e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2009.4.01 Wed. vol.434
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 □吉岡憲章のコラム 
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】          唯我独尊
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】  保証協会付融資の盲点                     
  03:【コンサルの視点】    日本人の“もったいない”こそ省エネの原点                   
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┃01┃経営発展のヒント     『唯我独尊』
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 「これほど景気が厳しいとこの先どうなるかなあ。でも、今の受注先とは長い
付き合いだし、まあ何とかしてくれるだろう」「いざとなったら、仕事を頼みに
行くことにしよう。こんな時にこそ何とかしてくれるのが親会社だものな」とつ
ぶやいている経営者に時々遭遇する。

 本当にいざとなった時に望むような対応をしてくれるだろうか。こちらが苦し
いときは、いかに発注元とはいえども同じように厳しい状態にいるはずだ。今、
自社の下請けや仕入先に対して自分がどのようにしているか、をわが胸に聞いて
みるとよく分かる。

 お釈迦様は“天上天下 唯我独尊”と言われた。この意味は“この世で尊いの
は自分(お釈迦様)ただ一人”または“この世で自分(お釈迦様)だけを尊びな
さい”と解釈されていることが多いが、私はそうではないと思う。お釈迦様ほど
の方がそんなことを仰るわけはない。

 つまり“人間は誰しもこの世の中で自分が最も大事と思うものだ。このことを
踏まえて行動しなさいよ”との意味だと私は勝手に解釈している。したがって、
経営者にとっては“何よりも自社が大事”だが発注元も取引先も同じように“自
分の会社が大事”と思っているのだ、と考えることを忘れてはならない。

 こんなに何もが狂ってしまうほどの変動のなかで、発注元である大企業だって
多くが赤字転落の状態にある。わが身を守ることだけで精一杯だろう。さらに、
彼らは中小企業の痛さを知らないし、分かろうとも思わない。

 誰かに頼りたいというような甘えを捨てて、わが社は自分で守るほかはない。
フルパワーで営業活動を展開することだ。誰もが“唯我独尊”なのだから。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】
                 
★★★★皆様のご意見をお待ちしております→mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック  『保証協会付融資の盲点』
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メイン銀行に3月末の運転資金融資15百万円を申請。メイン銀行からは、10
百万円までなら融資可能。5百万円の不足については、他行から調達するように
との指示。この中小企業は3行取引体制、融資シェアーはメインが50%、残り
2行は30、20%といったところだ。困った経営者は、他の取引銀行に相談し
た所「保証協会の緊急保証制度を使いましょう」と言われた。

今までの融資は、全てプロパーなので相談をしていた銀行の担当者に、今まで、
保証協会利用がないことを説明。銀行担当者が、一緒に保証協会へ同行し企業内
容・資金使途を説明。3月末の必要資金、15百万円全額を保証協会へ申請。先
日、相談していた銀行から連絡があり、15百万円全額保証がおりたとのこと。
経営者は一安心と言ったところだ。

問題は、ここからだ。これらの経緯を、先日経営者から報告を受けた。
私「社長、これらの経緯をメイン銀行に説明したの?15百万円の融資を受けら
  れれば、メイン銀行からの融資は必要ないんじゃないの?」
社長「確かにそうだけど、メインは何も相談に乗ってくれなかった。足りない分
  は、他の銀行から借りるようにと言われたんだから、報告しなくても良いだ
  ろう」

確かにこの経営者の言い分、理解できる。しかし銀行取引はそう簡単ではない。
私「社長、メイン銀行にこれらのことを報告しないと、後々問題になるよ。今ま
  で、メイン銀行に支援してもらってきたからこそ会社の今があるんだから」

この経営者、渋々メイン銀行に報告。経営者から言わせれば、無理難題のオンパ
レードと言ったところだろう。

 「保証協会付融資は、メインバンクで行うべき。今回の保証協会
       付融資が出来ないならば、全額融資を返済していただく
             ことになります。今後の融資も出来ませんよ」

経営者にとってみれば、銀行担当者のこの言葉は全く予期せぬこと。メイン銀行
にとってみれば、面子もあり予想された発言だ。

今回、このようになったのは、相談を受けたメイン銀行の担当者の知識不足だ。
この知識不足が、結果として、中小企業を苦しめることになってしまったのだ。
中小企業に必要なことは、メイン銀行と綿密な情報交換を行うこと、連絡を密に
することだ。また、銀行担当者は企業にとって何が一番必要か考えること、そし
て何よりも、知識を身につけることが必要なのではなかろうか。今回の銀行担当
者の対応はあまりにもお粗末であった。

                  【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点  『日本人の“もったいない”こそ省エネの原点』
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 20年ほど前になるが、省エネルギー理論のリーダー的存在だった大学教授から
「省エネルギーの本質は、エネルギーをしゃぶりつくすことにある。」という言
葉を何度も伺ったことがある。

 この先生の専門分野は舶用機械であった。船や宇宙船のように、一度航海に出
ると、外部からエネルギーの供給を受けることができなくなる空間では、徹底し
た省エネルギーと積載された物資の有効活用が図られる。宇宙船では太陽光発電
以外に、燃料として使用される液体水素と人間の生存のために必要な液体酸素を
燃料電池によって反応させ、発電する。その際、発生する水を生活用水として使
うと聞く。この方が生活用水を地球から持っていくよりも燃料の負荷がはるかに
少ない。

 徳川時代の幕藩・鎖国体制下の日本では、徹底した省エネルギー・省資源が行
われた。江戸のような大都会には、日本国中からの物資の流入があったろうが、
地方の小藩においては物資の流入もほとんどなく、徹底した自給自足経済が行な
われていたと思われる。この状況、閉じられた空間という意味では、船や宇宙船
の内部と同様であったと思われる。そこで養われた考え方が今や国際語にもなっ
ている「もったいない」という考え方だ。

 現代の日本はどうだろう。食料自給率が40%程度であるにもかかわらず、賞味
期限切れ、サイズ規格外、また少々難あり、傷ありという食品が大量に廃棄され
てきた。近頃、環境意識の高まりとともにこのシステムが見直され、「わけあり
商品」として流通し始めているというニュースを聞いた。大変結構なことだと思
う。

 飲食業においても高級食材のブランドものなら高価格でもよいという需要は、
この不況下において減退している。食材も安易なブランド志向に走らず、本当に
おいしいもの、ほんものの料理を目指すべきである。また「食材をしゃぶりつく
す」調理法が望まれる。今まで捨てられていた部位に手を加え、お客様に美味し
いといわれる付加価値をつけて提供することが、これからの時代における飲食業
の責務ではなかろうか。

 幸いにして、日本には「もったいない」の伝統があり、食材をしゃぶりつくす
調理法がある。この伝統に沿って、現代の人々に喜ばれるメニューを創作するこ
とができれば、環境に敏感な女性層の支持を受け、かつ粗利益率の高いメニュー
を提供できる。これこそ、飲食業界のヒートテックとなり得ると思う。

           【未来事業 マネジメントコンサルタント 山田 喬】

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