e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2007.4.04 Wed. vol.333
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        頭が覚えている!        
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】銀行を味方に付けるには
  03:【コンサルの視点】        会社の決算書について      
 04:【経営相談 Q&A】       流通VANとは?
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┃01┃経営発展のヒント      『頭が覚えている!』
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 仕事漬けの毎日が続いた。そこでこの日曜日の午前中、一瞬の間でも頭の中を
空っぽにしたくてヨットに出かけた。私の乗っているヨットは2人乗りのディン
ギーという種類でいわゆるスポーツヨットだ。少しでも油断すると沈(チン、ひ
っくり返ること)をするので緊張の連続だ。お陰で僅か2,3時間の間だが頭の
中は風と波だけが占めることになる。

 浜で艤装をしていると私の所属しているヨットクラブの中尾和嘉社長が、ガニ
マタに加えて腰を抑えながら声をかけてくれた。若いのに(40歳+α)ぎっく
り腰ということだ。(中尾社長は当社の経営会員であり、メルマガや未来ナビに
寄稿いただいているので実名にさせていただく)

 何でも数日前に国体級のヨットの選手と争ったそうだ。中尾社長自身は過去主
要全国大会に何度も優勝した経験を持ち、今でもクラブでヨットを指導するプロ
中のプロだ。

 彼いわく、「ぎっくり腰になった原因は自分の中でははっきりしています。つ
まり、身体は年齢に逆らえないが、頭の中は過去から鍛えぬいた技術や感覚を無
意識の中に覚えていて、一瞬のうちに身体に指令を出すのです。この指令に身体
がついていけなかったからそれがぎっくり腰として表れたのです。つまり“頭が
覚えていた”ということですね」

 なるほど、これは経営の世界でも同じだ、と私は納得がいった。つまり、経営
のプロである経営者が“わが経営”というものをそこまで鍛えているだろうか、
または鍛えた体験があるだろうか、ということだ。

 毎日の経営に当たって、一瞬のうちに判断し、行動をしなければならない事態
が数多くある。その判断や行動が“表面的な瞬間芸”でなく、鍛えぬいた経営判
断にまで昇華させているかということを考えてみようではないか。

 鍛えぬいた体験に基づく瞬時の判断ならばより深い先を読んだ行動が取れる
だろう。さらに、もしそれによって会社にぎっくり腰ならぬ何らかのひずみが出
てきたら、それは今後直さなければならない問題点が抽出された、ということに
なるのだ。
                   【経営プロデューサー  吉岡 憲章】
    
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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『銀行を味方に付けるには』
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中小企業経営者の中には、「銀行に行くと、思っていることの半分も話せない」
「銀行の融資担当者からの問いかけに、全く答えることが出来ない」という方が
多い。経営者は再度銀行を訪問し融資の申し込みについて説明を求められる。中
小企業の大部分はこのケースであり、逆に銀行員が企業を訪問する場合はその企
業がよっぽど優良か、倒産寸前の企業かどちらか。

中小企業経営者が、考えなくてはならないことは「銀行は決して敵対視する存在
ではなく、味方につける存在」であるということ。銀行から見た企業とは、「ど
うしても応援したくなる企業」と「なんだか応援したくない企業」の二通り。
当然ながら、応援したくなる企業になることが必要。

経営者が銀行を訪問し担当者に会うときには、決して背伸びすることなく、自分
の企業に対する思いを自分の言葉で話すこと。銀行員は一日に何人もの経営者と
面談していることにより、経営者を見る目は一流。真剣に自社にことを考えてい
る経営者なのか、それとも、今、急いで借入をしたいがための発言なのか、簡単
に見分ける。

    悲しいかな銀行員の多くは担当している企業に対して減点主義。
       良いことが10あったとしても、悪いことが1,2あると
           悪いことのほうが印象に残り、良い結果が生まれない。

銀行員を味方に付けるには、一時しのぎの説明ではなく、事実を話すこと、そう
すれば、「あそこ社長は業績が悪いけどいつも一生懸命だ、何とかしてあげよう」
となる。経営者の中には「人生経験は俺のほうがあるんだ、あんな若い銀行員に
俺の会社のことがわかるのか」との思いがある。確かに人生経験は豊かであって
も融資に関しては別もので、客観的な目で企業を見ることが出来るのは、銀行員。

はじめは自分の思いをうまく伝えることが出来なくても、全く心配なし。銀行訪
問を避けるより、定期的に訪問して自分の思いを伝え、銀行員を自分の味方に付
ける。この繰り返しが、企業存続のために必要なこととなる。

          【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点     『会社の決算書について』
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このように言っては言い過ぎかもしれないが、経営が悪くなる会社、あるいは
悪くなった会社の社長はことごとく「決算書」というものを重要視していない。
そればかりか、全く見ていないと言うのが実態である。

「決算書」は銀行から金を借りるため、または税務署に申告するためにあると
思っている経営者の何と多いことか。

その結果からか、そのような会社の決算書は多額の不良資産を抱え、粉飾まみれ
のことが多い。証券市場に上場している会社は、よくマスコミに載るように
粉飾決算をすると商法、税法、証券取引法、等の法律により厳しく罰せられる。
しかし上場していない会社は、所得や利益を隠していない限り法制上の罰則から
は免れられ、銀行が認めれば決算書としての体をなす。

中小企業の経営者の皆さん、今一度訴えたい。

    「決算書」は自分のためにあることを再度認識しようではないか。

「決算書」は、社長にとって“今までの経営が正しかったか?”という結果を
映す鏡であり、“これからどのように経営を進めれば良いのか?”を教えてくれ
る大事な道具であるということを。

そのために、締め後最低10日以内に「決算書」を出して前月の結果を確認し、
今月・来月のやらねばならないことをチェックして欲しい。
また、10日以内に決算書を担当者につくらせて欲しい。

「決算書」は、お金を借りるためにつくるものではない。経営者自身のための
ものであるということを考えれば、中味をお化粧するなんてとんでもない。
もうひとつ言えば、“お金は利益から生まれるものである”“利益が出ているか
赤字かは決算書をつくって判ることである”ことを再認識して貰いたい。

       【未来事業・マネジメントコンサルタント  乾  辰樹】

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┃04┃経営相談 Q&A     『流通VANとは?』
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Q:流通VAN(Value Added Network)という言葉を耳にしますが、どういう
  意 味ですか?

A:VANは、付加価値通信網と言われ、コンピユーター等を接続して種々の通
  信サービス機能(転送・交換・変換等)を付加してユーザーに提供します。
  VAN業者とはこのような付加価値をつけた情報を販売する者を言います。

流通VANには、(1)業界VAN(2)地域流通VANの2種類があります。

(1)は、主にメーカーと卸売業との間で構築されている情報ネットワークです。
   業界VANで交換されるデータには次のようなものがあります。

  1、受発注データ2、出荷案内データ(仕入データ)3、請求・支払データ
  4、商品案内データ5、販売報告データ

  業界VANにおけるメーカーのメリットとしては、事務の省力化やネットワ
  ーク構築、運営、拡張の為の費用軽減があげられます。
  一方、卸売業者からみたメリットとしては、メーカーとの間で受発注データ
  や、出荷案内データが一括処理出来る点にあります。

(2)は、特定地域内で卸売業者が小売業者との受発注業務を中心とする流通業
   務の合理化を図るために構築し、運営する共同ネットワークシステムです。

  以下の特徴があります。

  1、売店の商品マスター、棚札等の保守など、EOS運用に関する作業は卸
    売が支援します。
  2、共同でネットワークを利用する為システム開発費や運用費が安価である。

  このように VAN業者を活用する事で、メーカーと卸業者の間で、又小
  売業者と卸売業者の間で 流通業務の合理化が図れると期待されています。

      【回答者:未来事業・マネジメントコンサルタント 魁生 勝祐】
       
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