e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2009.2.10 Tue. vol.427
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◆今月(2月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
     『自分の会社は自分で守る!』『未来事業の支援である三位一体とは』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
   『驚異!雑穀米の栄養価』『アマランサスとキノアという雑穀米とは』  
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 私はこの執筆をするに当たって「価値観」「経営理念」「将来設計」そして
「挑戦」をキーワードとした。自社を経営するに当たって、経営者は大事な社
員たちのこころにも、思いをめぐらせて欲しい。

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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】                 他に類を見ない     
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】  銀行を優先するとどうなるか                  
  03:【コンサルの視点】           「不況」にカツ!気合が大事                
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┃01┃経営発展のヒント       『他に類を見ない』
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 この2月13日に、わが未来グループの一員となる飲食店が開店する。愛媛県
松山市内の国道沿いに位置する320席を有する大型の居酒屋だ。屋号を「さか
なの庭」とした。人が泳げるほどの巨大な生簀を泳ぐ魚たちがまるで庭のなかで
遊ぶさかなに見えたからだ。
 
 そもそもこの店の前身は典型的な右肩下がりの売上げが続き、存続することが
難しいほどの厳しい経営状態に追い込まれた。そこで地元から雇用の問題もあり
なんとか未来グループで直接経営をして再建してほしいとの強い要望があり、従
業員ごと引き受けたのが今回の経緯である。

 世の中の経済環境や消費動向が最悪の状態でスタートするこの店がうまく立ち
上がり、繁盛店となるために進むべき道はただ一つ、それは「他に類を見ない」
すなわちオンリーワンの店とすることだ。

 そこで、私はこの店を“居酒屋を超えた居酒屋”にしてやろうと考えた。
居酒屋といえば、場末の小さな店でおかみさんが割烹着を着てカウンター越しに
酔客の相手をしているとか、反対に規模は大きいがやたらに掛け声だけ大きいだ
けでマニアルどおりにしか動けぬ接客スタッフや、包丁の握り方もよくわからぬ
自称料理人が冷凍食品を電子レンジに入れている、というようなイメージが一般
的だ。

 そこで、私はこの店の経営理念「ほんものを極める」のもと「味を極める 楽
しさを極める 安全・安心を極める」ことをモットーとすることにした。

 やたら数多くの単品メニューをそろえるのではなく、巨大生簀の中の活魚と有
機野菜を中心としたコースメニューを、修行を積んだ料理人たちがお客様の目の
前の“調理舞台”でさばき、盛り付ける。醤油から塩まで手作りのこころづくし。
これが“味を極める”前提となる。

 “楽しさを極める”ために、私はこの店を「食のディズニーランド」にしよう
と思っている。“お客様の感動が私たちの感動だ”と言い切れるほどのスタッフ
たちに彼らは育ち燃えている。さらに随時彼らによるショウを花道で見ていただ
く。“和太鼓 雷人”本家の澤田剛年先生の指導による地元の踊りであるほんも
のの“野球拳踊り”をはじめとして数々のイベントを楽しんでいただく。

 こんな想いを夢見ながら、以前のさびれ居酒屋から移った若者たちは、「この
店を松山一、いや日本一の店にしてみせるぞ!」とお互いを励ましあいながら、
懸命に今週のグランドオープンに向けて最後の追い込みに夢中になっている。
 
 若者たちのこの姿を、私は「この店はわが国にふたつとない店になれる」とい
う確信と感動と感謝の気持ちで見守っている。

 必ずや彼らの努力と夢をお客様たちは感じ取っていただけることだろう。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

★★★★皆様のご意見をお待ちしております→mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『銀行を優先するとどうなるか』
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先日、ある企業の社長から、非常に悲しい知らせを受けた。私が6年ぐらい前に
主責任者として担当していた中小企業が不渡りを出し、社長は夜逃げをしたとい
う。この企業には非常に思い入れがある。なぜなら私が未来事業に入社してはじ
めて主担当した企業であり、また顧問契約を締結するにあたっての経緯が異例で
あったからだ。

この企業はプレス板金加工業を主たる業としており社長は当時30歳前後。外見
は、荒くれ者だったが、素直な性格。叔父から経営を引き継ぎ2年、経営はうま
くいかず赤字の連続。このような状態を見かねて、若い経営者の企業に鋼材を納
入している鋼材商社の経営者から私どもに相談があったのだ。

この中小企業に対して、顧問契約をし指導してくれないか、顧問料については、
鋼材商社の経営者が個人的に負担しても良いとのこと。なぜ、ここまでしてあげ
る必要があるのか。この経営者曰く、若い経営者を育てることが必要。がむしゃ
らに立ち向かっているこの若い経営者をなんとかしてあげたいとのことだ。

契約締結後は、本当に大変な思いをした。銀行借入の返済もできず税金も滞納。
取引行6行にリスケの依頼、税金は分割納付の交渉。当時、銀行はリスケをなか
なか認めず、交渉は難航したがどうにか1年間のリスケを勝ち得た。

1年後、売上は1.5倍となり利益を確保できる状態になった。そして「下請けを
脱皮してメーカーに」を合言葉に新商品開発に着手。地元メディアに登場、そう
なると多数の銀行が多々の提案を開始。分散している工場を1箇所にまとめたら
どうかなどと、若い社長には、魅力的な話ばかり。私どもが、何度、アドバイス
をしても全く耳を傾けず、暴走を開始した。

売上300百万円、利益10百万円前後の企業が借入800百万円。銀行が進め
た不良債権物件を、安く買うとのことだ。この社長に対し、

 あと2年待って利益体質の企業にしてからでも遅くない、と言っても無駄。
    私の言うことを聞かなければ指導を打ち切る、と言っても聞き入れず、

銀行が今後のことも含めて全て面倒を見てくれると言っている、の一点張り。工
場を購入し、挙句の果てに夜逃げ・・・・

私の無力さをつくづく感ずるとともに、銀行のスタンスはいかがなものかと、問
題を提起する事件であった。

                  【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点    『「不況」にカツ!気合が大事』
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 「伊予路に春を呼ぶまつり」として「お椿さん」がこの2月1日から3日間愛
媛県松山市にある伊予豆比古命神社で行われた。

 「お椿さん」はその昔祈りを捧げた後に大きな椿の樹の下で「山の幸」と「海
の幸」の物々交換、情報交換をする場から現在に引き継がれ「縁起開運」「商売
繁盛」「大魚満足」を祈る人々の祭りだ。

 私は2日目に参拝したが、長い参道の両側には名物の「おたやん飴」「縁起笹」
等を売る露店が約800店立ち並んでいた。神社の関係者に聞いてみると人出は
例年より多いのは「不況の影響でしょう」、この3日間で約50万人の参拝客を
見込んでいるとの返事がかえってきた。

 参道には、未来事業がコンサルティングしている企業が商品を販売していた。
お客様の入り具合を心配していたが、なんと長蛇の列が続いていたのだ。そして
A店長が笑顔でいる姿が印象的だった。

 A店長は他の店長と違ってどちらかというと、最初から改革などには関わりた
くないといった印象が強かった。売ることにはいくつかの必須条件があげられる
が、その一つに「笑顔」がある。人間の顔が一番美しい状態は「笑顔」だ。お客
様に商品を渡している笑顔のあとにお客様が続いているのだ。
 
 そして、なんといっても店長の気合が入っていることに感心した。前日に散髪
し、ビシッと身なりをきめてこの3日間を仕切っているのだ。経営管理の輪をう
まく回すには、回し続けようとする責任者の「気合」が要求されるものだ。

 改革には理論や技術も必要だが、それ以上に「気合」はさらに重要だ。気合が
入れば、心の向きは前向きの「プラス思考」となってくる。あらゆる物事に対し
て「できる方法は」「やり切るには」といった気がみなぎり、隠れた能力を引き
出して、不可能なことを可能にすることもできるものだ。この結果、A店長が販
売目標としていた売上げを達成できたことは言うまでもない。

 経済環境が激変しているいま、それぞれが置かれた立場に負けることなく、勇
気と決断そして行動をもとに「気合」を入れて改革していく。これが一歩先行で
きる企業であり、現在と未来を生き抜く企業といえるのではないだろうか。
          
         【未来事業 マネジメントコンサルタント 石黒 和男】


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