e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2007.3.07 Wed. vol.329
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 □吉岡憲章のコラム 
       『わが社は次の世代に渡す価値があるか?』
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       『春野菜で健康いきいき!』『アボガドで美肌を!』
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】         新製品のミニ発表会
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 銀行は手数料収入に注目
  03:【コンサルの視点】         キーワードは『お客様の視点』
 04:【経営相談 Q&A】        リースとレンタルの相違点
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┃01┃経営発展のヒント   『新製品ミニ発表会をやってみたら?』
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 多くの中小企業が営業的に下請け的な存在にある。あまりの利の薄さに耐えか
ねて、何とか脱下請を計りたいと思っている。しかし現実には“そうは思ってい
てもなかなかできない”し、どうやったら良いのかが分からないままでいる。

 そこで、脱下請のためにはまずこんなプレッシャーを自分自身にかけてみたら
どうだろうか。
 それは、「半年後(1年後でもよい)に、わが社のお客さまに対してウチの技
術や製品についての発表会をする」ということだ。

 ほとんどの下請企業の経営者は「ウチがそんなことできるわけはない」と一笑
に伏すかもしれない。だからいつまでも下請に甘んじていることになる。

 注文されたとおりの製品作りをすることは当然過ぎることだが、その製品に付
加価値をつけるための機能や性能アップ策を提案してみたらどうだろうか。もっ
と安く、早くできる製法を考えてみたらどうだろうか。

 焦点を絞って考え、試してみたら、誰でもいくつかのアイデアは出てくるはず。
そして、そのアイデアを実際に試作して目に見えるようにしてみる。製法であれ
ばこれまでとの違いを金額や時間でも明確に表現してみる。

 こうやって見通しがついたら、社内にショウルームを作る。といっても大げさ
なものは要らない。少しばかりのスペースに新製品・新技術紹介コーナーを作れ
ばよい。

 いよいよ、取引先に案内して来社していただく。そこで社長からこの新製品の
企画の狙い、これまでの製品との違いや特長、取引先にとってのメリットなどを
説明すればよい。こんなとき、そばに用意した軽食をつまみながら談話をすると
もっとニーズに合ったものにするためのアドバイスを貰えることもある。場合に
よっては注文につながることも期待できる。

 したがって、展示する製品は完全に出来上がったものでない試作の方がよい場
合もある。取引先の意見やアイデアも採用することができるから、お客さまを巻
き込んだ製品ができる可能性があるからだ。こうなると受注確度は一気にあがる。

 こんなミニ発表会を、半年ごとに実行していると2年も経つと脱下請が実現す
ることになる。ぜひ試してみたらいかがだろうか。

                   【経営プロデューサー  吉岡 憲章】
    
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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『銀行は手数料収入に注目』
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銀行の一番の収入源は融資実行による貸付金利息なのは言うまでもない。ただし、
この融資、短期プライムが上がったとは言え、まだまだ低金利だ。特に資金需要
が旺盛な大企業あて融資は全く儲けがなく、融資量を稼ぐための割り切り融資だ。
メガバンクがビジネスローンという武器を持って、地方まで進出した一昔までは
考えられなかったことだ。

体力のない地方銀行、或いは信用金庫・信用組合は青色吐息の状態。そこで注目
したのは、手数料収入だ。振込み、手形取立、手形・小切手発行手数料、パソコ
ンバンキングなど。銀行が手数料収入に力を入れる大きな理由はノーリスクのリ
ターンだから。融資のように貸倒れになる可能性は全くない。リスクなしで儲け
を生み出すことができる、理想的な手段なのだ。

銀行は融資実行することにより、企業との取引深化を図り手数料収入も期待する
。手数料の一番多くはメイン銀行におとすこと。二番以下の銀行に対しても、融
資シェアーを参考にして毎月でなくても時々手数料を落とすことを検討。これに
より、銀行との良好な関係を築くことが可能になる。

銀行では、融資取引がある企業がどのくらいの手数料を落としているのかを毎月
チェック、融資審査の一助にする。

   手数料収入が多く発生している企業は、審査において
                 有利になる材料のひとつになる

経営者の中には、融資を受ける銀行と預金を預ける銀行、手数料を落とす銀行と
に分け、口座を開設している企業も存在。「うちの会社は銀行ごと口座を分けて
いるんだ。この条件で取引をしない銀行とは、取引をしないことにしている」こ
の会社、現状は業績も良く、銀行からの訪問もひっきりなし状態。しかしこの行
為は銀行が最も嫌う。現状はいいかも知れないが、いったん業績が悪くなり資金
繰りが厳しくなっても見向きもされない。「誰が銀行に協力しない企業を、メイ
ンでもないのに助けるか」ということ。

銀行との良好な関係を築くためには、日々の取引をオープンにすること。そして、
銀行にもメリットを与えること。このような行為は企業側が無理をして行うので
はなく、日常の取引から生まれるわけでその醸造が信頼関係構築の一番の早道で
あることを忘れてはならない。

          【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点   『キーワードは『お客様の視点』』
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 “観光客の減少に歯止めをかけようと静岡県東伊豆町の稲取温泉観光協会が事
務局長を全国から公募した”という、このおもしろいニュースを覚えているだろ
うか。私自身伊豆の伊東市出身であることと、義妹が稲取出身であることからと
ても注目していた。年齢・性別・学歴は不問、家賃無料、年収700万で実績次
第ではボーナスも出すという条件に、団塊世代を中心に応募が殺到し、応募者は
1281人にも上ったそうだ。

そして、『お客様の視点』で仕事が出来る人に任せたいという同協会が最終的に
選んだのは、NPO法人「全国まちづくりサポートセンター」事務局長の渡邊法
子さん、46歳。06年に、経済産業省の事業の一環として京都府の丹後半島で
「古代ロマン街道」事業を展開し実績を上げた、という経歴を持つ彼女は『形に
なるアイデアを地元の人と協力しながら考えて行きたい』という。彼女の人間性
と熱意に小さな町の再生を期待している。

 企業にも同じことが言える。様々な企業があるが、どの企業も再生するために、
また、売上を伸ばすために一番大切なことは、派手な宣伝広告や営業ではなく、
社長や社員ひとりひとりがお客様の気持ちになってお客様と真剣に向き合うこと
ではないだろうか。その上で、この後の戦略を一丸となって考え進めていかなけ
れば再生や発展はまずあり得ない。

                【未来事業・アシスタントコンサルタント 稲葉 由香】

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┃04┃経営相談 Q&A   『リースとレンタルの相違点』
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Q:リースとレンタルの違いを教えてください。

A:細かくはいろいろと違いはありますが、基本的な部分を述べますと、

  1、リースは対象物件を選び価格交渉まで顧客がやって物件の購入(支払)
    はリース会社が行います。したがって3社間の契約となります。
   一方、レンタルはレンタル会社が所有している物件から必要物件を選び
   賃借するもので2社間契約です。

  2、リースの場合は、契約期間(使用期間)が長く設定される場合が多く、
    中途解約は出来ません(契約期間までの全額違約金が必要)。
    レンタルは、契約期間が短い(短期の使用)場合に適します。
  
  簡単に言えば、リースは長期分割購入、レンタルは短期賃借りと解釈して
  おけばよいでしょう。

      【回答者:未来事業・マネジメントコンサルタント 乾 辰樹】   
          

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】mailto:keiei@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp
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