e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2009.11.04   Wed. vol.464
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 □吉岡憲章のコラム 
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        勝敗は戦う前に決まっている 
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】企業再建は現場を知ることから
  03:【コンサルの視点】         徹底したムダ排除で赤字退治を!
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┃01┃経営発展のヒント     『勝敗は戦う前に決まっている』
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 歴史の話で恐縮だが、今から430年ほど前のこと、織田信長・徳川家康連合
軍と武田勝頼軍が三河の長篠城をめぐって「長篠の戦い」があったことは世にも
名高い話なのでご存知の方も多いことだろう。

 徳川の最前線である長篠城を1万5千人の武田軍が包囲・攻撃をした。これに
対して織田・徳川軍は3万8千人の大軍を率いて長篠城の手前の設楽原に布陣。
信長はここに武田の騎馬隊を誘い込み、3千丁の鉄砲をもって武田軍を壊滅させ、
武田家の滅亡につながった。

 ここで、“なるほど”と思うことがいくつかある。
まず、当時としては考えられないほどの大量の鉄砲を戦の主体に使ったこと。さ
らに鉄砲隊を3つに分け、弾込めロスをなくす三段撃ち戦法をとったこと。
 敵からはあまり見通しのよくない設楽原の地を生かし、そこに三重の土塁に馬
防柵を築くという騎馬対策を完璧にした。
 さらに驚くことに、本来であれば虚勢を張ったりして我が軍を強く見せるのが
戦の常道なのだが、信長は逆に“弱い”と吹聴して回った。鉄砲を主力とする戦
を前提としていたために、武田軍を誘い込むことが狙いだったといわれている。
 こう考えてみると、この戦が織田・徳川軍の圧勝に終わったことが頷ける。

 「戦いの勝負の7割は戦場に出るまでに決まっている。戦場で決するのは3割で
ある」これが信長の持論ということだ。
 大量の鉄砲の入手、三段撃ちの訓練、馬防柵のための丸太、戦場の設定、そし
て情報の意識的流布・・・つまり、鉄砲戦を主体として勝つために考えられるあ
らゆる準備に徹したから、“勝つべくして勝った”のだろう。

 経営者としてのわれわれは“ビジネスの戦い”に挑むとき、これほどの事前準
備をして取り掛かるだろうか。むしろ“行き当たりばったり”で、問題があれば
その場で解決しよう、とばかりの無手勝流のために武田軍のように大失敗してし
まうことになることが多いのではないかと思う。

 ことに臨むとき、信長の“戦の前に勝負の7割は決まる”ことを念頭に置きた
いものだ。
                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『企業再建は現場を知ることから』
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中小企業再生支援協議会主催の事業デューデリジェンス研修会が開催され、参加
させて頂いた。講師は、中小企業再生支援本部から来られるとのこと。ある程度
一般的な説明で終始してしまうのではないか、との思いで参加した。この種の研
修会の多くは、事業デューデリ報告書作成はこうすべきである、だから、このよ
うに作成すること、などという一方的な研修会が多い。しかし、今回の研修会は、
全く違って、非常に興味深いものだった。

中小企業再生支援全国本部からきた講師の一人は、私が銀行員時代に数回お会い
している方であった。無論、当時若かった私のことなどは、覚えていないと思う
が・・。その方は、某銀行OBであり大手小売更正会社の再建チームの一人で私は
当時更正会社の担当補助をしていた。その関係で、この方と接点があった。当時
の更正会社の従業員にとってみれば、再建チームを受け入れるに当って、数字分
析をしているだけの銀行員に何が出来るのだ、お手並み拝見といったところであ
ったはずだ。

そこで、この方が行なったことは、小売の現場に出向くこと。店長になり現場を
知ることであった。現場を知らなくて何が出来るのだ、現場を知ってこそ企業再
建が出来るのだ、という信念の基での行動であった。今回の研修趣旨は事業デュ
ーデリ報告書作成の基本はあるものの、現場を理解出来なければ何も始まらない、
全て現場に立脚したものでなくてはならない、ということであった。

赤字補填融資を常に受けている中小企業経営者曰く、このような状況下、銀行員
税理士は直ぐ人件費を削減しろ、という。銀行員、税理士は、中小企業経営の現
状を全く判っていない。人を辞めさせたり、人件費を削減すれば士気がさがる。
また、人がいなければきちんとしたサービスが出来ない、などという。経費削減
は必要なこと、人件費削減もしかり。

   しかし、多くの銀行員、税理士が陥りやすい勘違いは、
      現場を見ずに経営分析数字だけで人件費削減を行なうことだ。

経営が厳しくなった中小企業へアドバイスを行なったり、一緒に事業再生計画書
を作成するときには、現場に回帰することが必要だ。企業の再建を担うに当たっ
て、中小企業の多くは経営分析だけで判断することは出来ない。

今回の事業デューデリジェンス研修会、机上論ではなく現場回帰が必要であるこ
とを説いていた。このことを、今一度認識出来たことが一番の収穫であった。

                  【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点  『徹底したムダ排除で赤字退治を行え!』
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 新政権が誕生し「ムダ根絶」を掲げてから1ヶ月半が過ぎた。
政権交代してから意欲的な姿勢が目立ち、全体としては「頑張っているな」とい
うのが率直な感想だ。

 そういったことが反映されてかテレビ欄をみると「行政刷新でムダ排除」「ム
ダ遣い徹底洗い出し」「注目のムダ撲滅チーム発足」などなど・・・ムダ取りの
特集を取り上げているのが目に付く。

なかでも、歳出のムダを洗い出す行政刷新会議では95兆円超に膨らんだ来年度
予算を削りとるため、実動部隊のワーキンググループを発足させ、「有益なこと
を一つ始めるよりも、無益なことを一つ減らす」との方針が示された。新政権に
とってこれからが真価を問われることになるだろう。

 このオンパレードとなっているムダとは、昔は「無駄」と漢字で書いていた。
駄とは太い馬のことで、この駄を利用して荷物の運賃を稼いでいた。これを駄賃
と言っていた。駄賃を貰えない仕事や役に立たない仕事は駄賃がないから無駄と
称した。これが無駄という言葉が生まれた経緯だ。その後、漢字で標記するのは
経済的でないということから、最近ではカタカナで書くことが多くなった。

 このようにムダとは「役に立たないこと」とか、「利益にならないこと」と言
われているが、これだけでは、ムダに対して人それぞれの見方が違ってしまう。

 たとえば、販売の売上げが伸びている時は、在庫を持っていても余り感じない
ものだ。それは、販売部門の人たちにとって、欠品は最大の敵である。そのため
在庫は必要となる。ところが、いまのように売上げが落ち込んでくると、在庫は
悪魔に変身する。とくに経営者にとって資金難は、大変つらい。すなわち在庫は
「罪固」となってしまう。
 
 そこで発想を変え、有益なことは、「付加価値=お金になるもの」として、そ
れ以外のものをムダとすればよい。つまり、ムダとは「付加価値=お金」以外の
ものを指してみると「ムダ=不加価値」がはっきりと見えてくる。    

 「儲からない」と嘆く会社ほど数多くのムダがはびこっている。なかでも管理
のムダ、歩行のムダ、品質のムダ、重複のムダ、停滞のムダ、誤りのムダ、確認
のムダなど数えあげたら切がない。

   いまこそ徹底したムダ排除を行い、赤字退治をしようではないか。

         【未来事業 マネジメントコンサルタント 石黒 和男】

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