e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2009.3.04 Wed. vol.430
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◆今月(3月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
     『経営改革とは―従来のやり方を否定し社内の革命を起こすこと』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
   『春野菜は生で食べよう』『新玉ねぎ・新じゃがいも・春キャベツの意味』  
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        変化を創造する     
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】担当者との話合いを大切に                  
  03:【コンサルの視点】         コミュニティ的経営からの卒業               
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┃01┃経営発展のヒント    『変化を創造する』
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 このところ経済環境が厳しいことを表す統計数字が新聞紙面を飾っている。
08年10〜12月のGDPが前年比△12.7%、株価7115円とバブル崩壊
後の最安値、1月の鉱工業生産指数前月比△10.0%・・・と枚挙にこと欠か
ない。 つまり、これだけわれわれを取り巻く世の中の景気が大きく下に向かっ
て変化しているということになる。
 
 この厳しさに対応するために自社の経営体質の改革をすることになる。そこで、
これまでの発想の延長線上で考えてみても、まあ当たり前の対策しか出てこない。
必要条件であるが十分条件とはいえない。

 これほどのピンチをチャンスにするには“変化に対応”するのではなく、わが
社の中に“変化を作り出す”ほどのことを考え、実行しなければならないだろう。

 たとえば、“この仕事”をするのに、これまで10人で行っていたが、これを8
人か9人でやるように改善する。これでは“変化に対応する”レベルでしかない。
さらに、この程度の発想では改善の効果も顕著には現れてこないだろう。

 これを“5人、さらには3人でやるために何をどうするか”と考えると、これ
までの方法の延長線では考えられない。そこで自動化するとか、仕事の仕組み自
体を変化させることを考えることになる。これが“変化を創造する”ということ
だ。

 商品政策も営業戦略もサービスのあり方も“今を否定”してこれまでと異なっ
た次元から発想してみることこそが、この大不況を乗り切るために欠かせないこ
とだと思う。

 “変化を創造する”ことが肝要だと思う。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】
                 
★★★★皆様のご意見をお待ちしております→mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『担当者との話合いを大切に』
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「私は、支店長と懇意にしている。先日、融資の件をお願いしておいたから融資
してくれるはずだ」「融資の件は、担当者より支店長に話をした方が早いから、
いつも支店長に話をしている」

融資の可否決裁は、支店長決裁と本部稟議決裁の2通り。本部決済であっても、
支店長が承認した案件は、本部での否決はほとんどないはずだ。その意味からも、
融資について権限を握っているのは支店長。例外として、融資を断る場合「支店
では融資をしたいのだが、本部が承認してくれない」など言う場合がある。この
ようなケースは融資しないと判断しているのは支店長。いずれにしても、支店長
が決済権限者であるのは、紛れもない事実だ。

中小企業経営者の多くは、融資の申請について、支店長に話をするのが一番、と
考えている。支店長が把握している企業はせいぜい30社前後。それも、支店の
優良先、大口融資先、そして延滞先。いわゆる一般中小企業については、企業名
を知っている、或いは、挨拶をするので顔を知っている、せいぜいそのぐらいの
話。単なる知り合いの経営者であっても、融資の話をされれば、そつなく話を合
わせることが出来るのが、支店長。しかしその思いは融資の件など担当者に話を
してくれれば良いのに、とそのくらいの話だ。

銀行が最も重視するのが、組織。融資の話を、直接されることを嫌がる支店長も
多い。融資の申請書を書くのは、担当者だ。融資を受ける近道は、担当者と行う
こと。

  担当者としては、自分の担当先について全て把握しておきたいのだ。
      融資の話を担当者を通さずに行うことなどは、最も嫌がる行為。

中小企業経営者が、直接支店長と話をするのは勝手だが、もう自分では面倒見な
い、勝手にしたら良いと考えてしまう。融資申請書を書く順番をあとにしたり、
融資可否の回答を遅らせたり。経営者には全く理解できないことだが、ケースと
してはあるケースだ。 

支店長と話をすることも必要。ただし、その話は挨拶と簡単な業況説明のみ。融
資を受ける近道は、担当者と話を行うことだ。支店長と会う機会があるならば、
その時間を担当者と会う時間に向けた方が良い、極端に言えば、そのくらい担当
者との時間を大切にすべきなのだ。

                  【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点   『コミュニティ的経営からの卒業 』
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 私は終戦直後、北関東北部の人口1万5千人ほど(現在は1万人を切っている
と思うが)の町に生まれた。田舎独特の強固なコミュニティの真ん中で、何か悪
さをすれば翌日には母親の耳にその一部始終が入ってしまう。子ども心にそんな
鬱陶しい町から早く離れたいと思っていた。
 
 幸いにして末っ子であった私は東京の大学に進学した時点で、この環境から逃
れることができた。自由な校風で学び、特に学友は東京人のウェイトが高かった
ので、コミュニティの規範に縛られない彼らの都会的なセンスと発想がうらやま
しくもあり、感化も受けたと思う。

 ところが、4年間の自由な時間が過ぎ、大手公益企業に就職すると、本来アソ
シェーション的であるはずの大企業なのに、そこは日本的コミュニティ色彩の強
いまさに企業一家であった。結局、定年までの38年間をこの企業で過ごし、生活
の安定を得、一家を成すことができたわけだが、何かこの居心地の良さ、コミュ
ニティ的なものにいつも反発していたようにも思う。

 その後、コンサルになって、いろいろな中小企業経営者とお付き合いするよう
になった。経営トップは次の3グループに大別される。

1創業者 2子・孫などの2代目・3代目 3創業者と血縁関係のない経営者。

1のグループは企業の規模に関係なく、自分の会社としてコミュニティ的な経営
を行うし、それが企業の経営哲学になっている。一方、3のグループは企業の本
質とも言えるアソシェーション的な経営をしようと努力する。これは当然なこと
とも言えよう。

 問題は2グループで、私が関わった顧問先はなぜかこのグループの経営トップ
が多い。2グループにはいろいろな経営者がいるが多数派は何とかコミュニティ
的な経営から脱却しようともがいている人たちだ。前述したように私の今までの
人生のテーマが、言わばコミュニティからの逃亡であったから、2グループの経
営者のコミュニティ的経営からの脱却にはあるシンパシィがもてる。

 彼らは、トップダウンではなく、ボトムアップを、個人のカリスマ性ではなく、
集団指導体制=組織重視を、なんとかして一族以外の外部人材の登用を行おうと
している場合が多い。しかし、それを成就し、企業経営者として成功するために
は、創業者に負けない経営者自身の強い意志と従業員全体を巻き込むリーダーシ
ップを持つことが必要だ。創業者をいつか乗り越えなければ、企業の発展はない。
それは容易いことではないが、それができた時、2グループの経営者は真の経営
者になれるのではなかろうか。

           【未来事業 マネジメントコンサルタント 山田 喬】


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