東京新宿「執念の経営コンサルタント」未来事業! 経営コンサル タント情報のe経営コンサルタント通信ならびに経営セミナー「未来経営塾」が大好評中。

 
 ┏┿儲かる会社にしようじゃないか!━━━━━━━━━━2013/11/13━━┓
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 ┗━┛ ┌╂┘元気・やる気・利益┌╂┘Vol.664  総発行部数 102,653
               【吉岡憲章経営プロデューサーレポート】
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  INDEX
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 1.「ミニカンパニー経営」のお勧め  吉岡 憲章
 2. 二宮尊徳翁を訪ねて学んだこと  石黒 和男
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 おはようございます!
 経営プロデューサー 吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

 さて、経営者の皆さんはわが社の経営状態、特に収益に関しては十分に現状を
認識されていると思います。(決算書も月次試算表もあまり見たことはないとい
う社長もたまにいるが、これはとりあえず例外ということにしておきましょう。)

 その一方で、会社の社員の方々の“わが社の収益”に対する関心や認識はいか
がでしょうか?
 実は、この点で多くの経営者が悩んでいるのです。「俺がこれほど採算をとる
ことに真剣になっているのに、うちの連中は少しも考えていない」とか「利益
については他人事のようだ」というグチをよく耳にするのです。

 そんな時、私は「社長、それは当り前のことよ」と言います。すると「どうし
て当たり前なのですか?!」と怪訝な顔をしています。

 実は、どの企業でも使っているPL(損益計算書)にこの疑問を解く鍵がありま
す。このPLは経営のためには大変に重要かつ有用な資料なのですが、これはひと
えに経営者つまり社長のためのものなのです。

 PLを社長が見ますと、一目でその期間の売上高や粗利や営業・経常利益などが
わかりますね。そして利益が減少していたら「これはやばい、何とかしなければ
・・・」と思うでしょう。ただし、それは経営者だから“この結果は良くても悪
くても自分の結果”と自覚し、反省もします。つまり疑いもなく“わがこと”な
のです。

 しかし、会社の中のある部分を預かる幹部にとっては、PLの収益結果=自分の
収益結果、ではないのです。その結果の中には良くても悪くても“自分または自
部門以外”の要因が多く含まれているのです。したがって、幹部たちはPLの収益
=自分の収益、とは全く思いません。だから、他人事にならざるを得ないのです。
経営者の先ほどの錯覚が生じる所以がここにあるのです。

 そこでどうするかです。それは幹部ごとに「自分の収益」結果がわかるような
仕組みを作ることです。
 
 たとえば、機能別にグループ分けをして、それぞれのグループが「自分の収入
と支出と利益」を明確にして、それを良くすることに取り組む仕組みを作ること
になります。そうすることによって、他人事ではなく“自分の責任”として収益
改善の実行を進めることになるのですね。

 わが未来事業ではこの仕組みを「ミニカンパニー経営」と称して、中小企業経
営のための大きな武器として指導をしています。自社に導入したいと思われてい
る方はどうぞご遠慮なく一報ください。
 
 ところで、私が主宰します“未来経営塾”では12月度から3回にわたり「業種
別生き残り戦略シリーズ」を行います。生き残りのための具体策を中心にわかり
やすい経営塾にいたします。

12月5日(木)・・ 印刷業    
1月9日(木)・・ 製造・食品業
2月6日(木)・・ 建設業
 
 さて、今回はおなじみ当社の“ムダ取りの第一人者”と言われておりますシニ
アコンサルタントの石黒和男が、わが国の“経営改革の祖”である二宮尊徳翁の
の考え方について語ります。

★★★経営改革の祖 二宮尊徳翁を訪ねて学んだこと★★★ 

 企業内コンサルから始まり、本格的に外部の経営指導を行って20年が経過した。
経営指導を行ってきた節目として、11月3日の文化の日に江戸時代後期の実践的
農政家の二宮尊徳の誕生の地である神奈川県小田原の栢山を訪れた。

 二宮尊徳の墓地である景勝寺を訪れると、そこには「入るを計って出を制す」
と書かれた墓標があった。尊徳の教えに、収入に応じた一定の「分度」を設定し、
その範囲内で生活するという考えがあるが、この言葉が今日の経営の原点になっ
ていることを思うと尊徳の偉大さが分かった。

 少年時代に二宮金次郎と呼ばれていた生家を訪れてみると、そこには昼は骨身
をおしまず働き、その寸暇や夜を利用して、学問に精を出す様子が再現されてい
た。尊徳は菜種栽培、捨苗栽培より悟った「積小為大」という言葉を大事にした。
このことは小さいことも見逃さず、大切に積み重ねていくことにより、大きな仕
事、目的を達成することができるということだ。

 後に、稲盛和夫京セラ創立者も、成功を実現するための「経営12ヵ条」の中で
時代や環境が変わろうと「しぼりきって、しぼりきってムダをなくす」のが、収
益の基本と説いている。そして、第5条に掲げた「売上を最大に、経費を最小限
に」は尊徳の教えが受け継がれ「入るを計って出を制す」という経営の原点から
きているものだ。

 稲盛経営の中で「もうダメだというときが仕事の始まり」という名言がある。
人生というのは魂の修行ではないかと悟り、65歳で京都の円福時に禅の修業に入
り、13年後にJAL再生にかけた経営者人生は心をうたれるものだ。

 尊徳は36歳の時に、大久保忠真公の命を受け、現在の栃木県真岡市で復興事業
を行ったが、周囲のトラブルが重なり、どうやって乗り越えたらよいか悩み続け
て、成田山にこもったそうだ。

 小田原の栢山を訪れた次の日に修行した成田山の新勝寺を訪れた。
地元の人に聞くと、尊徳が成田山にこもって修行したことなど、知っている人は
いなかった。場所を捜してみると、仁王門の右手に二宮尊徳翁開眼の地と記され、
断食水行21日、霊験感応あり、心願開けて大悟した、ここぞ誠に二宮哲学開眼の
地であると掲載されていた。

 ここで修行した尊徳は「予が今日に至る不動心の堅固一つにあり」と、お不動
さまのようにたとえ背中に火がもえついても、復興の場所から動くまいと固く心
に誓って、事業の立て直しを行った。

 今回は、経営改革の祖である二宮尊徳の追っかけを行ったが、もし尊徳が乱世
に生まれていれば、徳川家康クラス、おそらく天下を統一するようなことをやっ
てのけたのではないか、それほど偉大な人物を知ることができた二日間であった。

           未来事業株式会社 シニアコンサルタント 石黒 和男
       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 いかがでしたか?

 二宮尊徳翁はかのピーター・ドラッカーが尊敬する日本の経営者5人のうちの
1人に上げられています。
 一方で肝心の尊徳翁については多くの人から忘れられているような感じもしま
すね。昔の小学校は彼の勤勉な姿を学ばせるために石像を立てていたのですが、
最近はトンと見られなくなってきました。残念なことです。
 少なくても、経営に当たっている人はぜひ尊徳翁について学んでみると参考に
なることが多くあると思います。
                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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 私「常識破りの経営プロデューサー吉岡憲章」が多くの修羅場で、陣頭に立ち
指揮をとり続けてきた実体験に裏づけされた独特の解決手法を伝授しましょう。

 今回経営塾の内容を一新「一刀両断シリーズ」を3回に渡りJALを再生させた
「稲盛経営を斬る」と題し中小企業に適応できるJAL再建手法を切り口に未来
流企業再生、そして成長する経営へと支援させていただきます。

           〈経営塾後、個別のご相談コーナーも予定しております〉

<お申込み受付中> 12月から始まる新シリーズにご期待ください!

■『事例に基づく 業種別生き残り戦略シリーズ』
   〜その1 印刷業の生き残り戦略〜

◆日程:12月5日(木)16:00〜18:00

◆内容:第一部 <印刷業界の現状と企業再生について>  
    第二部 <事例による生き残り施策について>

◆講師:第一部 吉岡 憲章 経営プロデューサー     
    第二部 松本 長久 金融コンサルタント

◆受講料:3.000円
        ・但しメルマガの購読者または経営会員の会員様
        ・一般の方は5.000円となります。

◆会場:永谷フリースタジオ 新宿 
◆住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-5 新宿永谷ビル8F
              (JR新宿駅西口から徒歩7分)
   
    お問い合わせ先:03-3367-8732 (担当:松本 塩島)

    詳細ページ: http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm
    お申し込み: http://www.mirai-j.co.jp/seminar_form02.htm
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1月・2月の内容は是非ホームページでご確認の上お申込みください!

■『事例に基づく 業種別生き残り戦略シリーズ』
   

◆日程:1月9日(木)16:00〜18:00 〜その2 製造・食品業の生き残り戦略〜

◆日程:2月6日(木)16:00〜18:00 〜その3 建設業の生き残り戦略〜

   詳細はコチラ⇒ http://www.mirai-j.co.jp/

  では会場でお会いできることを楽しみにしております! 吉岡 憲章
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 □吉岡憲章のコラム 
『アベノミクスの矢を受け止めたか?!』『利益UPはプロにお任せを!』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
『冬は野菜の王様!白菜におまかせ』『何と!ビタミンCはレタスの4倍!』
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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル5F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】 hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】 http://www.mirai-j.co.jp
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