e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2008.5.07 Wed. vol.388
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◆今月(5月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】       経営理念が生きている        
  
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】銀行へは訪問し情報を公開する
  03:【コンサルの視点】        中間管理職の部下管理の重要性    
   
  04:【経営相談 Q&A】       営業の心得を指導するには      
  
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┃01┃経営発展のヒント     『経営理念が生きている』
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 私どもが企業の立て直しのお手伝いをするとき、まず経営の原点について経営
者と話をする。経営の原点とは“経営理念”のことだ。

 ほとんどの中業企業は経営理念が明示されていない。というよりも経営理念自
体がないといった方がよい。あったとしても社是的なものだし、多くは“ウチの
ような小さな会社にはあってもしょうがない“程度の認識だ。

 したがって、私の経営改革は社長と一緒に経営理念の策定を共同作業すること
からはじまる。経営理念はわが社がこの世に存在する価値や方針決定の基準にな
るものだから、これがないと経営改革ははじまらない。

 経営理念を設定するとそれを掲示し、以後社長はもちろんのこと社員も毎日経
営理念を唱和し、頭に、身体に深く叩き込むようにする。

 私が行うクライアントでの経営改革会議では、冒頭にこの経営理念を出席者全
員で唱和をすることにしている。その時の経営理念の唱和を聞いているだけで、
この会社は近いうちに成果がでるか、まだまだずっと先のことかが分かる。

 経営理念の唱和というと簡単なようで難しい。皆の思いや願いや覚悟がこの唱
和に出てくる。リズム、声の大きさ、抑揚、シンクロナイズ・・・本当に毎日の
ように経営理念を自分自身に言って聞かせているとそれが行動に表れてくる。

 中には私が行ったときだけ経営理念を唱和する企業もある。形だけで終る。不
思議なもので唱和の頭だしを聞いただけで“役に立てようとしていない”形だけ
の経営理念だとわかる。

 先日、ある企業の経営改革会議で恒例の経営理念唱和を10人ほどの経営幹部
たちと一緒に私も感動しながら唱えた。
 1年前にこの経営理念を策定する時には、社長夫妻が経営理念・経営ビジョン
の語彙の一つ一つまで思いを込めて作ったものだ。策定したと思った次の日の朝
にも「ここをこのように直しました」というほど、社長夫妻の思いが深く入って
いる。

 それから、1年間経営者夫妻はもちろんのこと、社員全員が毎日毎日朝礼時に
唱和した。さらに管理者がその中の言葉を支えているそれぞれの意味や狙いを部
下の社員達に話して聞かせることを常とした。これによって全員が経営理念を我
が物として体得することができるようになってきた。当然この会社の経営状態は
健全化に向けて一直線に突き進んでいる。

 社長も「毎日毎日自分に言って聞かせることによってほんものの思いになって
きました」と語っている。これが“経営理念が生きている”ということだ。

 経営理念を形としてだけ捉えている社長は、やることも表面だけのことで終っ
ている。数多くの社長を見ていると分かるものだ。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『銀行へは訪問し情報を公開する』
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最近、銀行担当者が企業を訪問する回数が激減。その理由は、銀行運営の効率化
のため。簡単に言えば、店舗の統廃合やリストラにより、銀行員の人数が減った
ことが大きな要因だ。それに加えて、景気不安定のために、経営不振先・返済延
滞先が増加、必然的にそのような企業に訪問時間や処理に時間をとられ、ある程
度の正常先企業に対しての訪問が減ってしまうということなのだ。

以前は、融資先を定期的に訪問し担当企業の業況・情報・資金の必要性の把握に
務めていた。顧客管理により担当者はビジネスチャンスを狙い融資獲得などにつ
なげることも可能であった。しかし、実情はこのような管理や企業訪問を望んで
いてもなかなか出来ない。

融資の申し込みがあったときなど、特に設備資金について(土地購入資金など)担
当者は、実査と言って必ず現場を見に行ったものだ。しかし実態は実査はなし。
もっとひどいことには、融資が伴わなくても、担当する企業を知るためには工場
見学などは欠かせないものであるが、それもなし。それで、よく融資の可否を決
める申請書類を書けるものだと感心してしまう。それも、銀行員の特技といえば
特技というものだろうか。

このような現状を鑑み、自社を知ってもらうことが必要だ。企業にとって見れば、
企業存続のためには融資は不可欠。担当者の訪問が期待できない場合は、

    企業側から銀行へ訪問すること。そして、どんな些細なことでも
       情報を公開することが必要だ。方法は口頭での
            説明は駄目。必ず、文章にして提出すること。

訪問を受けた担当者は、来店記録をいうものを作成。来店を受けた内容を上司経
由で支店長に報告する。これらの文章は融資申し込みの書類にファイルされ、融
資残高がある限り残ることとなるのだ。

融資の資金使途であるものを見に行かないなど、全く理解出来ないこともあるが、
それはそれで受けとめ、企業側から積極的に情報を公開し理解を得ること、それ
が、現状における一番の銀行対策となる。

              【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点     『中間管理職の部下管理の重要性』
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 前々回「コンサルの視点」において、私の第一の視点としてクライアントの会
社を訪問した時、従業員用トイレをお借りして、トイレの中が整理整頓されてい
るかを観察していることを述べました。前回はその続きとして廊下や階段の整理
整頓や天井灯の消灯状況、さらには従業員の机の上の整理整頓状況を観察するこ
とを述べました。今回はその続きを述べましょう。

 これまでは経営者の会社内への目配り・気配りがどのように行なわれているか、
ひいては経営者が従業員をどのように管理しているかを見ようということでした。
今回はトップマネジメントではなく、中間管理職がどのように管理を行なってい
るかを見ていることを述べましょう。

経営指導を開始する場合、経営者だけでなく部課長クラスまで面談を行なってい
ます。この時、各々の部課長がどのように部下を管理・指導しているかをヒアリ
ングしています。会社によっては、課長とは名だけで全く管理や指導を行なって
いない企業もあります。また、部下の管理をどのようにすべきか、教育や訓練を
受けていない課長もいます。このような会社では経営者が如何に叱咤激励しても、
実際に働いている従業員一人ひとりが経営者の期待通りの働きをするはずがあり
ません。

中間管理職の部下管理が充分に行なわれているかは経営改革の肝要であり、部下
管理が不十分であれば、全社一丸となった経営改革も「絵に書いた餅」になって
しまいます。

これが私のコンサルとしての視点の一つです。経営者は今一度、社内の部課長等
中間管理職が充分部下管理を行なっているかチェックしては如何でしょうか。

         【未来事業・マネジメントコンサルタント 津田 智幸】 

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┃04┃経営相談Q&A    『営業の心得を指導するには』
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Q:新人営業マンが入社してきました。営業の心得を端的に指導するにはどうす
  ればよいでしょうか。

A: お客様の視点に立って物事を考える必要性を教えるには、AIDMA(アイ
  ドマ)の法則を取り上げると良いと思います。
   AIDMA(アイドマ)の法則は、買い手に視点を置いたところが特徴
   で、これを売り手の視点と対応させることで、お客様の心理と呼応させ
   てコミュニケーションを図り販売に結びつける基本的プロセスです。

1,認知段階 注意(Attention) →知ってもらう。
2,感情段階 興味(Interest)   →興味、関心を持ってもらう。
              欲求(Desire)     →価値に共感してもらう。
              記憶(Memory)     →価値を頻繁に想像してもらう。
3,行動段階 行動(Action)     →買ってもらう、使ってもらう。

  買い手に与える影響を、売り手の視点として目的化して行動することが心得
  となります。 
  
        【未来事業・マネジメントコンサルタント 宇都宮 信一】

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
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