまう。

 こんな時、経営者は“腰を据えて壁にぶつかる”気迫を持つことだ。もし撥ね
返されたら、その経験は自分自身をより強く深いものに成長させてくれると思う
ことだ。私は経営にあたっていつも高村光太郎の「道程」という詩を頭の中に思
い浮かべ、自分自身を奮い立たせることにしている。

             
           「道程」     高村光太郎

僕の前に道はない  僕の後ろに道は出来る  ああ、自然よ  父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ  僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ  この遠い道程のため  この遠い道程のため


 まさに、経営者のこころの持ち方について語っているようではないか。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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 私はこの執筆をするに当たって「価値観」「経営理念」「将来設計」そして
「挑戦」をキーワードとした。自社を経営するに当たって、経営者は大事な社
員たちのこころにも、思いをめぐらせて欲しい。

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『返済猶予法案可決で金融機関は?』
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金融機関に借入金の返済猶予を促す「中小企業等金融円滑法案」(モラトリアム法
案)が、可決された。同時に、「金融庁マニュアル」と「監督指針」の改定案も認
可とのことだ。金融機関にとって一番厄介なのは「金融検査マニュアル」の改訂。

この法案によると、返済猶予など貸付条件変更を要請した中小企業に対して、提
出が義務付けられている経営改善計画の策定が最長1年、猶予。この間、金融機
関は中小企業を不良債権とみなさず、1年間かけて経営改善計画を作るように指
導。また、条件変更を求めた中小企業に対し金融機関職員が「きめ細かい対応を
行っているかどうか」を人事評価の対象にするとのことだ。金融機関が条件変更
に応じた中小企業を不良債権とみなさず追加融資を行う。その結果として、地域
金融機関の自己資金を下回っても処分しないということだ。

中小企業によっては、返済猶予の申請を早速したいという声を聞く。申請理由は
到って簡単。資金繰りが厳しいから、借入金の返済を中断すれば一息できるとい
うことだ。そして、追加融資もお願い出来るからだと言う。多くの経営者は、金
融機関に借入金の返済猶予を申請すれば、うるさいことを言われずに、簡単に認
可される。また、場合によっては、追加融資を受けられると思っているようだ。

しかし、本当にこのような思いの中小企業が、今後生き残っていくことが出来る
のだろうか?「中小企業等金融円滑法案」の本来の目的は、一時的に資金繰りが
厳しい中小企業に対して行う緊急避難的対処。返済猶予を受けている期間中に、
利益を創出出来る企業になることが一番の目的だ。

現状において、営業利益が▲の中小企業が返済猶予を受けたとしても、追加融資
が必要なのは明白。今回の法案においては、最長1年間かけて経営改善計画を作
成すれば良いという。しかし、何と言っても、

 利益体質をうむ企業にするには、必ず経営改善計画書が必要だ。
  今後の進むべき方向性を、経営改善計画書にて表わすことになるからだ。

金融機関に返済猶予をお願いするときには、今後、このような事業展開を行い、
このようにして利益を創出する。このことを、経営改善計画にて表わすことが最
も必要。返済猶予は、一時避難方法。返済猶予で全て終わりと誤解するのではな
く、返済猶予は始まり、これらの必需品が経営改善計画書であり、早急に作成す
ることを忘れてはならない。

                  【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点    『経営者よ!見栄を捨てよ』
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 今までお付き合いをしてきた経営者、特にオーナー経営者は人一倍見栄っ張り
で、我が強く、人を自分の思うように動かしたいと思っている方が多いように思
う。このような個性の強さがなければ起業することは難しいし、自分の生活を犠
牲にし、寝ても覚めても会社を背負っていくという緊張感に耐えることはできな
いのだろう。そういう意味では「見栄」は人間の成長・発達のために必要不可欠
な糧であり、苦境を耐えしのぶ鎮痛剤のような役割も果たしていると思う。

 ところが市場や環境の変化により、売上が右肩下がりになり、会社が窮境に陥
ってくると、成長・発達の糧であったはずの見栄が一転して経営再建の邪魔をす
るようになる。会社経営の見栄に粉飾決算がある。なぜ、粉飾決算をしたのかと
尋ねると、赤字になったら銀行から金を借りられない、公共工事の受注が出来な
い、取引先の信用がなくなるといった答えが返ってくる。もちろん、これは事実
だが、その根底には経営者自身の見栄が見え隠れする。

 赤字であっても法人税を払い続け、銀行から年間売上高と同額近くまで借金を
増やし、地域の名誉職にしがみつき、豪邸や高級車を借金しながら買い、名門ゴ
ルフ場で週2回以上プレイをするというようなことを現状も顧みず行っていると
なると、見栄病に罹っているとしか言いようがない。また、このような経営者に
何のために会社経営をしているのかと尋ねると、お客に喜んでもらうためとか、
地域社会に貢献するためとか、従業員の生活を守るためとか、大変立派な答えが
返ってくることが多いが、会社がどれだけの粗利益・営業利益・経常利益を上
げ、従業員一人当たりの加工高はいくらなのか、企業として儲かっているのかと
いう話になると、突然曖昧になってしまう。この状態が数年続けば、当然のこと
ながら会社破綻=自己破産への道をまっしぐらということになる。
 
 ではこのような状況に立ち至ったなら経営者はどのような行動をとればよいの
だろうか。私がお勧めするのはとりあえず自分自身を取り戻すために、見栄や我
執を捨て、裸になることだ。そこに新しい展望が開けるように思う。「今はしか
し 唐の詩人のように城外へ出て この辺を歩いて 生垣になるサンザシの実や
ホウコグサなどを摘んだり はてしない存在 を淋しく思うだけだ。」(「西
脇順三郎詩集」より)という境地を一度味わうことではなかろうか。

 しかしそれだけでは終われないのがオーナー経営者だ。オーナーに定年はない。
金融機関の支援が得られ、精神的な活力が戻ってきたなら、再度本当の意味で、
顧客・地域社会・従業員のために、企業再生の戦いを始めていただきたい。

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