┏┿ 儲かる会社にしようじゃないか! ━━━━━━━━━ 2014/11/12 ━┓
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     ┌╂┘元気・やる気・利益┌╂┘Vol.714  総発行部数  119,414 
                【吉岡憲章経営プロデューサーレポート】
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★未来経営塾は徹底的に『一年で儲かる会社にしようじゃないか!』第2弾!★
     
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INDEX
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1.他に例を見ない『未来流』事業再生支援とは      吉岡 憲章
2.江戸時代の学者、林羅山から学ぶ            山田 喬
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 おはようございます!
 経営プロデューサー 吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

 先週は米国の中間選挙で上下院とも共和党が民主党を抑えて8年ぶりに両院
で過半数を確保しました。日米を問わず、一見リベラルな政権の時には言葉ば
かりが先走りして先を見越した決断ができないようなところが見受けられます。

 さて、11月6日に開催しましたわが未来経営塾はテーマを「一年で儲かる会社
にしようじゃないか」として、当メルマガとコラボをさせた内容としました。

 講義のカリキュラムは下記のようなものです。いずれも経営者の関心の深い事
項について、具体的にどのように考え、対応すればよいかということを中心に私
が講義をしました。

1.何が中小企業の事業再生を妨げているのか
2.どんなに苦しくても“活路”を開くために
3.“資金繰り”の悩みから解放されるために
4.“融資を受けやすい”金融機関との付き合い方
5.みるみるうちに売上げが増える
6.下がらぬ原価はない 円安、資材高に負けない
7.幹部・社員に“利益”にチャレンジさせる
8.事業承継を上手にするために
9.事業再生の具現化事例
10.他に例を見ない“未来流”事業再生支援

 遠く兵庫県から参加していただいた方も含めて、全員が熱心にメモを取りなが
ら真剣に聴いていただきました。景気も少しずつは良い方向に向かっているとい
いながら、私たち中小企業はまるで別世界にいるような感じがします。

講義終了後も、全員が「塾に参加して本当によかった」「とっても参考になっ
たので、これからの自社の経営に生かしていきたい」などの感想を述べられ、さ
らに個別に経営相談の要請もいただきまして、大変有意義な塾になりました。

来月も12月4日に同様の趣旨の経営塾を開催しますのでぜひご参加ください。
カリキュラムにつきましては以下のアドレスをクリックして確認してください。

   ⇒ http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm

 
さて、今回は当社における営業・収益力アップの切り札である当社のシニアコ
ンサルタント山田 喬が“林羅山”を参考に管理者としてあるべき考え方について
語ります。

★★★林羅山から学ぶ★★★
 
 戦国時代の終わりから江戸時代の初期にかけて、林羅山という儒学者がおりま
した。林羅山というと、朱子学や江戸初期の歴史に興味のある方は「林家の始祖
で、徳川幕藩体制の中で、朱子学を広めた人。武家諸法度を起草した人。家康側
近の儒学者で豊臣家滅亡のもととなった大仏殿建立鐘銘事件を起こした張本人」
などいろいろな林羅山像を思い浮かべることと思います。

 その林羅山像は一般的には必ずしも、ポジティブ(肯定的)なものではなく、
ネガティブ(否定的)なイメージが強いように思われます。その要因は、明治以
降、日本の学問研究が林羅山および林家の朱子学を必要以上に悪く捉え「人間性
を否定する封建主義学問の創始者、権力者徳川家康に迎合し、出世したおべっか
つかい、学問的に独創性のない凡庸な学者など」というレッテルを貼ったためで
あるということが、揖斐高著『江戸幕府と儒学者』で述べられています。

 特に評判が悪いのが、豊臣家滅亡の原因となった「方広寺鐘銘事件」です。
豊臣家を滅亡させた大阪冬の陣・夏の陣の直接的なきっかけとなった「方広寺」
は京都に現存する天台宗の寺院です。豊臣秀吉が奈良東大寺にならって、大仏を
安置し創建しましたが、大地震や火災にあって崩壊しました。それを、秀吉の子
秀頼が再建した際に、梵鐘に書かれた銘文をひきあいに出し、徳川家にとって
不敬・不吉なものであるという難くせをつけて、戦闘に持ち込んだというのが
事件のあらましです。

 その銘文で問題とされた箇所は
1.「従一位右僕射(うぼくや)源朝臣(あそん)家康公」という家康の呼称が、
  家康を射るという意味を含ませようとした
2.「国家安康」という一句が家と康の間に安の一字を入れ、腹切り状態にした
3.「君臣豊楽、子孫殷昌」という二句は、「豊臣を君とし、子孫は盛んに繁栄す
  る」とよめ、実は徳川家を呪っているのだの三点。これを取り上げて羅山が
  家康宛に上申書を書いたというのです。

 このこと自体は『大日本資料』にも収録されていることですから事実でしょう。
しかし、問題はなぜこのような上申を書いたかということです。ネガティブな評
価の最たるものは「(この上申文は)牽強付会(道理に合わないことを無理にこ
じつけること)の珍説で曲学阿世(真理にそむいて、世間の人に気に入られるよ
うな説を唱えること))の魁(さきがけ)たるものである。(中略)家康という悪魔
に、魂を売り渡した羅山の醜悪なる心」(堀勇雄『林羅山』)が表れているという
ようなものもあるそうです。

 しかし、前掲の揖斐高氏の説によれば、朱子学を奉ずる儒者羅山は、政治は徳
に基づいて行われるべきと考え「織田・豊臣の両家は、近世の英豪ではあるが、
天性残虐にして、治世安民」という面においては問題があった。わが君家康公は
儒教の大旨をもとに太平もたらした理想的な為政者であると言っているそうで
す。

 これが事実ならば、羅山は曲学阿世の徒ではなく、朱子学という自分の信ずる
学問をこの世で具現化するために、家康に仕え、暴虐な豊臣家滅亡させ「治国平
天下」(国を治め、天下を平和に保つこと)の時代をもたらすために、積極的な
意志で、前掲の上申を書いたということになるでしょう。

 私が今まで、お会いしてきた経営トップの方で、経営者として成功した方々は、
性格、能力、経歴、育った環境などは、千差万別ですが、どこか共通するところ
があるように思えます。その共通点については、本日のテーマではないので、後
日に譲りたいと思います。

 申し上げたいことは、トップとしての適正・才能のない人がトップを目指して
も、精神的にも、経済的にも、むしろ不幸になるのではないでしょうか。天性の
ナンバー2とか、軍師とかいう人がよく小説やドラマのテーマとして、取り上げ
られますが、ナンバー2や管理者としてすばらしい能力を持っている人を私はた
くさん知っています。

 そして、その方々に共通してすばらしいと思えることは、林羅山のように、自
分のやりたいことを、トップを通して実現する力です。単なる自分の出世のため
に追従を言う管理者もたくさんいますが、仕事を通して自己実現しようとする管
理者が、企業にとって真に役に立つ管理者ですし、生き生きとした仕事を日々で
きる人ではないでしょうか。

未来事業 シニアコンサルタント  山田 喬
              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いかがでしたか?

 素晴らしい経営者は“歴史から学ぶ”と言われています。
前政権を否定することによって、自分たちの正当性を高めることを狙いとして、
明治政府は徳川時代を意識的に曲げた解釈を広めましたね。
 もっと間近では、太平洋戦争後は戦前のことを同様に意識的に否定しています。
その最たるものが朝日新聞や自称知識人たちが煽っている日本自虐論につなが
ってきています。
 歴史にしても経営にしても“何が正しいのか”を見極めて判断をする必要が欠
かせません。
 
さて、私たちは“経営を改善するために何をなすべきか”を徹底して見つめ、
具体的にどうやって収益力向上を図ればよいのかを見極めて、皆様の事業成長・
事業再生のために全力でお手伝いをいたします。
ご遠慮なくお問い合わせください。

 現時点でも、私ども未来事業が支援協議会にご支援をいただきながら、再生に
取り組んでいる企業が数多くありますので、ご遠慮なくお問い合わせください。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】


★「毎月第2水曜日午後」を「無料経営相談日」とし、お気軽に経営者や幹部の
 方にご来社いただき、納得される解決法をご提示することとしました。

 お問い合わせ先 ⇒  http://www.mirai-j.co.jp/keieisoudan.htm

経営者として“ただ1人で悩む”のではなく、ぜひ私どもに相談を持ちかけてく
ださい。どうやって収益力向上をするのか、一般論ではなく具体的な方向付け
や解決策を提言させてただきます。
私たちが皆様の事業成長・事業再生のために全力でお手伝いをいたします。
ご遠慮なくお問い合わせください。

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 私「常識破りの経営プロデューサー吉岡憲章」が多くの修羅場で、陣頭に立ち
指揮をとり続けてきた実体験に裏づけされた独特の解決手法を伝授しましょう。

      〈経営塾後、個別のご相談コーナーも予定しております(無料)〉

■『社長の夢を実現させる“一年で儲かる会社にしようじゃないか!”』第2弾
   
◆日程:12月4日(木)16:00〜18:00

◆講師:吉岡 憲章 経営プロデューサー
    
◆受講料:3.000円
        ・但しメルマガの購読者または経営会員の会員様
        ・一般の方は5.000円となります。

◆会場:永谷フリースタジオ 新宿 

◆住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-5 新宿永谷ビル8F
              (JR新宿駅西口から徒歩7分)
   
    お問い合わせ先:03-3367-8732 (担当:松本 塩島)

    詳細ページ:http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm

   では会場でお会いできることを楽しみにしております! 吉岡 憲章
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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】 hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】 http://www.mirai-j.co.jp
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