e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2008.11.12 Wed. vol.415
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 □吉岡憲章のコラム 
 『厳しい経済環境下、経営者のやるべきことは』『未来事業の支援は三位一体』
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  『手洗いとうがいをしっかりやれば、風邪予防には一番効果あり』   
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 私はこの執筆をするに当たって「価値観」「経営理念」「将来設計」そして
「挑戦」をキーワードとした。自社を経営するに当たって、経営者は大事な社
員たちのこころにも、思いをめぐらせて欲しい。

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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        脱 穴熊社長 
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 「貸し渋り」と叫ぶ前に・・・  
  03:【コンサルの視点】         すべては「気」で決まる!
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┃01┃経営発展のヒント    『脱 穴熊社長』
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 こんな大不況の真っ只中に入り込んでしまうと、ただでも低迷している売上
がつるべ落としのごとく落ち込んでいく。この先のわが社は一体どうなってし
まうのだろうか、と頭を抱えこんでいる社長が目立つ。

「ところで社長、この1ヶ月間どのくらいお客さんのところに行った?」
「そうですね。3日くらいでしょうか。何しろ社内に私でなければできない仕
事がありましてね・・・」
私は思わず「あほか!」と吠えてしまう。

 社長にとって社内は住み心地が素晴らしく良い場所だ。誰も自分に文句を言
う社員はいないし、自分が言うことを一応は(?)聞いてくれる。だから特別
な用事でもない限りは自然と会社のなかにいる癖がついてくる。まるで、穴熊
のように社内にこもりっきりになる。私はこのような社長を「穴熊社長」と呼
んでいる。

 穴熊状態が続くと、昔たくわえたお客様からの“信頼という財産”も食いつ
くし、やがて人脈も細くなってくる。会社のなかにこもっていた何年かの間に
知人・友人も退職していたり、関係のない部署に異動していたり、一体どこに
営業に行けばよいかすらもわからなくなってしまう。

 売上が上がらない、利益がとれない・・・という企業で共通していることは、
社長が“穴熊だ”というところだ。担当を通じて情報を得ているつもりでも、
ウチのセールスマンがお客様からどう思われているかなどは本当のところ把握
できない。セールスマンが自分の不利になるような報告を社長に積極的にする
わけはないからだ。結局社長は“裸の王様”になってしまう。

 社長たるものこれまで以上に外に出て、お客様の意見を聞き、わが社の問題
点を把握し、ドンドン改革をしていくことが何よりも肝要なのだ。穴熊社長か
ら脱出することがこの大不況でも受注を確保する最大の対策なのだ。

 参考までに、私は1ヵ月にわが社にいるのは2、3日程度だ。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

★★★★皆様のご意見をお待ちしております→mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『貸し渋りと叫ぶ前にやるべきこと』
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 短期プライム1.875%から1.675%に0.2%引き下げを発表、これに伴い各金融機
関は住宅ローンなどの金利の引き下げを発表。この発表を聞いてか、経営者から
手形貸付・手形割引の金利が、いつ頃から引き下げが行われるのだろうかとの問
い合わせがあった。この企業、先日銀行から事業計画書の作成が満足に出来ない
企業があるので、指導をしてくれないのか依頼を受けた先だ。3期連続赤字、資
金繰りも厳しく、毎月銀行融資を受けている先なのだ。

この経営者「原価削減、経費削減を一生懸命しているのに、銀行は協力してくれ
ない、金利が高すぎてCFが出ない」とのことだ。決算書・試算表を確認すると、
営業利益段階で、マイナス。販売管理費の削減は余り行なわれていない、役員報
酬などはそのまま。企業が本業から上げる利益である営業利益がマイナスという
ことは、企業として存在価値がないということなのだ。金利が高い低い以前の問
題だ。経営が厳しいのにも関わらず、このような経営者に限って「金利について
うるさい」「高級車に乗っている」「経営が良かったときのことばかり言う」
「交際が派手」なのだ。銀行は「要注意人物」として、マークする。

自社で作成した計画書をみると、全く実現性のない計画書。経営が苦しくなった
原因については、全て外的要因によるもの。景気が悪いので、赤字になった。自
分達は今までと同じこと、或いは、それ以上のことを行っている。景気が悪いか
ら、赤字となることは仕方ないのだという論法。現状の試算表を見ると、売上が
落ち込んでいるにも関わらず経費は増加、赤字増大という図式だ。今後の計画は、
売上を増加させ利益を確保するということになっている。

自分がおかれている、現状の位置づけを認識することが必要だ。銀行から言わせ
れば、当社は過去、利益をきちんと計上している企業であり銀行にも協力してく
れた、だから、赤字となっていても毎月融資をしているとのこと。このような銀
行の好意を、経営者は当然と思ってしまうのだ。

       銀行は見切りをつけたら、企業に対する対応は早い。
          手形期日が来たら、書換は絶対しない。資金繰り融資はしない。

このような銀行の行為に対して、経営者は貸し剥し、貸し渋りと叫ぶだろうが、
全く的外れなのだ。積極的に、自社で出来る売上増強策、経費削減策を行なうこ
と。これらのことをしてはじめて、銀行との交渉のテーブルにつけることを認識
しなければならない。

                  【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点    『すべては「気」で決まる!』
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 1年半前、史上最年少優勝を果たして脚光を浴び、常に期待を背負い、注目を
集め続けるハニカミ王子。その名は、去る11月2日に最年少17歳でプロ初V
に輝いた石川遼選手のことだ。

 ゴルフの圧巻は最終18番であった。2位に2打差をつけていたので当然フェ
アウエーに刻んで3オンの安全策をとるものと、私は遼君に向かって心の中で叫
んでいると、なんと7番アイアンを手に取ってグリーン狙いに出たのだ。無情に
もボールは池の浅瀬へ入ってしまった。私の予感は当たってしまったのだ。

 だが、優勝に向かう17歳の真骨頂はここからだった。水しぶきを上げて飛び
出したボールは会心の一打となり、見事優勝を決めるパーパットがカップに沈ん
だのだ。その後のインタビューで「失敗したら、何で刻まなかったと言われる。
安全策も頭の中をよぎったが、直接ピンを狙った。でも、あんなにうまく池から
出るなんて」とプレッシャーが解け、目頭を押さえるその姿に、思わず拍手を送
っていた。

 ゴルフは人生の縮図であるとよく言われる。経営も同じではなかろうか。経営
改革を断行するには、理論や技術も必要であるがそれ以上に積極的に攻める「や
る気」がさらに重要だ。「やる気」は意識が高いレベルにあり、心の向きは前向
きの「プラス思考」となって現れる。

 それゆえあらゆる物事に対し、「できる方法は」「すぐにやれ」といった脳に
はアルファ波があふれ、全身に気がみなぎり、隠れた能力を引き出して、不可能
なことを可能にするものだ。

 一方、「やれない気」は心の向きは後ろ向きの「マイナス思考」だ。こうなる
とあらゆる物事に「できるわけがない」とか「こんなことがあるので」といった
言葉が口をつく。このようになると可能なことも不可能になってしまう。

 石川プロは「自分が一番下手だと思って、ラウンド前には他の選手の数倍も球
を打ち、クラブが手になじむまで、ヘッドの軽重、シャフトの長短を何度も換え
てできる方法」を実行しているという。決して、運や勢い任せの1勝ではない。

「やれない気」をなくし「やる気」にもっていくには「できない理由よりできる
方法を考え!」、心の向きを前向きのプラス思考に保つことが大切だ。

 こうしたあふれんばかりの「気」を土台にして、経営改革の輪を回していくこ
とが大事なことではないだろうか。

         【未来事業 マネジメントコンサルタント 石黒 和男】
               
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