e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2006.10.11 Wed. vol.309
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】       2代目のなげき
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】営業係と融資係ー2通りの銀行員
  03: 【コンサルの視点】        ST0P 飲酒運転、不良撲滅  
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┃01┃経営発展のヒント       『2代目のなげき』
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 2、3代目の社長の中には、日ごろから社長の重みに耐えかね、顎を出しつつ
あえいでいる人も多い。

「私はね、好きで社長になったんじゃないのだ。おやじが急死してしょうがなく
て社長になったんだよ。いわば社員のためにこんな責任の重い役を引き受けたん
だよ」

「だいたい役員報酬だって実質的には幹部より低いくらいだ。役員賞与なんか、
社長になってから貰ったことはないもんね。」
「それに会社の借金に対して連帯保証までしているんだからな。この間、銀行か
ら追加担保がないと貸せないと言ってきた。しょうがないから持っている土地を
担保に出した。社員なら個人保証も担保提供もしないでいいから、いいよな」

「経営が悪くなったのは幹部社員たちがまともな仕事をしないからだ。後始末ば
っかり私にさせて、社長を辞めたい。誰か社長をやってくれる人はいないかな」
「まだ若いんだから本来他にやりたいことがあるんだ。このまま時間ばかり過ぎ
て行ってしまうことを考えると焦っちゃう。これが2代目の悲劇というのかな」
 
  実際に2代目、3代目の社長がこんなやり取りをして、なげいている場面によ
く直面する。ただし、こんな会社は経営が悪化していることは言うまでもない。
後継社長は、なりたくて社長になったのではないという気持ちを潜在的に持っ
ているからだと思う。

 しかし、本当になりたくないのならば、後継者を引き受けてはならない。その
ために、他に人を得ずに、その時点で会社を清算状態となってもやむを得ない運
命と考えるべきだろう。

 ただし、ひとたび引き受けたらこんなグチは完全に封印することだ。そうしな
いと周囲の誰もが社長に協力してくれなくなる。その結果、実際に困るのは社長
自身なのだから。
                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『営業係と融資係ー2通りの銀行員』
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銀行員のタイプは大きく分けると二通り。義理人情に重きを置く銀行員と、仕事
は仕事と割り切るドライな銀行員。

義理人情に重きを置く銀行員の多くは、営業担当者で、人間関係が大事だという
意識をもち、その人間関係を顧客と作り上げようとするもの。何も用事がないの
に会社に訪問することもある。このような担当者の場合、こちら側も人間関係を
重視する姿勢を見せることが必要で、担当者が来訪したときは今後銀行と深く付
き合う上でのチャンスで、色々な話を担当者と交わして人間関係を作ること。
そうすることにより「あの会社はいつも仲良くしているから、何とか融資審査を
通るようにしたい」という気持ちになるもの。

しかしこのような人間関係を重視する担当者は、企業から冷たくされることを嫌
う傾向がある。突然、来訪された時にどんなに忙しくとも、会うことが必要で時
間がとれない理由を、経営者自ら話すこと。そのような積み重ねが、信頼感を構
築することになる。

また、ドライな担当者はつきあいにくいかもしれないが、理論で攻めれば納得し
てもらいやすい。このような担当者は、「あの会社はいつも仲良くしているから、
何とか融資審査を通るようにしたい」とは思わず「いくら仲が良くても、現在の
この業績では、今回は銀行として融資を出さない方が良い」との考え方の持ち主。
このような担当者は融資係に多い。

融資係は営業と違って書類をみることにより企業を判断する。このタイプは、現
実的な考えをするので、今後業績が良くなることを資料を交えて説明することが
必要。「このくらい業績が良くなっていく材料があるならば、今回の融資は進めよ
う」という考えになる。

色々なタイプの銀行員がいるが、

    どんな担当者にも真摯な態度で向き合うことが必要。
          どんな厳しいことを言われようが、銀行担当者は企業を良くしよう

という思いで、企業に接していることには間違いないのだ。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点     『ST0P 飲酒運転、不良撲滅』
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「飲んだら乗るな」というキャッチフレーズは今や死語になってしまったのだろ
うか。

去る8月、福岡で幼児3人が飲酒運転による追突事故で犠牲になり、この件を契
機に、飲酒運転根絶へ向けた動きが社会に広がってきている。だが、9月に行な
われた全国交通安全運動期間中に飲酒運転で 3,856件が検挙され、逮捕は
218件に及んだという。このように飲酒運転が後を絶たないのが現実だ。

飲酒運転撲滅を図るためには、ソフト、ハード両面から対策を行うことが必要だ。
この10月より、ドライバーの意識改革を促すソフト面での活動を行うメーカー
が現れた。その内容は、酒酔い状態を再現するゴーグルを着用し、備えられたコ
ースで自動車を運転。飲酒運転の怖さを実感してもらうというものだ。

ゴーグルには特別な変更レンズを使用。距離感がずれたり、視野が狭くなったり
して「限りなく飲酒運転に近い状態になる」という。このような「擬似体験」を
通じて飲酒時の危険性を伝えるという地道な取り組みが始められている。

ハード面では、大手自動車メーカーが、飲酒運転を防止する装置を搭載した四輪
車の開発を相次いで検討し始めた。アメリカでは多くの州で、車に備え付けられ
た装置が酒気を検知した場合は、エンジンがかからず運転が出来なくなる装置を
違反者に義務付けている。これまで飲酒運転による死亡事故が後を絶たない中、
飲酒したら、運転できなくなるハード面の開発は必要不可欠なことだ。

一方、会社における不良撲滅についても、ソフト、ハード両面から対策を講じな
いとゼロにすることは難しい。

ソフト面では「ウチは、ベテランぞろいだから・・・・・」とか「注意さえして
いれば大丈夫」といった考え方に頼ってはいないだろうか?これを改善するため
には、社員一人ひとりの意識改革が必要だ。この意識改革ができると、改革の土
壌ができるものだ。いくつもの会社で、社員の意識が変わり、考えが、どんどん
前向きになって行く姿を私は体験してきた。ソフト面の改善の第一歩はこのよう
に、人の意識を変えることからスタートすることが最も重要なことだ。

次にハード面で不良撲滅の根源を行うには、装置内に「異常」をすぐ知らせる。
「異常」のとき、つぎの作業ができない。「異常」を発生させない。この「仕組
み」を機械の中に作り上げることが大切なことだ。
たとえば、

   誤品や欠品があると、つぎの工程で治具にセットできなかったり、
                工具が作動できないように工夫するとよい。

このように「飲酒運転、不良撲滅」とも、意識、仕組みといったソフト面、ハー
ド面の共通点は多い。かけ声だけに終わらせてはいけない。

        STOP 飲酒運転、不良撲滅。

          【未来事業・マネジメントコンサルタント 石黒 和男】
         
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