e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2006.11.08 Wed. vol.313
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】                 10年で何が変わったか?
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】    決算調整―粉飾―の結末は
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┃01┃経営発展のヒント     『10年で何が変わったか?』
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 “10年ひと昔”という言葉があるように、10年も経つと世の中も、自分自
身も大きく変わる。創業したばかりのヨチヨチ歩きの会社も、株式公開にいたる
ほどに成長することもある。展開した新事業も大きく花開くことも夢ではない。
こんな年月が10年間だ。

 さて、オタクの会社はどうだろうか。

工場ならば、この10年間に導入した設備はどれとどれだろうか?
            製造している製品は昔とどのように変わっただろうか?
            作業員の平均年齢はそのまま10歳上がっただけではないか?
            一人当たりの加工高は同じようなレベルではないか?

小売業ならば、この10年間同じようなものを扱っているのではないか?
            天井も床も壁も、ショウウインドウも10年分古くなっただけで
              はないか?
       相変わらず安ければ売れると思っているのではないか?

飲食業ならば、厨房も客席も店内装飾もほとんど同じではないか?
建設業ならば、10年前と同じように官需にばかり頼っているのではないか?

 こうやって、わが社の10年前と現在を客観的に見くらべてみよう。この10
年間に新しく取引をはじめた顧客はどれくらいあるのか。メーカーならばこの1
0年間にどのくらいの新しい商品を開発し、販売しただろうか。

 製造業の寿命はおおよそ15年、小売業は8年、そして飲食業は3年と言われ
るほど企業の寿命は短い現実がある。この10年間、わが社に大きな変化が見ら
れない場合は、もうそろそろ会社の寿命が尽きるといえる状態にあると思ったほ
うが良い。

 世の中、業界の風を絶えず見つめ、それに対応するための変化をしつづけるこ
とが、成長に結びつく鍵となることだろう。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック  『決算調整―粉飾―の結末は』
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毎月の試算表を分析していると、決算では赤字を計上するだろうと思われていた
企業が、黒字となっている。この企業は9月決算。「社長、7月までの試算表段階
では決算予想が赤字となっていたのに、決算では黒字になっているね、どうした
の?」「税理士に相談したら、赤字になっていると融資が受けられなくなるかも
しれないと言われたので、頑張って黒字にしました」

銀行融資を受ける場合の審査は、決算書の内容、特に営業利益及び経常利益が赤
か黒かによってほぼ決まってしまう。簡単に決算調整−粉飾−し、黒字に見せて
おけば銀行からの融資を受けやすくなる。決算調整の常套手段は在庫調整或いは、
売上の前倒しと費用の後倒し、これにより利益を調整。1回このような調整をする
と、次の期はよほどのことがない限り、大幅に赤字が発生するはず。しかし、赤
字にすれば融資を受けられないと勘違いしている経営者は、二度三度と繰り返し、
決算調整は永遠に続く。

実態と違う決算書を作ることにより銀行からの融資を受けられやすくなることは
事実だが、本来考えるべき、

   赤字になった原因を探り経営を立直すということが疎かになってくる。

そして融資の総量が膨らみ「過剰債務」「過大な支払い利息」が覆い被さること
になる。

決算調整を行い、過剰に融資を受け問題点を先送りにした企業の結末がどうなる
かは明らかだ。問題を先送りしていった結果、結局自らの首をしめることとなる。
税理士が決算調整に加担せず、本当に企業の財務改善ができるように、アドバイ
スしていけば、問題は早く解決され、良い企業になっていく。

たとえ赤字となっても、銀行には事実を報告すること。そして、赤字となった原
因を分析し対策をたてること。大切ことは、赤字をどのように解消するのかの対
策・施策。銀行はこの点を一番注視、融資の有無はこれにかかっている。
  
         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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