e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2008.11.19 Wed. vol.416
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◆今月(11月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
 『厳しい経済環境下、経営者のやるべきことは』『未来事業の支援は三位一体』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
  『手洗いとうがいをしっかりやれば、風邪予防には一番効果あり』   
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

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★出版社★  PHP研究所

 私はこの執筆をするに当たって「価値観」「経営理念」「将来設計」そして
「挑戦」をキーワードとした。自社を経営するに当たって、経営者は大事な社
員たちのこころにも、思いをめぐらせて欲しい。

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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        空から金を撒くな! 
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 きちんと決算を報告すること  
  03:【管理栄養士の一口講座】      経営者のための食生活講座 7 
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┃01┃経営発展のヒント     『空から金を撒くな!』
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 最近、定額給付金とやらが新聞やテレビをやたら賑わしている。世界的な金融
恐慌を受けて政府が発表した追加経済対策に盛り込まれたもので、総額は2兆円。
1人当り1万2千円で、18歳以下と65歳以上には8千円が加算され、一般的
な4人家族では1世帯6万円を超えることになるそうだ。

 給付金をもらった国民が消費に回すことによって、景気が向上することを目的
としているわけだが、この狙いどおり景気が大きく高揚する様なことはまずない、
と私は思っている。

 これだけの金があったら、いま大きな社会問題となっている介護対策や出産タ
ライマワシ解決や地方都市のシャッター街問題、少子化対策・・・などに集中的
に使った方がはるかによいだろうに。

あっ、それと夕張やそれに準ずる地方都市破綻対策もある。癌や難病のための
研究費もあるし、ポスト石油のエネルギー開発もある。そしてこれらは将来のわ
が国の貴重な財産として将来に受け継がれていくことになる。

 中小企業が売上を増やそうとするときに、決してやってはいけないことが、メ
ディアを使った宣伝広告を中心としたイメージ戦略だ。企業が潰れるほどの宣伝
費を使っても効果が期待できないからだ。そんな時、やることは地域や訴求商品
を絞った地域戦略なのだ。いかにニッチに絞り込むかが効率的な結果に結びつい
ていく。

 まるで、空中から現ナマを日本国中にばら撒くような今回の政策は、それを拾
った国民はその瞬間は「得した!」と思うかもしれないが、やがて「政府のバカ
タレが、こんな勿体ないことして!」と持って行き場のない怒りがこみ上げてく
ることだろう。

 効果も期待できない、そのあとに何も残らない、もって行き場のない政治への
不信感だけがヘドロのように堆積されていくことになるだろう。私は麻生さんを
もう少し志の高い政治家だと思っていたが、いやはやこれでは海の向うのオバマ
次期大統領に遠く及ばないことは間違いない、という絶望感まで持ち始めてきて
しまった。

 麻生さん、自民党・公明党よ、こんなつまらない金の使い方はやめようじゃな
いか!
                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

★★★★皆様のご意見をお待ちしております→mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『きちんと決算を報告すること』
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融資を受けている企業は、銀行に決算書を提出することは当然だ。しかし、この
当然のことが出来なくて決算書提出を出し渋る企業が多い。決算月の2ヵ月後に
は、決算書が出来上がっているはずだ。銀行は決算期到来リストなどを作成し、
企業に決算書提出をもとめることになる。対象は、融資残高がある全先。銀行は、
決算書に基づき分析を行い、今後の融資方針を決めるのだ。企業にとってみれば、
今後、融資を受けるうえに必要なはずだ。

銀行は決算書提出を求めるが、何かと理由をつけて提出をしない企業が多い。
「決められた通りに返済をしている。これからも融資を受ける予定もないのに何
故決算書を見せる必要があるのだ」「銀行から依頼を受け資金がいらないのにも
かかわらず融資を受けたのに何故見せるのか。」「今忙しいので後ほど提出する」

このような理由をつけて決算書を提出しない企業の傾向は、2つ。
一つ目は、銀行とは取引をしてあげている、別に融資などを受ける必要ない企業。
二つ目は、決算内容が悪くて、銀行に決算書を見せたくない、或いは、実際に利
益を出していないが、融資を受けるためには利益を出す必要があるということで、
粉飾をしている企業だ。

1の場合は、財務内容が良く、各銀行が何とか融資取引を開始したい先、2の場
合は、相当問題がある企業。銀行は決算書を提出しない企業には、絶対融資をし
ない。業績が悪くとも、提出してくれた方が、色々な対策が打てる。また、一度
粉飾をしてしまうと辻褄を合わせるために、毎年、粉飾をしなくてはならない。
相当な労力といつ銀行にばれてしまうのか、ばれたらどうなるのかという、精神
的な負担が大きくなる。このような余分な負担を負うよりは、事実を銀行に説明
したほうが良い。決算書を見せてくれさえすれば、銀行も、資金調達方法、決算
の内容を次回良くする方法を親身になって考えてくれる。これは、銀行と企業と
の「信頼」の問題だ。

   決算書を直ぐに出さないということは、必ず何かあるはずだと、
      銀行は不信感を持つ。一旦不信感を持たれると、払拭する
                    には相当の時間がかかってしまう。

たとえ業績が良くなってきても、にわかに信じてくれないことも出てくる。銀行
には、その場限りのことを言わず本当のことをきちんと説明することが必要だ。
事実を報告し一緒に今後の対策の指導を受けることが、企業存続の最低条件では
なかろうか?
                  【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃管理栄養士の一口講座    『経営者のための食生活講座 7』
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***脂肪肝(肝機能の数値が少し高めの方へ)***

今回のテーマは「脂肪肝」。
肝臓は、栄養素の貯蔵や代謝、体内に入ってきたアルコールや薬物、有害物質の
解毒など重要や役割を担う臓器である。肝臓病の原因は、肝炎ウイルスの感染が
多くを占めるが、食べすぎや飲みすぎなどの悪い食習慣を原因とするものもある。
それが脂肪肝と、アルコール性肝障害なのだ。

脂肪肝は、肝臓に多量の脂質、特に中性脂肪が蓄積した状態をいう。
中性脂肪の占める割合が肝臓重量の5%を超えると脂肪肝と診断される。
厚生労働省の調査によると、健康診断で肝機能になんらかの異常が見つかる人の
割合は、高脂血症についで第2位、そのうち脂肪肝は65%という高確率になっ
ている。

【脂肪肝の三大原因】
肥満、糖尿病、アルコールの飲みすぎ

肥満によって体内の脂肪が増えると、それにともない肝臓の脂肪も増える。
また、糖尿病の人は代謝が悪いために脂肪がたまりやすく、脂肪肝を起こす。

アルコールは高エネルギーで中性脂肪になりやすく、摂りすぎると肝臓に脂肪
がたまる。アルコール性肝障害には、アルコール性脂肪肝のほかに、病気の進
行にしたがって、アルコール性肝線維症、そしてアルコール性肝硬変がある。

【原因を取り除けば脂肪肝はすぐに治る】

脂肪肝は倦怠感、疲労感などのほか目立った自覚症状もない。
しかし、脂肪の割合が肝臓重量の50%を超えるような重症の脂肪肝になると、
脂肪が肝細胞を圧迫して肝臓の機能低下をまねき、入院治療が必要となってくる。
肥満、糖尿病が原因の場合は、何よりも大切なのはエネルギー制限と運動。
摂取エネルギーを減らして消費エネルギーを増やし、一時的にエネルギー不足の
状態にすれば、肝臓内の脂肪が分解され、結果として脂肪肝は解消される。

次回は肝臓にやさしい食事についてみていくことにする。

                【未来事業 管理栄養士 吉岡 美保】
               
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