経営者のための健康相談室



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経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。


【経営者のための健康情報Vol.147】



★ 薬味の効能 ★



 日に日に気温が上がり、体が追い付かずバテ気味ではありませんか?
また、冷たいものばかり食べていると胃腸も弱まってしまいます。
そこで、薬味たっぷりの麺類を摂ることをお勧めします。薬味(やくみ)はその名の通り、「薬」としての効能と、素材の味の引き立て役としての働きを併せ持ちます。
薬味の「薬」としての効能には、口中を刺激して唾液の分泌をうながし、食欲を盛んにする(食欲増進剤)、胃の粘膜を刺激して、その働きを活発にする(健胃剤)などの働きがあります。
また、「味」については、露払いとして口をさっぱりさせる。口直しとして口中に残る味をいったん消すことで、最後まで飽きずに料理が食べられる料理の持つ臭みや味の癖を消すなどの効果があります。

                                        管理栄養士 吉岡美保






■ねぎ
ねぎの香りとほどよい辛味が、口中を快く刺激して食欲を促します(食欲増進)。胃の粘膜も刺激し、その働きを活発にします(消化機能向上)。
ねぎの白い部分に含まれる辛味の「アリシン」(正確には「アリイン」で、口の中で噛んで潰すことにより、アリシンに変わります)が血行をよくし、からだを温めてくれます(血行改善)。「アリシン」は、硫黄化合物の1種で、独特の臭いの元になるもので、にんにくにも含まれます。
同様に、「アリシン」は細胞の免疫細胞に働きかける「ヘルパーT細胞」を活性化する働きを持っています。風邪ウイルスの体内への侵入を防ぎ、また、喉や口の中で風邪のウイルスの繁殖を抑えることで、症状を軽くします(風邪の症状改善)。

■わさび
口中を刺激して唾液の分泌をうながし、食欲を盛んにします(食欲増進)。
胃の粘膜を刺激して、その働きを活発にします(消化機能向上)
口中に残る味をいったん消す口直しになることから、料理を最後まで飽きずに食べ切れるようになります。わさびの辛味は、アリルイソチオシアネートという揮発性の成分で,強い抗菌・殺菌作用を持ちます(抗菌・殺菌作用)。昔からわさびと一緒に食材を摂ると、食あたりしないと言われてきましたが、わさびには、大腸菌やサルモネラ、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌など、多くの食中毒菌の増殖を抑える働きがあります。

  

■みょうが
α-ピネン(アルファピネン)
・カリウム「α-ピネン」というのはあまり聞き慣れない成分ですが、みょうがの香りの成分です。
 この成分は、・頭をスッキリさせる・リラックスし血のめぐりをよくする
・食欲増進
・身体を温めながら溜まった熱を排出するデトックス効果があります。
夏場の冷房で冷えた身体にはぴったりですね。血液の循環を整える働きもあるので、お肌のくすみ対策にもなります。

■唐辛子
七味唐辛子には、胡麻・麻の実・けしの実・山椒・陳皮(みかんやゆずの皮を乾したもの)・青海苔など、優れた効能を持つ粉末がミックスされています。
七味に入っている陳皮などの苦味成分と、唐辛子の辛味成分カのカプサイシンは、胃粘膜を保護し、消化吸収を高め、食欲を増進させます(食欲増進、消化機能向上)。
カプサイシンには、血行を良くし、発汗を促す働きがあります(発汗作用)また七味に入っている陳皮も血行を促進します。
カプサイシンには脂肪を分解する酵素リパーゼを活性化させる働きがあります。 体内の脂肪を燃やし、肥満を防止します(肥満予防)、体に栄養素を摂り入れやすくし、体質改善などに働きかけます(滋養強壮)。
強烈な辛味は、料理のにおいや味の癖を消してくれます。













 
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  管理栄養士 吉岡 美保

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