経営コンサルタント情報、e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。



  ┏┿儲かる会社にしようじゃないか!━━━━━━━━━━2012/12/26 ━━━┓
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  ┏┫   ┏┫★ 社 長 の 夢 を 現 実 に!★┣┓           ┣┓
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                          【吉岡憲章経営プロデューサーレポート】
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       ★★★“未来経営塾”執念の経営を来年こそ!★★★

  詳細はコチラ ⇒ http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm


 おはようございます!
 経営プロデューサー 吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

 さて、今年も残すところあと数日というところまで押し詰まりました。皆様に
おかれましても、お仕事の追い込みにラストスパートを掛けておられるところだ
と思います。
 
 この師走の多忙な時に衆議院総選挙が行われ本日26日には政権が民主党から
自民・公明党へと3年ぶりに交代します。あまりにも無残であった民主党政治が
終わることで、少しは将来に対する期待ができるかなというような気もします。

 ところで、年末ともなりますと“今年の10大ニュース”がテレビや新聞で紹介
されますが、貴社にとっての“10大ニュース”は何でしたでしょうか?

 J=Net21(中小企業基盤整備機構が運営する中小企業のためのポータルサイト)
が発行する“中小企業ニュース”が読まれたアクセス数に基づく“今年の10大ニ
ュース”が発表されました。

第1位 中小企業金融円滑化法、終了期限迫る−進まぬ対策、倒産に警鐘
第2位 川口商工会議所、東電値上分の「不払い運動」開始
第3位 金融円滑化法終了、中小に打撃―金融機関も6割強に影響
 ・
 ・
第10位 中小企業金融円滑化法、終了後も弾力的に返済猶予−金融相

 つまり、今年の中小企業の経営者は上位10項目のうち1、3、10位を占めて“中
小企業金融円滑化法”を大事件としてその動向を見つめたことになります。

 当メルマガにおきましても、私が主宰します未来経営塾におきましても、この
“金融円滑化法終了後の対応”について焦点をあてて繰り返しご説明をしてきま
したので、改めてご説明をすることもないと思いますが、円滑化法終了に伴い金
融機関からの融資基準は間違いなく厳しさを増します。

 このことは、現在円滑化法を利用しているか否かを問わずに、たえず経営力を
磨き、わが社を改革・成長へと導いていくことを続けて行かねばなりませんね。

そのためにも、ぜひとも下記URLにアクセスしてご確認ください。

  未来経営塾 ⇒ http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm
  経営相談  ⇒ http://www.mirai-j.co.jp/index.htm

 さて、今回は中小企業に対する地域性金融機関の動向について、当社の“資金
繰りレスキュー隊長”の金融コンサルタント松本長久が説明いたします。

★★★地域性金融機関の動向について★★★

 中小企業の金融取引において、地域性金融機関(地方銀行、信用金庫、農協な
ど)の重要性はいまさら言うまでもありません。しかしながらリスケジュールを
実施している貸出債権79兆7,500億円のうち、日銀の発表では44兆3,000億円あま
りが不良債権予備軍とされており、その大半が地域性金融機関であるといわれて
います。

 なぜならば決算に余裕のあるメガバンクなどは既に相応の貸倒引当金を計上し
ており、またサービサーなどへの対応を加速化させていて取引先の選別と不良債
権処理の一段の対応を行っているからです。それに対して地域性金融機関はまだ
まだその対応が後手にまわっております。

 そこで金融庁は円滑化法終了後を想定して地域性金融機関の自己資本について
新基準を適用すると発表致しました。BIS規制では国際業務を営むメガバンクな
どは、自己資本8%以上を要求されており、また国内業務を営む地域性金融機関
は4%以上の自己資本を求められています。その自己資本の基準を変えるという
ものです。

 簡単に言えば円滑化法終了後地域性金融機関に多額の不良債権が発生すること
が予想されるため、予め各金融機関に財務内容の健全性の準備を促しているとい
えます。

 それを受けて地域性金融機関は取引先に対する貸倒引当金を1,000億円積み増
しをしました。また金融機関の自己資本が著しく毀損したときに公的資金の導入
を定めた早期健全化法において、最後に公的資金が残っていた千葉興業銀行が
2013年にそれを完済する旨発表しました。(ただし、その後の金融機能強化法に
よる公的資金はまだ数行残っています)

 政府が提唱した政策パッケージにおける資本的劣後ローンの導入についても、
地域性金融機関はその適用に熱心で金融庁の発表によれば、前年実績約360件に
対して今期9月までで766件の実績が出されているとのことです。

 メガバンクについては資本的劣後ローンを導入して貸出債権に100%引当を取
り、また長期に渡ってそれを管理するよりはサービサーに債権を売却してしまっ
た方がコストを考えると効率が良いとの判断になっており、その導入には極めて
消極的です。

 以上様々な地域性金融機関の対応を検証して行くと、メガバンクとは異なり監
督官庁である金融庁の指導にいかに忠実であるかが見て取れます。地域性金融機
関自体の財務内容の健全性については、中小企業の資金支援と直結した問題でも
あります。

 潜在する不良債権が大量に顕在化したときに、地域性金融機関に貸し渋りや貸
し剥がしが再び発生しないようにその動向に注目していきたいと思います。

                  (資金繰りレスキュー隊長 松本 長久)
              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 いかがでしたか?

 中小企業にとって、地域性金融機関いわゆる地銀、信金、信組などと日ごろか
らの付き合いが大事ということがお分かりいただけたことと思います。

 さて、年を越すといよいよ金融円滑化法の終了まで3ヶ月、カウントダウンの
期間に入っていきます。
 私は、超短期間で収益を改善する手法として「緊急収益対策100日戦争」の展
開について指導しております。
 まだ、間に合います。この“100日戦争”を導入して収益を上げ、さらに金融
機関から融資を受けることを希望されている方がございましたら、ご遠慮なく問
い合わせください。

*利益創出・融資・資金繰り・円滑化法終了対応などに関するお問合せ先
   ⇒ http://www.mirai-j.co.jp/form.htm

*未来経営塾で経営について疑問を払拭したい方は
   ⇒ http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm

*債務を圧縮したい、サービサーについて頼みたい方は
       ⇒ http://www.mirai-j.co.jp/servicer.htm

★★当メルマガも本年最後の発刊となりました。ご愛読いただきましたこと、激
励・ご支援くださいましたことに感謝申し上げます。また、新たに迎えます来年
はご家族様共々ご健康・ご多幸でありますことをこころからお祈り申し上げます。
                        有難うございました!★★

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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 私「常識破りの経営プロデューサー吉岡憲章」が多くの修羅場で、陣頭に立ち
指揮をとり続けてきた実体験に裏づけされた独特の解決手法を伝授しましょう。
経営者の悩み“資金繰り”を克服し“収益力をアップ”させ“元気”と“やる気”
が出る経営塾です。
         〈経営塾後、個別のご相談コーナーも予定しております〉

◆日程: 平成25年1月10日(木)16:00〜18:00
    
◆テーマ:『執念の経営』
               〜瀬戸際の金融円滑化法終了対策〜

◆内容:第一部 <最新情報〜金融機関の動向について>
     1. 金融庁の方針と金融機関への指導
     2. 金融円滑化法期限に向けての金融機関の方向性
     3. セーフティネットから政策パッケージへの移行
     4. 債務者区分を落とさないためにどうしたらよいのか

    第二部 <早急なるバランスシートの改善>
     1. 資産と債務を両建てで圧縮するにはどうしたらよいか
     2. DDS、DESその他の手法について
     3. 金融機関とサービサーの行動原理と売却された場合の対応
     4. 事例研究(1)(2)
    
    第三部 <“緊急”収益力アップ>
     1. 低収益解決の決め技
     2. 事例研究“100日戦争”のすすめ方

◆講師:吉岡 憲章 経営プロデューサー
    西山 太郎 公認会計士      
    松本 長久 金融コンサルタント
    石黒 和男 シニアコンサルタント

◆受講料:3.000円
        ・但しメルマガの購読者または経営会員の会員様
        ・一般の方は5.000円となります。

◆会場:永谷フリースタジオ 新宿 
◆住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-5 新宿永谷ビル8F
              (JR新宿駅西口から徒歩7分)
   
    吉岡憲章著 PHP研究所発行「社長の器」ほかプレゼント
    お問い合わせ先:03-3367-8732 (担当:松本 塩島)

    詳細ページ: http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm
    お申し込み: http://www.mirai-j.co.jp/seminar_form02.htm

◆今後の経営塾:2月7日(木)16:00〜18:00
         『執念の経営 その2』
            〜円滑化法カウントダウンに挑む〜

  ご期待ください!
  では、会場でお会いできることを楽しみにしております! 吉岡 憲章

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