e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2007.11.14 Wed. vol.364
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◆今月(11月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
       『経営再生の三種の神器とは―未来事業の経営支援』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
       『チョコレートのすぐれた健康パワーに注目!』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        社長が陥る3つのギャップ    
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 一行取引か?複数取引がよいか? 
 03:【コンサルの視点】         国際感覚を磨こう         
            
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┃01┃経営発展のヒント     『社長が陥る3つのギャップ』
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 品質管理用語に「あわてものの誤り」と「ぼんやりものの誤り」という言葉が
ある。「あわてものの誤り」とは本当は悪くないのに「悪い」と判断してしまう
ことを指し、「ぼんやりものの誤り」は本当は悪いのにもかかわらず「良い」と
思ってしまう現象を言う。結果として前者の場合はロスやコスト高につながり、
後者の場合は重大事故になることがある。

 経営の観点から考えると、この「ぼんやりものの誤り」をすると取り返しのつ
かないことになる可能性が大きいので注意したい。その「ぼんやり」は次にあげ
る3つのギャップが原因となって発生する。

 まず“アクチュアル・ギャップ”だ。計画に対して実績が大きく落ち込んでい
るにもかかわらず、関心が薄くそのまま何ごともないようにやり過ごしてしまう
ことだ。数字に対する意識のギャップによって発生する。

 次に、“アテンション・ギャップ”がある。世の中の流れや風の向きを間違え
たり逆らったり、あるいは意識しないためにわが社の経営の方針や事業戦略が的
外れになり、成長市場から脱落してしまう。

 最後に“コミュニケーション・ギャップ”だ。顧客のニーズの把握や幹部・社
員との意思の疎通が不十分なためにお互いに理解が深まらず、お客様や社員のこ
ころが離れていってしまうことになる。

 いずれも経営の足を大きくすくうことになる要因となり、経営者は絶えず関心
を持ってこのギャップを埋める努力をする必要がある。
 
そのためには、“わが社の経営・現場の実態を把握すること”、“社会や顧客の
動向に関心をもつこと”、そして何よりも“改革姿勢を強く打ち出し、チャレン
ジする社風を築くこと”が肝要なのだ。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『一行取引か?複数取引がよいか?』
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相談に来る中小企業に取引銀行の数を聞くと、会社規模に比べて多くの銀行と取
引をしている中小企業が多い。何故、多くの銀行と取引をしているのか?という
と、業績が悪化したとき、或いは、銀行の融資方針が変わったときなどに、色々
と相談することができ安心だから、とのこと。危険負担を分担したいからとのこ
とであろう。しかし、一方で必要以上の取引銀行をもつことは、預金残高の管理
や毎月の業績報告や決算説明など手数がかかることも事実だ。

同じような主旨で一行取引で良いのかと相談を受ければ、やはり複数行、それも
二行から三行との取引をするように勧めている。一行取引の場合は、良い意味で
も悪い意味でも銀行の言いなりになりやすい傾向がある。貸出金利などの場合は
顕著な例。引上げ交渉のときなど、要請を断れば、必要なときに融資を受けられ
ないとか、手形書換に応じてもらえないかもなど弱気になり、銀行の言いなりに
なるケースもある。結果、相場より高い貸出金利を支払ってしまい、愚痴をこぼ
してもあとの祭りだ。

また、銀行も一行取引を良いことに、無理難題を言ってくる。ノルマ達成のため
に、投資信託等の商品購入などの要請は日常茶飯事。この種のケース、最近は優
位的地位の乱用などのコンプライアンス遵守が厳しくなっているが、一行取引の
場合は銀行の要請に対して断ることは勇気がいる。二行取引の場合のメリットは、
他行の情報が入り取引の比較ができ、銀行に対して有利な立場で取引交渉ができ
る。一行取引ならば、最後は困ったときには必ず助けてくれると信じている中小
企業経営者もいるが、実際は稀なケースだ。業績の悪化が連続したら、銀行から
の支援は難しい。

     取引銀行は売上規模にもよるが、
            最低でも二行取引体制を検討すること。

業績の良いときならば、なおさら取引銀行を増やし業績悪化のときに備えること
が必要だ。一行取引の場合、中小企業・銀行双方に甘えが生じる。企業は常に発
展すべきであり、銀行はそれを援助するのが役目。そうなるためには、二行取引
を行い、お互いを刺激しあい、発展することが必要となってくる。

                 【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点     『国際感覚を磨こう』
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世の中はGlobalization、World Competitionの時代です。中小企業と言えども例
外ではありません。海外とのBusinessは好むと好まざるに拘らず避けて通れなく
なっています。

同じアジアでも国が違えば文化も習慣も考え方も違うのは当然です。お隣の韓国、
台湾、中国とて顔・体型は似ていても全く違う文化・習慣や価値観を持っています。

Businessの世界に共通語があるとすれば、それはContract(契約書)です。相手を理
解する努力は当然必要ですが、日本人は得てして、“和を以って尊しとなす”“話
せばわかる”と思いがちです。

しかし、一旦、契約書にSignすれば、それが全てで、こんな筈ではなかったと言う
事態を招くことも起こり得ます。韓国、中国は“日本に追いつけ、馬鹿にはされな
いぞ”とすごく勉強しています。日本語が通じると言って安心は禁物です。例えば
And, Or, And/orの使い方一つ、GuarantyとWarrantyの取違え一つで状況は一変しま
す。Contractが原点である事をくれぐれも忘れずに、Signの時は、念には念を入れ
ることです。

          【未来事業・マネジメントコンサルタント 樋口 健二】 

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp
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