e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2008.5.14 Wed. vol.389
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◆今月(5月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
   『未来事業の三現主義で厳しい景気をのりきろう』
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】       これが公務員の本音なのか?     
       
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】スムーズな融資審査のためには    
  03:【コンサルの視点】        男と女、経営者としての相違点    
      
  04:【経営相談 Q&A】       飲食店第2号店を出店するには    
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┃01┃経営発展のヒント    『これが公務員の本音なのか?』
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 厳しい経営からの脱出をはかるために、経営者は日夜懸命の努力をしている。
赤字の恐ろしさが寝ていても夢の中で襲ってくる。これが中小企業の経営者の現
実だ。

 こんな中で、社会保険庁の年金問題、国交省内の過剰厚生施設、公務員の天下
り・・・(この先限りないので省略)一体わが国の公務員たちは誰のために仕事
をしているのか、と頭に血が上る。

 どうしてこんなになっちゃうのか?との疑問に答えてくれるようなニュースに
触れることができた。見たひとも多かったことだろう。

 テレビで、大阪府知事が府の労働組合幹部といわゆる労使交渉をしている場面
が写された。府職員の給与削減がテーマだった。

労組「人件費の削減などはとんでもないことだ」
知事「これほどの赤字を出したら民間企業なら当たり前のこと」
労組「自治体と民間企業とはちがう。民間企業は利益を出すのが目的だが公共機
   関は府民のために仕事をしているのだ。利益を出すために仕事をしている
   のではない」
知事「それは府民に対する冒涜だ。それではこれほどの赤字になったことを誰が
   責任を取るのか」
労組「民間と一緒にされては困る。公共機関は赤字になるものなのだ。赤字で良
   いんだ」というような主旨のすれ違いが続いた。

 民間は自分達で全力をあげて商品やサービスをお客様に訴求し、お客様に気に
入っていただいたときに初めて売上げになる。一方、国や自治体は誰がなんと言
うおうとも強制的に税金として徴収する。企業でいうところの売上げだが。
 
会社はその収入を爪に火を灯すような思いでムダをなくし利益を生み出す。
公共機関は税として徴収した収入を、予算割りして残さぬように使う。予算割は
これまで使った実績で決められる。この実績のおおもとはあのバブルの頂点のと
きのレベルだ。
 しかも、その予算は税収の範囲でなく、国債、地方債ほかを加えた金額になっ
ているから、もともと赤字になるようになっている。全くおかしな話だ。
 
「公共機関は赤字になってもよい」などとはとんでもない話だ。徹底的にムダを
切り詰めより多くの利益を稼ぎ出すことだ。そしてその利益に相当する分を税金
の低減や住民のために役に立つ事業(道路や箱物投資という意味ではない)を通
じて住民に返すことだ。公共機関、自治体の方がムダ削減、利益創出に真剣にな
ってしかるべきなのだ。

 わが国の中でも最下位のレベルの大阪府の組合幹部がこんなことを平気で言っ
ているようでは大阪府民は気の毒というほかはない。これが本音ならば公務員の
存在価値はない。橋下知事がんばれ!
 
 私は幸いにして大阪に住んでいないが、クライアントには大阪の企業もある。
今度会ったときには、心からのお悔やみを申し上げることにしたい。

 でも、企業でもこの労働幹部と同じようなレベルの社長や幹部がいる。借金を
あてにしてわが社の経営の危機を認識しない会社だ。“他人の振り見てわが振り
正そう”だ。
                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『スムーズな融資審査のためには』
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銀行に新規の融資の申し込み、或いは、手形期日の返済を終わったあとの、再融
資の申し込みをするときは、充分な時間の余裕を持って申し込むことが必要だ。
「今回、融資を申し込むのはメインだから、2.3日前に申し込めば大丈夫だよ」
「長い間取引をしてきているし、銀行の言うことを何でも聞いているから、うち
の依頼は聞いてくれるよ」などと思っているこのような経営者に限って、なかな
か、返事をもらえないと、銀行に裏切られと大騒ぎする。

経営環境が激変したことにより、企業業績も変化、さらに銀行も経営効率化によ
り行員数が減少。その影響で一人の担当者が持つ企業先が増加した。担当者にと
ってはダブルパンチだ。業績悪化の企業が多くなり詳細なる検証が必要なのに、
担当先が多くなり一社にかける時間が減少。担当者はいらいらしながら、審査を
しているはずだ。

融資交渉をスムーズに進めるには、企業側からの協力も必要だ。

        それは、簡潔でポイント押えた資料を提出すること。
                銀行は手間をかけずに審査を終了させたいのが本音だ。

企業側から言わせれば、色々なことを聞かれるのは、担当者の能力がないからだ
と言う経営者がいる。しかし、そのようなことを言っても、全く無意味なのだ。
融資審査は、銀行として可否を決めるのであり、個人として行うものではない。
企業側からタイミング良く資料を入手できれば、融資承認までスムーズに進む。
しかし、資料がないために審査が進まず、担当者のやる気も失せる。場合によっ
ては承認を受けられる案件も、否決される可能性もある。

融資をスムーズに受けられるようにするには、余裕をもって申し込みをすること、
最低限の資料は揃えて申し込みをすること。現在の業況がわかる資料・決算書・
試算表・資金繰り表・銀行取引一覧表などだ。企業側が、資料提出について協力
的ならば、担当者は審査については好感をもち、処理を行うこととなる。

               【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点     『男と女、経営者としての相違点』
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 最近、複数の会社において男女の経営者が言い争う現場に立ち会った。言い争
いといっても、大は数千万円の海外投資をすべきか否かから、小は部下に言った
一言の可否についてまで、その内容は多種多様。また、関係も夫婦、親子、姑と
婿といろいろであり、論争の程度も、まさに一触即発の火の出るような激しい言
い争いから、ニコニコ笑いながら辛辣に相手の弱点・失敗を突くやり方まで中身
も多岐にわたっている。

 これらの論争の特徴はいずれも長時間にわたり議論が尽きず、放って置けば当
事者の一方または第三者である私が時間切れで席を立つまで続くことになる。そ
れぞれの言い分を聞いていると、どちらの主張にも一理ある。このような場合、
数値的に明解な判断がつかず、論理的な矛盾がないものについては、意見を求め
られてもどちらからも等距離に身を置き、回答を回避することにしている。

 このような議論を注意深く見ていると、立場や主張は大きく違っていても男女
間で基本的な考え方、方法論において大きな違いがあることに気づく。それをま
とめると以下のようになる。(ここではご批判もあると思うが、あえて「男と
女」という表現を使う。)

 1.男の判断は具体的な事象より、自分がなぜそのように判断したかという説
   明に重きが置かれるが、女の判断はいつ・どこで・誰がどのように言った
   という具体的事例によって、論争が行われる。
 2.男のほうが人(部下)の評価、金にかかわることについて見方が甘く、将
   来性を言うことが多いが、女のほうが細かい点についてシビアに見、過去
   の事例で判断する。特に金について非常にシビア。
 3.男は中・長期的な議論を好むが、女は現在の状況で現実的に判断する。
 4.男は人の見方を自分の都合の良いように変えることが多いが、女は人の見
   方、好き嫌いを変えることはなかなかない。
 5.男は見栄や勝ち負けの勝負にこだわるが、女は実を取り、第三者のシンパ
   シーを得て、自分の意思を通そうとする。
 6.女はビジネスにおいても、血縁や自分との関係の深さを重視するが、男に
   はそのような意識は薄い。
 
 このような対比において、どちらが優れているということを言うつもりはない。
ただ、これらの議論を聞きながら思ったのは、中小企業において、最良・最強の
パートナーは自分のもっとも近く、親しい異性をおいて他にないということ。
男女がそれぞれの欠点を補い合いながら、笑ったり、怒ったりしながら自分の会
社を発展させていくことが、まさに健全な姿であると思ったことである。

         【未来事業・マネジメントコンサルタント 山田 喬】 

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┃04┃経営相談Q&A    『飲食店第2号店を出店するには』
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Q:飲食業を行っています。今の店が軌道に乗ってきたので、2号店の出店を考
    えています。物件選びのコツを教えてください。

A: 物件は、専門情報誌や不動産業者で探すのが基本です。また、お付き合い
   のある金融機関や建築・設計事業者に紹介を依頼するのもよいでしょう。
   めぼしい物件が見つかったら、次の点について調査をします。
1 人口、男女比、年齢構成など
  まずは物件前の通行者の年齢・性別・職業などを、自分の目で確かめる
  ことが大切です。そして、周辺環境を調べます。オフィスや工場、住宅
  などが近隣にどれくらいあるかを確認し、商圏の客層を見定めます。
2 人や車の通行量
  想定している営業時間を中心に、週末と平日に分けて細かく調べます。
  全く人通りがないようではダメですが、多すぎるのもあまりよくありま
  せんので注意しましょう。
3 視認性
  お店がどれだけ目立つかを確認します。どんなに好立地でも、障害物に
  遮られて全く目立たないようでは売上は期待できません。意識して探さ
  なくても、自然と目に入るようでなくてはなりません。
4 競合店の存在
  競合店の有無だけでなく、客の入り、雰囲気、客層、メニューなども調
  べます。そして客単価や回転数などを概算し、勝てるかどうかを冷静に
  判断します。
5 物件自体の適否
  カンバン類の設置の可否や、電気・ガス・給排水・空調などの設備の有
  無とその容量や能力などをチェックします。

以上の点を中心に、妥協せず、じっくりと時間をかけて満足できる物件を
探すことが大事です。

        【未来事業・マネジメントコンサルタント 太田 眞彦】

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp
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