e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2009.3.11 Wed. vol.431
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◆今月(3月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
     『経営改革とは―従来のやり方を否定し社内の革命を起こすこと』
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 □経営者のための健康情報
   『春野菜は生で食べよう』『新玉ねぎ・新じゃがいも・春キャベツの意味』  
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        “虐”ではないか?     
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】返済等の資金繰り表を作成                      
  03:【コンサルの視点】         映画「おくりびと」を観て                   
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┃01┃経営発展のヒント    『“虐”ではないか?』
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 厳しい経営にあえいでいる社長と話していると、自分の部下である社員たち、
それも幹部たちに対する評価が厳しいことが案外と共通している。そして「これ
じゃあ役に立たないからやめてもらおうかとも思っている」と深刻だ。

「うちの役員はほとんど経営について関心がない、売上げにも利益にもあまり関
心がなく、経営は社長がやればよいとでも思っているようだ」
「営業部長は本当に営業しているのかわからない。営業マンと同じレベルでただ
お客を回っているだけ」
「管理課長は机に座って言われた資料だけを作っていればよいとでも思っている
のでは。これじゃあ事務の女の子と同じだ」と続く。

  「社長の悩みは大きいようだけれど、社長は彼ら幹部にどのように教えている
の?」と質問をすると「いや、そんな程度のことは幹部なんだから教えなくたっ
てわかるのがあたり前じゃないでしょうか」と返ってくる。
 しかし、現実に問題があるのだから、“あたり前じゃないか”で終わらせてし
まっては、問題はこの先も続くことになる。

 “教えずして殺す。これを虐(ぎゃく)という”という言葉がある。
人間としての適切な生き方を何も教え諭すことをしないで、罪を犯したからと死
刑にしてしまうのは残虐というものである、という意味の論語だ。

 「そんなことは言わなくてもわかっているはずだ。わかっているのがあたり前
だ」と上から見て決め付けるのではなく、社長自らがやり方の範を示し、幹部た
ちの問題点や改善点を教えることが必要だろう。そうしないで、部下を批判する
のは“虐”につながる。

 もしかして、このように悩んでいる社長自身が部下に望むことができていない
のかもしれない。
                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】
                 
★★★★皆様のご意見をお待ちしております→mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『返済等の資金繰り表を作成』
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企業の経営破綻の件数、負債総額が急激に増加。破綻要因の多くは、資金繰りに
よる破綻。背景にあるのは、アメリカ発の金融危機だ。ご存知の通り、日本にも
飛火し異常なほど銀行は貸出に慎重だ。金融危機が国内に及び、株価が下落、不
良債権はじわじわと増加といったところだ。銀行、特に、メガバンクはリスク管理
を徹底するために守りの経営。リスクの高い業種への貸出は、抑制。対象になる
業種は、不動産業、建設業などといったところだ。

銀行は親密企業への貸出を優先。あまり親密ではない企業に対しては、融資を絞
っている。明確なメインバンクを持たない企業は、苦しい立場に追い込まれてし
まうことになるのだ。銀行取引において、企業が特に注意しなければならない事
は、地方へ進出しているメガバンクをメインとしている場合だ。手形貸付で融資
を受けている企業は、早め早めに銀行と継続交渉をすること。極度手形貸付も同
様だ。

平成21年1月の銀行貸出は昨年同月比4%の増加から、特にメガバンクは、貸
し渋り貸し剥がしはないと、強調している。しかしこの貸出の増加には大きなる
トリックがあり、政府景気対策の一環、保証協会付融資に力を入れ大幅に融資量
を増加させている。東京都の20年12月保証承諾額は、前年比較において5倍
以上となっており、

  銀行はこの便利でリスクが少ない保証協会付融資に注力。融資量を伸ばす
     ことができ、貸し渋り批判をかわせることが出来るからだ。

しかし保証をとれない企業は悲劇で、銀行から冷たくあしらわれ、資金繰りが逼
迫する。

問題はこれからだ。3月の銀行決算、企業決算をむかえ、企業は不安が増大。銀
行は、企業の資金繰りより自行の決算のほうが大事、となってくる。銀行は融資
リスクをとることに、より慎重になってくるはずだ。当然と言えば当然。しかし
企業側にたてば、理解し難いことではなかろうか。このような時期、企業が行わ
なければならないことは、銀行返済や手形書換を中心とした資金繰り表を作成す
ること。この資金繰り表に基づき銀行との交渉を余裕を持って行うことだ。そし
て、自社が地方にありながらメガバンクをメインとしている場合は、地銀、信金
との融資取引を行えないかの検討を開始し、取引を行う努力をすることが必要だ。

                  【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点  『「おくりびとを観て」強い商品は企業の命!』
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 最近話題になっている「おくりびと」という映画を観た。
この映画は、俳優の本木雅弘が10数年前、旅先で遭遇した「この世の旅たち」
の儀式に感銘を受け、以降、秘かに彼は納棺とそれを職業とする人々に興味を抱
き続けていたのだという。

 冒頭の納棺シーンでは、当初起用された遺体役の人がどうしてもくすぐったく
て動いてしまい、使いものにならないのだ。そこで急遽このシーンのため、絶対
に動かない遺体役のオーデションを敢行。かくして総勢200名の中から選ばれ
た女性が、びくともしない見事な死体ぶりを披露してくれたのがエピソードとし
て残っている。

 また、チェロはこの作品のもうひとりの主役だ。
チェロは人間の肉声に近く、低い音から高い音まで、広い音域が奏でられる素晴
らしい楽器だ。チェロが響くと悲鳴のように聞こえるのも、この映画の雰囲気に
ぴったりマッチしているのが印象的であった。

 そして、滝田監督は「笑って、泣けて、深く心を打つ」そんな映画をつくりた
い!今話題の「おくりびと」の構想はそこにあった。

「おくりびと」はこのように「構想」「脚本」「音楽」「ロケ」といったことを
経て製作され、10年越しの企画が実り見事第81回米アカデミー賞に輝いた。
アカデミー効果で、2月28日、3月1日の2日間だけで3億2千万円の興行収
入を得たのだ。

 私はこの映画を観終ったあと、企業も映画もそれぞれ立場は違うが、どれをと
っても他にないもの、オンリーワンの存在を持ち合わせている。このオンリーワ
ンをベースに、強い商品づくりをすることが必要ではなかろうか。もちろん見え
ない商品として「サービス」を含むことはいうまでもない。

 まずは、全力をあげてお客様が望む商品の要求内容を整理して、他社にない魅
力ある商品づくりをしようではないか。これによって、ゆるぎない自信が出てく
るはずだ。そして、さらに効果的な販売戦略が描けてくるのだ。

 商品づくりは市場を調査し、構想・企画・付加価値・機能・サービス・価格な
どが受け入られれば、ヒットすることは間違いないと確信した。売上げを達成す
る最大の武器は、強い商品、サービスの特徴と品質であることだ。売上げは単価
と客数で決まる。

「おくりびと」のヒットで学ぶことは多い。
 
          【未来事業 マネジメントコンサルタント 石黒 和男】


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