e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2008.10.8 Wed. vol.410
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◆今月(10月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
  『あなたの会社の未来を創る―経営改革の策定と改革の断行は未来事業へ』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
  『1日2〜3杯のコーヒーで健康!』『コーヒーの意外な効力とは』   
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

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1.書籍名 「“会社が赤字?!”とわかったとき読む本」

2.出版社  PHP研究所

3.あらすじ 同じ会社の異なる部署で働く4人の若手社員が、ある日突然直
       面した会社の経営危機。彼らが選ぶのは、再建か、転職か、そ
       れとも独立か?それぞれのこれからの人生をより実りあるもの
       にするため苦悩し行動する姿やそれに対応する経営者のありよ
       うをドキュメント風に描いた。

 私はこの執筆をするに当たって「価値観」「経営理念」「将来設計」そして
「挑戦」をキーワードとした。自社を経営するに当たって、経営者は大事な社
員たちのこころにも、思いをめぐらせて欲しい。

◆吉岡憲章の新著『会社が赤字とわかったとき読む本』がPHPから全国
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】           良くも悪くも社長次第 
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】    中途半端な相談はやめよう  
  03:【コンサルの視点】            良くなる社長の資質
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┃01┃経営発展のヒント     『良くも悪くも社長次第』
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 企業における経営者の位置づけは大きいものだ。大企業では“機関”とし
ての最終決定権者というケースもあるが、中小企業においては「会社=社長」
くらいの絶対的な存在と考えてもよいだろう。

 先日、私が親しくお付き合いをさせていただいている有力地銀の支店長と話
をする機会があった。以前は同行本部の企業サポート部長をしておられ、取引
会社の中でも経営の厳しい会社を支援・指導する部門の責任者だった。お名前
は大城雅美氏という(なお、お名前を出すことはご本人から許可をいただいて
いる)

 大城氏は次のように語った。
「以前、本部で取引先の社長と会っていると、経営者の中には暗く、沈んだ、
そして先行きが見えない・・・そんな人が多かった。厳しい経営に追い込まれ
ているからそうなることもやむを得ないのだろうし、社長ってそういうものな
んだとも思うようになっていた」

さらに「しばらくぶりで、支店長として第一線に立つと様々な経営者に会う
こととなった。そこで、感じたことは、経営の良い社長は先行きを見通した上
で成長するさまざまな手を打っている。しかも明るくチャレンジ精神に富んで
いるということを改めて気がついた」

  そして「経営が厳しくなるから社長が暗くなるのではなく、将来に対する手
をしっかりと打たない経営者の会社が厳しくなる。ビジョンを持って果敢に取
り組んでいる社長の会社はすばらしい企業になっている。つまり、良くなるも
悪くなるも社長次第ということです」という主旨であった。

 いくら儲からない原因を物価高や地方格差のせいにしても、これからさらに
追い討ちをかけてくるであろう、米国の金融危機による恐慌を考えるとまった
く役に立たない。

 会社の良し悪しを決めるのは“社長である自分自身であり、それ以外の何者
も存在しない”くらいの気持ちが必要だろう。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

★★★★皆様のご意見をお待ちしております→mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック  『中途半端な相談はやめよう』
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決算書上、利益は出ている形にしているが未払金が発生している企業からの相談。
売上は700百万円あるが、未払金が70百万円。未払金なんと月商の1.2倍。
業種は飲食店。業者からは、未払金を支払わないと商品を納入しないとの申し出
があるとのこと。売上は毎期減少、経常利益は毎期些少なりとも確保。借入金は、
年商の1.6倍。営業CFは確保。財務CFは大幅マイナスだ。早い話、銀行か
ら貸し剥しにあっている状態だ。

経営者から詳細に聞き取った結果は以下のとおり。
仕入れ、買掛金、仮払金などで決算調整をしていた。
利益を出していないと、銀行からの融資を受けられないため決算調整。

しかしながら、この経営者は70百万円の未払いが出ても、銀行返済は遅れずに
履行したのだ。当然といえば当然だが、仕入れ業者から仕入れが出来なくなった
ら死活問題。何故、銀行へ相談に行かなかったのだろうか。銀行担当者は、利益
は出ている、CFも確保している、融資も返済している分は再融資している(事実
は違っているが・・)のに、資金が足りないことはありえないとの見解。こう言わ
れれば、未払いのことは、言い出せなかった様子だ。

しかし毎月の売上が減少し、未払い金も膨れ上がり人件費も払えない。やっと、
未払い金のこと、決算調整のことなど、全てを銀行に説明した。自己資本は大幅
債務超過状態。銀行からは経営者に対して「売上が落ち込んでいるようだが、今
後どのようにして利益を確保していくのか」という、当然な質問をする。これに
対して、経営者からは既存事業の説明より新規事業の説明が中心。これでは、銀
行は嫌になってしまう。赤字を出している本業の建直しが出来ずして、何が新規
事業だと思うはずだ。

  売上低下、資金繰りが厳しくなったと感じてきたら直ぐに銀行に相談
    すること。そのときには、利益を確保するため、どのような
              施策を実行するのかを整理して持参すること。

銀行にとって見れば中途半端な形で相談されるよりも、兆候が現われたときに、
直ぐ相談して欲しいのだ。中小企業からみれば、銀行は駆け込み寺的存在だ。ど
うせ、最後になって駆け込んでくるならば、中途半端は止めて始めから来て欲し
いというのは、当然のことではないだろうか?

                  【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点    『良くなる社長の資質』
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わが未来事業株式会社も設立以来8年目となり、バブルがはじけ危機に陥った日
本の中小企業のため弊社一丸となって当たってきました。ところが、米国から、
これまでの日本とよく似た危機に面しているニュースが飛び込んできました。こ
れからの米国政府の対応でまったく日本と違う経路をたどって回復に向かうのか
それは今のところわかりません。

しかし、いつもこのメルマガに書かれているように、政府がいくら税金を投入し
てくれても救われるのは中小企業ではありません。多くの中小企業は救われるの
を待っている間に力尽きてしまうのです。

そのために未来事業では、「あなたの大事な会社を社長の立場になってともに戦
い、輝く未来を創るために全力で支援します」ということをモットーとしてやっ
てきましたし、これからもやってまいります。

「失われた10年」が終わったかに見えますが、このアメリカの不況が早くも日本
に影響を及ぼし、特に不動産・建設業関係に破綻が相次ぐ状況です。必ず救う道
を示し経営者を激励し、時には叱り付けることもあるがそれは目標のため、改革
のいばらの道を歩くための道しるべとなって経営者を導きます。

ちなみにどんなタイプの経営者が会社の危機を脱し黒字化することができるのか
調べてみますと

第1位 見栄を捨て素直に現状を認める社長
第2位 売上より利益を重視する   〃
第3位 自分に厳しく社員にやさしい 〃
    ・・・・・・・・・・・・
このようなことが言えると思いますが、皆様はどのようにお考えでしょうか。

               【未来事業 取締役  吉岡 靖子】
               
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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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