e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2008.9.24 Wed. vol.408
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◆今月(9月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
  『企業物価7.1%UP!―経営改革の策定と改革の断行は未来事業へ』
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 □経営者のための健康情報
  『食欲の秋―腹八部目を守ろう!』『長寿の秘訣―沖縄食材の活用!』   
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】       リーマン・ブラザーズ考 
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】支援をしたくなる企業になろう   
  03:【管理栄養士の一口講座】     経営者のための食生活講座 5
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┃01┃経営発展のヒント    『リーマン・ブラザーズ考』
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 先週の金融関係のショックは大変なものがあった。15日(月)に米証券大手
リーマン・ブラザーズが破綻、さらにメリルリンチをバンク・オブ・アメリカ
が買収、そして17日(水)にはAIGはFRBからの全面救済処置。おかげでわが
国においても株価が日経平均で1万1千円台にまで落ち込み、まさにパニック
状態となった。

 そこでブッシュ大統領は第2のフーバー(戦前の世界恐慌時の米大統領でそ
の無策さで傷口を広げたと悪名高い)になることを恐れてか、社会的影響が大
きいという理由をこじつけてでもAIGを実質的に国有化、さらに米国の不良資
産受け皿構想をはじめとする数十兆円の公的資金を投入する金融安定対策を発
表した。とたんに株価は急騰した。

ご存知のとおり、アメリカは不景気の中の物価高という深刻なスタグフレー
ションの真っ只中にいる。わが国も昨年末まではこの入り口あたりをさまよっ
ていたが、ここにきて危険状態に入り込んでしまったといえる。

 一方、わが福田首相はリーマンの破綻が報道された時『そんなに影響はない
ですよ。心配いりません』と相変わらず他人事のように記者に語っていた。ア
メリカとくらべて同じ末期的政府といえどもこの差は一体何か?!

 経営の立て直しをするときに、その要となるのは言わずもがな社長だ。どん
なに厳しい経営状態に陥っていても、経営者が先頭に立って果敢に改革に挑戦
すると早い時点で成果が現れてくる。しかし、まさにどこやらの首相のように
他人事でいつもタイミングが遅れた決断を繰り返し、実行が中途半端な社長が
指揮する企業はいつまでたっても好転をしない。やがて破綻を迎えることとな
る。

 今回のアメリカの金融危機や中国の大不況、さらにはBRIC’sの頭打ち状態
と続くと、さらにわが国の企業を取り巻く環境は想像を絶するものになるだろ
うと推測できる。とくに地域格差がますます増加している。改革をすすめる意
欲もスピードも乏しいわが国の官僚政治では景気のV字回復を期待することは
できない。

 この機会に自社の事業の付加価値をあげることを徹底的に狙った経営に舵を
取ることが肝要だと思う。
                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

★★★★皆様のご意見をお待ちしております→mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp

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1.書籍名 「“会社が赤字?!”とわかったとき読む本」

2.出版社  PHP研究所

3.あらすじ 同じ会社の異なる部署で働く4人の若手社員が、ある日突然直
       面した会社の経営危機。彼らが選ぶのは、再建か、転職か、そ
       れとも独立か?それぞれのこれからの人生をより実りあるもの
       にするため苦悩し行動する姿やそれに対応する経営者のありよ
       うをドキュメント風に描いた。

 私はこの執筆をするに当たって「価値観」「経営理念」「将来設計」そして
「挑戦」をキーワードとした。自社を経営するに当たって、経営者は大事な社
員たちのこころにも、思いをめぐらせて欲しい。


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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『支援をしたくなる企業になろう』
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経営の危機に直面している中小企業経営者からの、相談が多くなってきている。
内容的には、本当にうちの企業は再建できるのだろうか、銀行は支援してくれる
だろうかということだ。

中小企業向け融資枠の拡大を行うと、政府が叫んでみても、融資を実際に行う現
場である銀行までは浸透できない状況になっているのが現状だ。融資枠拡大とい
っても、銀行がプロパー融資で対応することはまず考えられない。多くは、保証
協会付きにしたいはず。しかし、この保証協会融資が問題。今年度から、保証額
の20%は銀行責任、負担が発生してしまうことになっている。

今までは、保証協会付融資ならば、業績が悪くとも仕方ないだろうと、比較的安
易に融資に応じていたが、現状はそう簡単にはいかないのだ。20%の責任負担
部分が足を引っ張り、融資したいが、取引ランクを上げておかないと融資をする
ことは難しい。業績悪化の企業は、格付けが悪くなっているのだ。銀行担当者に
とってみれば、板ばさみ状態になっているはず。

企業経営が悪化して、資金繰りは苦しくなっている。どうにかしたいと思ってい
るが、資金繰りが悪くなっている企業は、銀行格付けが悪い。融資をしたいと思
っていても、簡単に融資できない。融資しないと、世の中からは貸し渋りだと言
われてしまう。企業の要望通りに融資すれば、財務省・金融庁検査で格付けが低
く業績が悪い企業に何故融資したのだと、厳しい指導をされてしまうのだ。

経営者は、このような現状を認識し、常に対応策を講じなければならない。銀行
が継続支援したくなる先、支援できる先になる必要があるのだ。それには大きく
分けて二つ。

  一つは営業利益を確保しているか、確保出来る状態にあるのか。
      もう一つは、経営者の人柄、人間性といったところだろう。

利益が出せる企業であると判断されても、利益を出せるような集団を作り上げる
のは経営者だ。

その経営者がやる気をみせ、社員を纏め上げることが出来る人望があるかという
ことだ。人望があって初めて、銀行はどんな状況であっても支援をしたい、支援
できる企業となるはずだ。融資してくれないと、いくら叫んでいても全く解決し
ない。出来ることは、現状を真摯に受け止めて社内を纏めることだ。どんなに苦
しくとも、一緒に汗をかき、ついてきてくれる社員が何人いるのか。このことが、
銀行が支援したくなる企業のバロメーターになることを忘れてはならない。

               【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃管理栄養士の一口講座   『経営者のための食生活講座 5』
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***動脈硬化(総コレステロールが少し高めの方へ)***

今回のテーマは「動脈硬化」

動脈硬化とは血管の内壁にコレステロールなどがたまったり、血管の細胞が増殖
したりして、血管が弾力を失い、硬くもろくなるとともに、血管壁が厚くなり、
内腔が狭くなった状態をいう。
動脈硬化が進むと、しだいに血液の流れが悪くなり、ひどくなれば血管が詰まっ
てしまうことになる。

【どんな人に起こるのか】
誰でも高齢になればある程度の動脈硬化は避けられないが、単なる老化現象とは
いえないのである。
1、『高血圧』
2、『血清脂質の異常(血液中の総コレステロールの増加、LDLコレステロール↑
         HDLコレステロール↓、中性脂肪↑)』
3、『喫煙』 4、糖尿病 5、肥満 6、高尿酸血症 7、性格・ストレス
8、運動不足         『 』内が動脈硬化の三大危険因子

【動脈硬化が招く病気】
動脈硬化の進行を放置すると、全身に様々な合併症が現れる。

・狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患が起こる
・脳の血管がもろくなって破れたり詰まったりすると脳卒中が起こる
・肢の動脈に硬化が起こると壊死してしまうことになる

こうした合併症を防ぐには定期的な検査で血中脂質の状態を知り、総コレステロ
ール値などの低下をはかることが第一である。

次回はコレステロールが高めと言われたら気をつけたいことを食生活の面から
みていくことにする。
                【未来事業 管理栄養士 吉岡 美保】

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