e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2009.1.14 Wed. vol.423
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◆今月(1月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
     『世界的経済大恐慌の大津波を乗り切る!』『未来事業の支援は三位一体』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
   『今年こそ食生活習慣を見直そう―夜遅い食事は肝脂肪になる!』  
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 私はこの執筆をするに当たって「価値観」「経営理念」「将来設計」そして
「挑戦」をキーワードとした。自社を経営するに当たって、経営者は大事な社
員たちのこころにも、思いをめぐらせて欲しい。

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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】           危機感を現実に     
 02: 【銀行員を貸す気にさせるテクニック】   資金繰りの命綱を握るのは                
  03:【コンサルの視点】     闘牛となって「攻めとスピード」で勝負!               
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┃01┃経営発展のヒント     『危機感を現実に』
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 いま、わが国は100年に一度の大変な経済危機に見舞われている、と言われ
ている。なるほど、アメリカに始まった金融危機が世界バブル崩壊の口火を切っ
た経済的大津波がわが国にも襲来しているからだ。

 「こりゃ大変だ!」と誰もが不安になるだろう。でも、過去100年の間には
もっとひどいことがあったではないか。それは1945年に大敗北を喫した太平
洋戦争によるわが国の大荒廃だ。東京大空襲、広島・長崎の原爆被災・・・。私
は子供ながらにも“本当に食えない”体験をした。また、私の弟2人は栄養失調
のため幼い命を失った。

 わが国の歴史には今の不況などと比べものにならないほどの凄まじい過去があ
り、先達が死ぬほどの苦労を重ねながら見事に復興することができた事実がある。
単に“100年に一度の大不況”というフレーズに怯え不安がっても何も解決し
ないことは言うまでもない。

 この経済環境に対して“わが社はどのように挑戦し、勝ち残るか”の具体的な
計画を練ることだ。
 
 営業についても、生産も仕入れも、そして従業員教育においてもこれまでと同
じでは通用しない。緊急事態を乗り切るためにはそれぞれの“キモ”になる部分
を大きく変革することだ。そして早急に実行することだ。

 米国発100年1度の大不況という“まくらことば”も飽きた。この危機感を
現実の行動に移そうではないか。ほんの60余年前に命をかけてわが国を復興さ
せてくれた先輩達の苦労を考えれば何ということはないのだ。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

★★★★皆様のご意見をお待ちしております→mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック  『資金繰りの命綱を握るのは』
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全国銀行協会が9日発表の、20年12月末の都市銀行の貸出残高は195兆7
千億円、19年12月末比較において5.2%増加。地方銀行を含めた全国12
3行合計の貸出残高は433兆4千億円で前期末4.6%増加。また金融庁が発
表した中小企業金融の実態調査によると、大手銀行の融資姿勢が消極的との結果
が出た。「消極的評価」35%、「積極的評価」20.6%。地方銀行は、「積
極的評価」42.6%、信用金庫・信用組合は、「積極的評価」60.5%とな
っている。大手銀行は新規融資時や融資条件交渉などにおいて消極的姿勢が見ら
れる。

先日、地方の中小企業経営者から相談があった。この企業、過去銀行融資返済の
延滞なし。しかし最近急激に業績が悪化、運転資金が不足。融資銀行は数行ある
がメイン銀行を持たないために、保証協会に相談、保証協会からは承諾との回答。
しかし、メインがないために、保証協会付融資の残債があるメガバンクに相談に
行くようにアドバイスを受けたとのことだ。そこでメガバンクを訪問し経緯を説
明するも「保証協会が保証したとしても、融資をするのは銀行だ。今回は融資出
来ない」との回答。保証協会の100%保証であることから、融資は受けられる
ものと考えていたために、慌てふためき、相談があったという経緯。

融資を受けられることを前提として資金繰りを立てていたために、資金繰りがた
たず、今月の融資返済金は延滞することになった。ただし、事前に銀行へ訪問し
コンサルタントの指導を受けること、延滞することを説明するようアドバイス。
問題のメガバンクからの回答は「おたくの企業はコンサルタント会社に指導を受
けるのではなく、弁護士に相談すべきではないですか」。

なんて、バカな回答をするメガバンクだろうか?一担当者の判断によるものだと
思うが、この銀行の方針であろう。業績が悪くなった責任は経営者、これは紛れ
もない事実。

  しかし、再起を図ろうとしている経営者にチャンスを与えることも
           必要なことだ。その命綱を握っているのが金融機関だ。

このメガバンクは最近、同様な対応をしていることを耳にする。企業側の努力も
当然必要だが、資金繰り面においての金融支援も必要だ。経営者が一番悩まされ
るのが資金繰り。一定時期、この悩みを取り除かせ、利益を確保する動きが出来
るように仕向けることも金融機関の役目ではないだろうか。

                  【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点 『今年は闘牛となって「攻めとスピード」で勝負!』
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 今年の干支は丑だ。
「丑」といえば十二支で動物の牛が当てられ、牛ののんびりした性格がほほえま
しく伝えられてきた。また、牛は社会に密接に関わる干支で、肉は大切な食料に、
力は労働にと、人との関わりが多い。だが経済情勢の変化は牛の歩みと異なり、
急速に進んでいる。

 100年に一度といわれる景気悪化の現れで、この正月に主な神社仏閣への人
出は1億人に迫り、統計が残る74年以降の最多となった。これも、困った時の
神頼みではないだろうか。

 こうした中で2009年の仕事始めを迎えた。
私は今年の抱負として「黒牛となって猛烈に発想を転換し、付加価値を高める」
ことを掲げた。昨年の「子」は「鼠」だが、十二支の競争で牛が自分の背中に乗
っていた鼠に気付かず、ゴール寸前で不覚をとったのんびりした牛とは違う。ま
さに闘う牛のことだ。

 そして、仕事の進め方は牛を馬に乗り換えた感覚で「攻めとスピード」で邁進
していくことにしている。そのひとつが、今までの発想を転換していくことだ。
では「新しいアイデア」を出すには、どうしたらいいのだろうか。いったん現状
を否定することが大事だ。今をベストと感じていれば、満足感でアイデアどころ
ではなくなってしまう。

 多くの企業を指導してみてまず言えることは、言い訳の多い企業ほど力がない。
現状のやり方を最高と思って変えないでいるからだ。現在のやり方を最低と思い
「別のやり方ではどうなのか?」「どんな別のやり方があるのか?」と考えてみ
る。すべては「当たり前の否定」から始まるのだ。

 右肩上がりの時代は、問題を先送りにしている間になんとかなったものだ。し
かし、現実は違う。市場競争はスピードレースなのだ。私が現場にいたころ、ビ
デオの開発はまさにソニーとの戦いに明け暮れていた。VHSは2時間、ベータ
ーは1時間との違いで、当時ヨーロッパで普及していたサッカーの録画、長時間
ドラマを予測したビクターが攻めとスピードでファミリーを獲得し、勝利を手に
した記憶がある。

 「牛の歩みも千里」と言われる。何事も努力を怠らなければ必ず成果が上がる
ものと信じている。現地・現物・現実主義で、現場より一歩前を歩き、二歩先を
視、三歩かなたを読み「攻めとスピード」を武器に中小企業の経営発展に取り組
むことにしている。
          【未来事業 マネジメントコンサルタント 石黒 和男】

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