e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2006.10.18 Wed. vol.310
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】       誰がお客様なんだ
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】事業計画書は自社のバイブル
  03: 【松山のレストランから】     お客様のこころをつかむには
  04: 【経営相談 Q&A】       生産性の向上のためにどうすれば
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┃01┃経営発展のヒント       『誰がお客様なんだ』
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 社長が最もほしいものは“売上げ”と言っても過言ではないほど、企業にとっ
て“売上げ”は大きなウェイトを占める。最終的には利益が第一だが、何と言っ
ても売上げがなければ、物事は始まらない。
 
売上げを増加するためには、お客さまに働きかけることが基本だ。 しかし、
表に出てお客さまと接するのが嫌いだったり、上得意のお客さまの顔すら知らな
い社長もいる。また、目を社内にばかり向けて、物さえ良ければ売れるとでも思
っている社長も現実にいる。
 
一方で、一生懸命に営業活動を進めているが、なかなか成果が出ていないケー
スもある。それは、“売る”ためには、どのような地域を中心として、どのよう
なお客さまに“買っていただくか”という販売の基本認識が欠けているか、誤っ
ているかということだろう。
 
 ほんの僅かな超大企業を除いて、中小企業のほとんどは市場に対しては“弱者”
だ。弱者には弱者が取らねばならない戦略がある。それは持てる営業パワーをい
かに“集中”して販売を進めるかという戦略だ。
 つまり、キーワードは「選択と集中」だ。

 弱者中の弱者である中小企業は、まず営業先を徹底的に“選択する”ことから
始めよう。お客さまはターゲットを絞ることによって明確になる。誰にでも通じ
るようなものは誰にも売れないということ。販売地域も徹底的にできるだけ絞る
ことだ。つまり選択をすることだ。

 次の、その絞ったターゲットや地域に持てる力を集中して注ぎ込むことだ。小
さな会社は持てる力も小さい。その小さなパワーを狭いがはっきりと浮き彫りに
なっている市場に全力で注入する。

 こうすれば、僅かな力でもキリのような鋭い力を発揮できることになるのだ。
“広く浅く”をいつまで続けても売上げを増加することはできない。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『事業計画書は自社のバイブル』
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最近、中小企業経営者から、事業計画書作成の相談を受けることが多い。相談し
てくる企業の多くの決算は9月なので、遅くも8月には出来上がっていなければ
いけないのにと、思いながら良く聞いてみると銀行から提出を求められて、仕方
なしに作成しようと思っている、という。

事業計画書は、将来、業績がどのように改善し推移して行くのかを示す企業のバ
イブルで、銀行から言われて、年に一度作成すれば良いというものではない。業
績を改善させるためには、どのような施策をたてるのか、そして具体的にはどの
ようにするのか、明示することで自発的に自社で作成すべきもの。そして、この
事業計画書を銀行に提出することにより、事業計画書の妥当性を認めさせ「この
会社なら、融資をしても延滞することはないな」と、思わせることが必要となる。

事業計画書は、誰がみても将来業績が良くなっていくだろと、思われるものでな
ければならない。しかし、経営者は夢を語りたいもの。「この商品が売れれば、
わが社の売上は5倍になる」「この技術が世の中に認められれば、わが社の売上
は10倍になる」このようなことを書かれていても、銀行員は「その根拠は」「
売れる市場はあるのか」などの疑問を持つ。銀行員の多くは保守的で慎重な考え
方をする人が多いことを忘れてはならない。業績が良くなるように数字を羅列す
ることは、誰にもできること。

銀行員が納得する事業計画書とは、

  業績は良くなる根拠を具体的に併せて示すこと。そして、
   「この会社の将来は楽しみだな」と思わせるような事業計画書を作ること。

決して銀行に言われたから、融資を受けるために必要だからなどの考えで作成し
てはならない。そうした事業計画書は生きた計画書、自社のバイブルなどに決し
てならない。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃松山のレストランから   『お客様のこころをつかむには』
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  先日、私どもの経営する「フラワーダイニング樹庭」のシェフとホールアテン
ダントが上京し、研修のため銀座の一流レストランへと出かけた。有楽町駅から
徒歩5分の至便なところで経営は何とあの「シャネル」ファッションの最高峰だ。

入り口で案内嬢が予約の時間を見計らって「吉岡様ですね」と声をかけてくれる。
居心地のよいソファのような座席につくと、メニューをもった黒人の男性が「ヨ
シオカサマ、ヨウコソイッラシャイマシタ」(予約の名が店に徹底されている)
とにこやかに現れ、すべての料理を説明する。BGMはほんの少しのボリューム、
出てきた料理もほんの少しのボリューム、お客さんたちも大声を出す人もなく、
静かに、少しづつ、ゆっくり、ゆっくり食べる。質問したことにはすぐ答えがか
えってくる・・・

最後のデザートはたっぷりでおしゃれ、アフタードリンクによっておなかはほぼ
満足する。そして、トイレに入ってさらに大満足する。最新のシャワーレット、
今客が出ていったと思ったのにもうペーパーが三角になっている、シャネルのマ
ークの香水入りの石鹸、店のマークを刺繍した小さな真っ白いお手拭用タオル、
こんなところが女性客からは支持されるのだ。

レストランは、まずはシェフが一生懸命作った料理に満足するのが1であれば、
店の雰囲気とか眺望やお皿等の環境によりその満足度は10倍となる。さらに支
配人や店員、シェフの「こころ」が客に届いたとき、お客はその店のファンとな
り何度も足を運んでくれるのだ。

私どもも精一杯接客には気を遣い料理も一流を目指しているが、さすがは東京の
ど真ん中ではげしい競争の中、生き残るにはたっぷりの資金があるとはいえ、こ
のような細部にいたる気配りが必要となってくる。

フラワーダイニング樹庭も松山のおしゃれなレストランとして、こころから満足
してもらう「癒しの場」を提供している。こちらは松山空港から徒歩5分、是非
訪ねてきていただき、忌憚のないご意見をいただきたい。

詳しくはこちらからどうぞよろしくお願いします
   ↓    ↓    ↓
http://www.mirai-j.co.jp/jutei.htm

     【未来事業・取締役フラワーダイニング樹庭 マダム 吉岡 靖子】

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┃04┃経営相談 Q&A   『生産性の向上のためにどうすればよいか』
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Q:従業員が一生懸命働いても生産性がなかなか向上しないのですが?

A:生産性を表す経営指標として“労働生産性”があります。

  労働生産性 =(売上げー材料・仕入・外注費)/社員数 で算出します。

   つまり、従業員1人当りの年間限界利益のことで、通常1千万円位が標準と
  言われています。
  生産性が悪いということは、多分この労働生産性が5、6百万円くらいに
  留まっているいうことでしょう。ぜひ、試算表から自社の労働生産性を算出
  してみてください。
  
  そこで、この労働生産性を向上させるためにはどうすれば良いか、というこ
  とになります。
  それは、上式から考えてみればすぐに分かります。売上げを増やすこと、外
  部への支払を少なくすること。そして何よりも少ない従業員で仕事にあたる
  こと、となります。
  
  つまり、従業員の働きが利益に結びつくようにすることです。そのためには
  労働効率(能率×稼働率)を向上することです。
  そのためには、作業訓練、治工具の改善、設備メンテナンス、からはじまり
  能率や稼働率を下げる大きな要因を見つけ、一つ一つ解決していくことです
  
  そこで、最も大事なことは社長が先頭に立って生産性を上げていく活動を徹
  底的に展開することです。これによって、従業員たちのモチベーションも高
  まり、積極的に作業改善などをすすめて生産性を大幅に向上させることにな
  ります。
        【未来事業・マネジメントコンサルタント   石井 照章】  
                 
         
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