e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2006.11.29 Wed. vol.316
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今月(11月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
       『個別原価管理の徹底―サンドイッチ現象からの脱却』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
       『新情報!コーヒーで高血圧の危険性が下がる』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】             社長の器
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】  これからは融資に積極的になる
  03:【コンサルの視点】          温度を味方につけよう
 04:【経営相談 Q&A】         多台持ちと多工程持ちの違い
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃01┃経営発展のヒント       『社長の器』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 人にはそれぞれに器というものがある。1合の器には1合の酒しか入らないが、
1升の器には1升の酒が入るということだ。(古いたとえで申し訳ない)

 同様に社長にも「器」というものが存在する。ただしこの「社長の器」は少々
厄介なもので、この器の大きさによって会社の成長がは決まってしまう。つまり
「社長の器」の大きさにまでしかならない。いくら社長が会社を大きくしたいと
思っても、そのときの社長の器の大きさまでで止まってしまう。

 それでは、どうやってこの「社長の器」を大きくすれば良いのか。

 わが社の成長を願う経営者が持つ社長の宿命ともいえる「社長の器」を直視し、
その器をより大きくするための具体的な提言を綴った著書を 本日 次のよう
に上梓した。
 ぜひ、ご高覧いただき参考にしていただければ幸いである。

・タイトル  「社長の器」(会社を伸ばす社長、つぶす社長の見分け方)
・出版社   PHP研究所
・定価    1,200円(本体)
・発刊日   平成18年11月29日(水)
・発売    全国書店店頭、アマゾンなどのITショップ

                    【経営プロデューサー  吉岡 憲章】    

[参考]

吉岡憲章著「社長の器」の詳細につきましては、下記URLをアクセスください。

アマゾン    http://www.amazon.co.jp/
PHP     http://www.php.co.jp/bookstore/              
 

◆―――◆ 『未来・経営ナビゲーション ご購読のご案内』!! ◆―――◆

  あなたが願う会社の姿とは?

  あなたの夢の実現に役立つノウハウを、当社のコンサルが豊富な実体験を
  基に執筆します。
  起業から再建、さらに発展まであらゆる局面において不可能を可能にして
  きた未来流経営戦略。

  ※購読料として、1,000円(一年分、送料込み)を頂戴いたします。

  ご購読希望の方は、こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp

  1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX
  ※ご希望の方は、「件名」に「未来ナビ 希望」 と明記ください

◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『これからは融資に積極的になる』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新聞報道によれば、メガバンクをはじめとした各銀行の2006年9月期中間決算は、
過去最高の収益とのこと。不良債権処理が終わり、銀行も平穏なときが来たと思
いがち。しかしこの決算、よくみると収益をかさ上げしているのは、本当のとこ
ろ、貸倒引当金の戻りによるもの。いわゆる一般中小企業の決算で言うところの
経常利益が、あまり増えていないのが現状。(銀行決算では、業務純益と呼ぶ)

預金金利が低いにもかかわらず、業務純益がこれでは、これからの金利上昇には
耐えられない。今後は必然的に、貸出を伸ばし収益を上げることが必要だ。銀行
は、これからが本当の勝負。積極的に新規融資先を開拓することとなる。今まで
の、融資に対するスタンスは「原則、見送り」融資案件を検討する場合は、やら
ない方向で考えてその後、本当に良い案件だけを検討するというもの。ところが、
今後は「原則、採り上げ」

企業にとってみれば、願ってもないチャンスで、銀行の方から訪ねてきて取引を
始められる可能性が増える。銀行が

 企業を訪問するときの狙いは、その雰囲気と経営者の考え方・
   人柄を知ること、そして何よりも決算を見て財務情報を知ることにある。

経営者の中には来たばかりの銀行員に、なぜ企業の秘密である決算書を見せる必
要があるのだと思うかも知れない。融資が出来るか出来ないかは決算書を見ての
判断。結論を早く出したいと思うならば、早めに決算書を見せることが必要。

融資が出来ればそれでよし。出来なかった場合、銀行員は多少の負い目を感じる
ものだ。その場合、経営者は、既存取引銀行の攻略法を聞けば良い。企業との利
害関係がないのだから、積極的に意見を言うはず。これらのことを参考に取引銀
行にぶっつけてみる。そうすれば“この社長、中々、勉強しているな”と、一目
おかれることとなるのだ。

今までは、銀行にいじめられてきたと思っている経営者も、これからは銀行を利
用することを考えること。これからの銀行は、融資に関して積極的な対応が行わ
れる。その流れに乗ることが出来るのか、ある意味では経営者の力量が問われる
ことになるかもしれない。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃03┃コンサルの視点      『温度を味方につけよう』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 今年も残り1ヶ月になり、気候もめっきり寒くなってきた。ところで、気温が
ビジネスに大きな影響を与えていることをご存知だろうか。「温度マーケティン
グ」という言葉も使われるようになってきたが、一般的にはあまり認識されてい
ないようだ。今回は、我々に身近な「食品」を例にご紹介していこう。

 気温の上下と売れ行きがほぼ連動することで有名なのが、ビールや発泡酒だ。
気温が上がると販売量が増え、気温が下がると販売量は減少する。逆に気温が下
がると売れるのが、鍋物やおでんなどの材料である。

 鍋物用のツユも売れそうなものだが、こちらはそれほど増加しない。ツユはだ
いたい家庭で常備しており、寒い日だからといって買う物ではないようだ。

 スーパーマーケットでは、気温別に売れる商品の一覧を作っている。あるスー
パーの惣菜売り場では、1日の最高気温が15度前後の日はカレーや揚げ物、20度
前後の日は焼き肉、10度前後の肌寒い日は煮物やシチュー・おでんを多く作るよ
うにしている。

 温度マーケティングには、いくつかの法則がある。有名なのが「前日と気温が
5度開くと顧客の購買傾向が変わる」というものだ。この「5度」という数字を
覚えておくと、いろいろと応用がきくだろう。

 また「各シーズンで平均気温が初めて一定のラインを超えると、顧客の嗜好が
変わる」というのもある。例えば、秋に初めて10度を下回った日にはおでん材料
が、夏に初めて25度を超えた日にはカキ氷のアイスが急に売れ出すそうだ。

 今回は食品の例を示したが、他にも多くのものが気温により影響を受けている。
また小売業にかかわらず、メーカー、サービス業などでも気温により業績が左右
される。自分のところは関係ないと思っている企業でも、一度「気温」を切り口
に自社のビジネスを見直してみて欲しい。意外な面から業務改善のヒントが見つ
かるかもしれない。

  (参考:「日経流通新聞」2003年3月4日“収益分ける「食」の品揃え”)

           【未来事業マネジメントコンサルタント 太田 眞彦】

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃04┃経営相談 Q&A 『多台持ちと多工程持ちの違いを教えてください』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Q:「多台持ち」と「多工程持ち」とは違う考えのようですが、その違いがよく
   わかりません。教えていただけますか。

A:この「多台持ち」と「多工程持ち」を多くの人は同じコトとして解釈してい
  ることがありますが、2つは全く別ものです。

  「多台持ち」とは、同一の仕事について、作業者がより多くの機械台数を持
  ち、大量に造ることをいいます。
  そして、同一工程内で複数の機械台数を持つことから、通称「ヨコ持ち」と
  いわれています。

  これに対し、「多工程持ち」は、製品を造る手順にしたがって、作業者がプ
  レスやボール盤、ベンディングマシンなど多くの工程を持つことをいいます。
  このことから、多工程持ちのできる作業者を多能工といい、一般に製品の流
  れに沿って多くの工程を持つことから、「タテ持ち」と呼ばれています。

  いずれも全体の能率を向上させるためには必要なことです。
  ぜひ、多台持ちと多工程持ちの違いを掴んで上で、モノ造りに役立てて下さ
  い。

      【回答者:未来事業・マネジメントコンサルタント 石黒 和男】

◆――――◆ 『トロール船式会社発展法 小冊子』無料進呈! ◆――――◆

  吉岡憲章の『経営者』として、また『コンサルタント』としての、
   生きた経験が詰まった『トロール船式会社発展法』小冊子。
  メルマガ読者の方にプレゼントいたします。

  申込み方法は、こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp

1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX をご記入の上
 ※ご希望の方は、「件名」に 「小冊子 希望」 と明記ください

◆お問い合わせ・お申し込み◆――――――――――――――――――――――

 お問合せやお申込は必要事項をご記入の上、下記へご連絡ください。

 1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX
 
  こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】mailto:keiei@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆

Copyright (c) 2003-2005  未来事業株式会社 All rights reserved.   Produced by i-pocket