e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2007.9.26 Wed. vol.357
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◆今月(9月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
       『事業承継に悩む経営者はどうすればよいか』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
       『秋の味覚―さんまの栄養価』『夏の疲れをとる美肌食』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        数字とこころのコラボ      
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 自社をアピール、強みも弱みも   
 
 03: 【コンサルの視点】          “イルカのラッキー”に学ぶこと  
            
 04:【経営相談 Q&A】        力のある営業マンになるには    
       
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┃01┃経営発展のヒント      『数字とこころのコラボ』
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 “経営とは何だろうか?”との質問に対して皆さんは何と答えるだろうか?
ある人は“経営とは儲けることだ”、またある人は“経営とは数字だ”・・・と、
それぞれが自分が思う“経営”を語るだろう。

 アメリカ経営学において近代管理論を代表するバーナード=サイモン理論では
“経営とは、組織を形成し運営することであり意思決定である”と定義づけされ
ているそうだ。これでは何のことか余計分からなくなってしまう。所詮学者の言
っていることはこんな程度のことで面白くも何ともない。

 私の持論は“経営とは経験の科学”だ。経営を進めていく過程において大きな
決断をしなければならない場面に幾つも出会う。その時どきの場面に最適と思わ
れる対応をしなければならないが、このような場数を積み重ねていくことにより
様々な有効的で合理的な対応の仕方の“体験の引き出し”ができ、中身がドンド
ンと詰まってくる。

 この経験の引き出しの中には、企業を構成している“人”と“お金”の2大要
素が入っている。つまり幹部や社員さらには顧客、取引先、関係者などの“ここ
ろ”をどのようにすればよいかということと、“お金”をどのように効率的に扱
えばよいかということだ。

 とすると、経営をするにあたっては、“こころ”だけを扱えばよいのではない
し、ましてや“お金”だけを考えていれば良いのではない。まずは、“お金”
(金額に変えられる経営指標などを含む)で表される目標や施策を明確にした上
で、会社を支える人々の“こころ”を合わせて進めることによってより大きな二
次曲線的な成果が期待できることになる。これが“数字とこころのコラボレーシ
ョン”という科学だ。

 会社を成長させるにはこのように数値目標を明確にして、皆のこころを一つに
合わせることが不可欠だ。そのためには経営者としてより多くの場数を踏むこと
なのだ。
                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『自社をアピール、強みも弱みも』
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少しでも融資審査を有利に運ぶためには、自分の会社を銀行の支店長や担当者に
積極的にアピールすることが必要で、中小企業経営者が積極的に自社をアピール
することにより、銀行から良い印象を受け、融資審査については有利に運ぶ。

アピールの方法としては、自社の強みを伝えること。中小企業の経営者は、銀行
員が、決算書だけで全て企業のことを把握していてくれると思いがち。銀行員も、
決算書だけで自分の担当する企業のことを全て理解していると自負しているが、
しかし、それは全くの思い違いなのだ。

自社のことを良く知ってもらうためには、銀行員に工場や店舗等現場を見学して
もらうこと。そして銀行員が見学に来るときには、活気ある職場をみせること。
活気がない現場は、このような企業に融資をしても大丈夫だろうかなど、銀行に
不安を与える。また、活気ある職場は、社員のモチベーション高揚のためには是
非必要。それに加えて、自社商品が記載されている新聞・雑誌を見せる。自分で
アピールすることよりも、第三者の書いた記事の方が見る方は安心する。

一方で、銀行員に自社の弱みを見せることも必要なこと。強みだけでアピールす
るよりも、弱みを見せることにより、銀行担当者はより一層の理解を示し、信用
が増す。経営者は自分の会社の弱みを銀行員に見せることには抵抗があるが、強
みを示すよりも必要なことなのだ。なぜなら銀行員は、

    経営者が会社の弱みを把握しているのか?その弱みに対して
              きちんと、 対策を立て実行しているのかを知りたいのだ。

そして、融資にあたって、これらのことを見て評価する。

経営者は強みをアピールしたがるものだが、弱みについても銀行にきちんと説明
することが必要。そうすることにより、より一層強みがアピールされ、銀行員が
経営者を信用することになることを忘れてはならない。

          【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点        『“イルカのラッキー”に学ぶこと』
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皆さんは「イルカのラッキー」をご存知だろうか。エプソン品川アクアスタジア
ムのイルカショーに出演しているオスのカマイルカで、驚くほど運動が苦手らし
い。集団で演技しても、1頭だけ低いジャンプで、タイミングもずれてしまう。
しかし、一生懸命頑張る姿にファンが急増し、オリジナルグッズも飛ぶように売
れているという。そして、彼の成長を期待し、多くの観客が何度も水族館へ足を
運んでいるそうだ。

本来、水族館では、お金を支払っている観客に対し、厳しい練習の成果として、
完璧なショーを見せるべきであり、ラッキーのように未完成な演技は、不本意な
ものかもしれない。しかし実際は、ストレス社会の中で疲れている現代人にとっ
て、大きな癒しと明日への活力になっているようだ。

このように、企業側の狙いと顧客側のニーズにズレがある場合は、少なくない。
決して、自らの経営理念を曲げる必要はないが、大切な事は、いかに正しくお客
様のニーズを汲み取るか、ではないだろうか。

「うちの会社は、こまめにアンケートも行い、お客様の声には即座に対応してい
るよ」と、胸を張る経営者も多いかと思う。しかし、本当にそのアンケートを有
効活用しているだろうか。単に、ダイレクトメールの送付先として、住所や氏名
をパソコンに入力して終わり、という扱いではないだろうか。今一度、確認が必
要かもしれない。

時代が変われば、お客様の要望も変わる。ラッキーも、以前ならショーに不適格
なイルカだったかもしれないが、今は彼の個性が多くの人に愛され、売上増に繋
がっている。成長を続ける企業にとって、このような変化を敏感に察知する能力
が、不可欠ではないだろうか。

          【未来事業・アシスタントコンサルタント 直井 充江】

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┃04┃経営相談 Q&A   『力のある営業マンになるには』
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Q::力のある営業マンになるにはどのような心がけが必要でしょうか?

A:性格的に押しが強いとか強気という資質は必要がありません。

 まず必要な資質要件の1つに

 『スピード』力があります。スピードは顧客要求への対応の速さといってもよ
  いでしょう。営業マンは顧客から正確さとスピードの両方を事あるごとに要
  求されます。しかし正確さとスピードは相反します。正確にことを運ぼうと
  すると時間がかかることが多いのですが競合他社と戦っている中、営業マン
  は他社と差別化するためにも、この両方に磨きをかける必要があります。両
  立はなかなか難しいことですが物事を早く着手し準備し実行する習慣を身に
  つけることにより間違いがあっても修正できる余裕が出来るはずです。

この『スピード力』を営業マンの武器に出来るかどうかは資質というより意識の
持ちようかもしれません。

       【回答者:未来事業・マネジメントコンサルタント 廣澤 耕一】

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