e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2009.9.02 Wed. vol.455
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◆今月(9月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
    『大不況を生き残るためには−100日戦争を勝ち抜くこと』
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 □経営者のための健康情報
 『夏の疲れにはビタミンB1を!』『豚肉、ウナギ、玄米、オレンジ果汁等』
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        3つの“しんか”             
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】試算表は毎月作成し銀行に提出    
  03:【コンサルの視点】         水戸藩名残の町を散策して
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┃01┃経営発展のヒント      『3つの“しんか”』
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 “将来のわが国の歴史に残るかもしれない”とも言われた総選挙も終わり、マ
スコミが予測したように政権が交代した。この先現実の“国の経営”がいかに大
変なものか新しい経営者(新内閣)は身にしみることだろう。
 
 年商(税収入)よりはるかに多い借金(国債など)を抱え、身の保全を第一に
考え、縄張り主義で予算は余すことなく使い切る幹部社員たち(官僚)を使って
顧客(国民)の要求に応えるべく、わが国の経営にあたるのは並大抵なことでは
難しい。やがて、これまでの“口だけの野党”がどんなに気楽だったかも痛感す
ることになるだろう。

 何がわが国の発展のために価値があることかを見極め、単なるパフォーマンス
にならぬよう、実効の上がる施策を徹底的に実行し、さらにそれを深めて行って
ほしいものだ。

 ただし、このことは国の経営だけでなく私たち中小企業の経営においても全く
同じことだ。わが社の“商品やサービス”はお客様にとって本当に価値があるか
どうかが経営の原点となる。すなわち、その“真価”が問われる。

 そして、この先、成長・発展していくためには、現在の商品・サービスをさら
に深く磨き上げる、つまり“深化”させねばならないだろう。さらにこれからの
世の中の変化はこれまでよりもさらに大きい。この変化に対応できるように“進
化”させていくことが必要だ。

この3つの“しんか”つまり“真価”“深化”“進化”を念頭に置いて、わが社
の経営にあたっていただきたいものだと思う。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『試算表は毎月作成し銀行に提出』
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毎年、メインである地方銀行から納税資金、信用金庫からは賞与資金融資を受け
ている企業がある。この企業は地方銀行、地元信用金庫の2行体制。今年も、賞
与資金は信用金庫から実行を受け、今回、地方銀行へ納税資金を申込みという。
しかし、経営者からの報告によると、納税資金融資について地方銀行がなかなか
承諾してくれないとのことだ。

銀行が融資審査において、重点をおくことは、1、申し込みの資金は何に使うの
か(資金使途・金額)2、どのように返済するのか(返済財源・返済計画)3、返済
できなかった場合の対応は(担保・保証人)だ。経営者から、決算内容を聞くと、
最近の決算において大幅な赤字、債務超過とのこと。これが事実だとしたら、融
資審査において、重点をおくことの3項目のうち、2、の返済財源が問題となっ
ているのだろう。

なお悪いことに、この企業、売上が3億円もあるのにも関わらず、試算表作成は
年に1度。当然、銀行への提出はしていないとのことだ。銀行からは、試算表提
出を要請されていたが、提出したことはないとのこと。今回の納税資金融資、銀
行にとってみれば、決算書をみて、びっくりということではないだろうか。黒字
だと思っていたが、業績悪化で大幅赤字、それに加えて債務超過だ。銀行は、資
金使途が明確であっても返済財源が確保出来ないと判断した。

経営者からみれば、永年の取引であり延滞も一度もない、今まで融資を受けてい
て何故急に融資が難しいとなってしまうのかと思う。この経営者、慌てて賞与資
金の融資を受けている信用金庫へ相談。しかし信金としては今まで、2行行なっ
てきた支援体制を崩す訳にはいかない。今一度、地方銀行に相談に行くようにと
のことだ。当然と言えば当然だ。

納税資金を申し込んだ地方銀行からは、赤字解消策と債務超過解消策を提出する
ように、とのこと。私は

  赤字でも融資を受けるためには事業計画書作成し、返済計画を明確に
    することが必要なことを説明。経営が悪くなった原因を明確にし、
         具体的施策を盛り込んだ計画書を作成することが必要だ。

企業の経営は1年間で激動してしまう。決算書が出来上がってから、何かしよう
としても、無理なこと。今回のように、融資を断られ慌てふためくということに
なってしまう。このようなことを防ぐためにも、毎月の試算表が必要だ。そして
毎月銀行へ提出、銀行に現状を説明しておけばこのようなことは起こらない。

                  【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点    『水戸藩名残の町を散策して』
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 8月のお盆休み、茨城県水戸市を旅した。水戸は子沢山であった徳川家康の11
男、徳川頼房を始祖とする水戸徳川家35万石の城下町として栄えた。テレビでお
馴染み、水戸黄門こと徳川光圀は2代藩主、黄門は光圀が中納言であったことか
ら中国の官名で中納言を表す黄門を通称として使ったことによる。
 
 水戸の観光地と言えば、日本三大名園の一つ偕楽園。まず、偕楽園に向かう。
初春の梅のシーズンには沢山の観光客であふれるのだろうが、盛夏のこととて人
影もまばら。偕楽園の中にある好文亭を見学した。好文亭は偕楽園を創設した9
代藩主徳川斉昭が自ら建築意匠を行ったと言われている。3階の楽寿楼からは庭
園の全域ばかりでなく、遠く栃木の山々も望むことができる。水戸藩35万石とは
いえ、御三家の一つとして体面を保つための出費が多く、財政は豊かではなく、
斉昭の時代には藩政改革が行われた。領内には倹約令が出され、歌舞音曲は一切
禁止であった。

 このような中で偕楽園・好文亭は休養・娯楽の施設として、詩歌、茶会、城内
の奥女中の慰安の場所ともなっていたようだ。倹約・引き締め政策だけでは領内
が疲弊してしまうことへの藩主としての思いが窺われる。現代の経営者の従業員
掌握術にも通じる為政者の配慮であろう。

 昼食後、水戸藩の藩校であった弘道館に赴く。弘道館も斉昭が建設したもの
で、2代光圀の遺志を受け継いで建てた当時最大の藩校。財政が豊かでなかった
水戸藩の気風を表す質実剛健、水戸学の中心思想である尊王攘夷・幕藩体制保持
の精神が教えられた。斉昭の子である徳川幕府最後の将軍徳川慶喜も11歳までこ
こで学んだという。

 尊王攘夷・幕藩体制保持の思想を説き、明治維新の先駆けとも言える水戸学も
明治維新には討幕を主張する薩長を中心とする西南雄藩の勢力に圧倒され、その
後、鳥羽伏見の戦いで朝敵となった慶喜の蟄居謹慎などで政治の表舞台からは取
り残された形で明治維新を迎えることになる。時代の流れの中でそれを先取りす
る思想を持ちながら、疾風怒濤の時代に内紛などで十分に力を発揮できず、時代
の流れに押し流されてしまった水戸藩の悲しみを見たように思う。

 水戸の街を歩くと歴史的な建物に菊のご紋と葵の紋が並列に並んでいる。徳川
幕藩体制の御三家という地位と尊王攘夷の先駆け的水戸学の複雑な立場、悩みが
そこに凝縮されているように思えた。お盆の時期、栃木県ではあるが、水戸藩に
属していた祖先に思いを馳せながら夕暮れまで水戸の街を散策した。

         【未来事業 マネジメントコンサルタント  山田 喬】

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