e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。 |
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃ やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に! ┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓ 経営プロデューサーレポート ┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃ 2007.10.24 Wed. vol.361 ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆今月(10月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− □吉岡憲章のコラム 『自社の「企業価値」を高めるためにはどうすればよいか』 →→→ http://www.mirai-j.co.jp/ □経営者のための健康情報 『具だくさんの味噌汁で朝食をしっかり』『疲労回復にバナナ酢』 →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm ◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 01:【経営発展のヒント】 勘と経験と度胸と・・・ 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 取引銀行は複数がよい 03:【コンサルの視点】 整理整頓清潔はトイレまで 04:【経営相談 Q&A】 標準偏差の意味について −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃01┃経営発展のヒント 『勘と経験と度胸と・・・』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 経営にとって大事なことは何か?ということについて色々な議論がある。たと えば、“昼も夜もなく仕事に打ち込む一途さ”“リーダーシップ”とか“先見力” とか・・・、切り口は違うがそれぞれはまことに正しいことだ。 一方、自分のこれまでの経験による勘を頼りに「これだっ!」とばかりに猪突 猛進していく社長のことを少々皮肉っぽく“勘と経験と度胸の社長”という。 これを略してそれぞれのイニシャルをとって「KKD社長になるな」と戒めるく らいだ。 品質管理の勉強をしていると、「KKDを捨て管理に重点を置け」というよう な教えが随所に出てくる。私も若いころはそう思っていた。というより、マネー ジャーには管理技術こそ大事、と信じていたくらいだ。 ところが、経営の現場を踏むにしたがって、この考えは間違っている、と思い 始めた。つまり経営にとっては、“勘と経験と度胸”こそ最も大事だ、というこ とだ。 これから進んでいく前に立ちはだかる様々な壁を乗り越えていくには、その都 度大変なエネルギーを必要とする。このエネルギーは経営者がそれまでに蓄えた 経験をもとに、それこそ“清水の舞台から飛び降りる”ほどの度胸と覚悟がなけ れば実行に移れない。それでこそ厚い壁を打ち破ることができるのだ。 ただし、私が申し上げたいことは単に“勘と経験と度胸”があればそれで充分 だということでは決してない。それだけだと猪突猛進と変わらないことになる。 どこへ行ってしまうかわからない。これではゴルフでいえばOBだ。 そこで、大事なことは、経営者としての“経営技術”をマスターしていること が大前提だ。つまり経営の基本を充分身につけ、その裏打ちのもとにKKDでこ とに当たれば“怖いものなし”ということなのだ。これでこそグリーンにワンオ ンさせる“ナイスショット!”となる。 つまり“勘と経験と度胸と経営技術”が大事ということだ。これが経営者として 持たねばならない本当の「経営力」といえよう。 【経営プロデューサー 吉岡 憲章】 ★★★★皆様のご意見をお待ちしております→ mailto:m-info@mirai-j.co.jp ◆――◆吉岡 憲章著 最新作 「社長の器」 全国の書店にて販売中◆――◆ ・タイトル 「社長の器」(会社を伸ばす社長、つぶす社長の見分け方) ・出版社 PHP研究所 ・定価 1,200円(本体) ・発売 全国書店店頭、アマゾンなどのITショップ [参考] 吉岡憲章著「社長の器」の詳細につきましては、下記URLをアクセスください。 アマゾン http://www.amazon.co.jp/ PHP http://www.php.co.jp/bookstore/ ◆―――◆ 『未来・経営ナビゲーション ご購読のご案内』!! ◆―――◆ あなたが願う会社の姿とは? 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