e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。



  ┏┿儲かる会社にしようじゃないか!━━━━━━━━━━2012/12/19 ━━━┓
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                          【吉岡憲章経営プロデューサーレポート】
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 おはようございます!
 経営プロデューサー 吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

 さて、この日曜日に衆議院の総選挙がありましたが、当然のことながら投票に
は行かれましたよね?
 結果はもうご承知のとおり自民党の大勝利、民主党の壊滅的な敗北ということ
になりました。予想以上、いや予想通りということでしょうか。

 国民の目というものは、いい加減なようでいて、実は厳しいものですね。驕り
や偽りを見抜いてしまいますね。それが、前回の自民党の大敗北、そして今回の
民主党の大惨敗となったのですね。

 経済成長を主張しながら、脱・卒原発を叫ぶという矛盾はまるでアクセルとブ
レーキを一緒に踏めというような政策や日本より他国を大事にするような誇りの
ない外交・安全保障の姿勢はその化けの皮を剥がされたということでしょうか。

 今から半世紀ほど前になりますが、60年安保闘争が起こりました。岸内閣の時
で国中が“安保反対!”の大きな渦に巻き込まれました。私は早大生でしたが、
周囲の友人たちは毎日のようにデモに参加して、公務執行妨害で逮捕される日が
続きました。

 実は私はその中でも数少ない“安保賛成派”でした。「君は右翼か!」と言わ
れながら「違う、安保改定はわが国の将来のために絶対必要だ!」と反対を叫ぶ
学生たちと激しくやりあったことを今も覚えています。

 そして、それからの日本はこの日米安保が芯となって発展し、世界にも例のな
い平和な国になりましたよね。今の世では“安保反対”を唱える人は教条主義者
くらいなものです。

 “脱・卒原発”を感傷的に叫ぶ政治家や活動家を見ていますと、上述の50年前
の騒動を思い出します。きっと、いかに“安全な原発”を目指して技術の積み上
げを重ねていくかという世の中になると思いますよ。

 もちろん、今でも原発被害に遭われ、避難や移転を余儀なくされている被災者
の皆様には衷心からご同情を申し上げます。しかし、政権が放射能被害に対する
真実を理解して、それをもとに政策を実行すれば、直ちに9割以上の被災者が故
郷に戻れるのにと思うと残念でなりません。やはり、政治は本当に大事だという
ことを痛感した総選挙でした。

 さて、国民が政治家を見抜くように、お客様は企業や経営者を見抜きますね。
経営者の驕りや偽りは“商品やサービス”になって現れます。お客様は何を求め
ているかを真剣に考えることが経営にとって利益につながる最大の要因というこ
とを改めて考えて見ましょう。

 私たち経営者や経営幹部はたえず経営力を磨き、わが社を成長へと導いていく
ことを続けて行かねばなりませんね。

そのためにも、ぜひとも以下のURLにアクセスしてご確認ください。

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 さて、今回は当社における営業・収益力アップの切り札である当社のシニアコ
ンサルタント 山田 喬が“中小企業の経営を構造災“から紐解きます。

★★★構造災と経営★★★
  
 耳慣れない言葉かと思いますが「構造災」という言葉があります。「構造災」
の定義は簡単に言うと、科学と技術と社会の間のインターフェイス(接点・共通領
域)で起こる災害を指すということになります。

 福島原発事故は、まさに「構造災」の典型的な例と言えます。松本三和夫著『構
造災』によれば、「構造災」が起こる場合、つぎの5つの特性が複合的に関与して
いると言われています。

 その特性とは
1.間違った先例(以前からのきまり・しきたり)を踏襲して問題を温存・先送りする
2.システム(系)の複雑性や相互依存性(互いにたより合うこと)問題を拡大させる
3.少人数の利害関係をもつ集団の誤った判断や決定が公式のものとなって、長期間判
  断を誤らせる
4.問題の対応がその場限りの対症療法で、問題の本質的な解決を行わない
5.責任の所在を不明瞭にする秘密主義が、あらゆる部門で連鎖的に行われている

の5つだとのことです。

 しかも、構造災のやっかいなところは、災害をもたらすのは「悪人」や「手抜
きをする怠けもの」ではなく、一生懸命先例やマニュアルを守り、組織に忠実な
「良い社員」や「良い役人」が構造災の原因者になることが多いということです。

 翻って、私が今まで企業の社員・役員としてあるいはコンサルタントとしてお
付き合いした中小企業の中で、経営的に窮境に陥ってしまった企業を思い浮かべ
て見ると、不思議に1.4.5.に当てはまる企業が多いように思われます。また、3.
は経営者やその家族の私利私欲のための判断、決定が会社の利益体質をむしばむ、
と言い換えることができましょう。これらの4つの特性が中小企業に窮境をもた
らし、企業を衰退させる要因であるといっても過言ではないように思います。

 トルストイは名著「アンナカレーニナ」の冒頭で「幸福な家庭は互いに似かよ
ったものであり、不幸な家庭はどこもその不幸のおもむきが異なっているもので
ある。」と言っていますが、中小企業に関して言えば「発展する企業は互いに似
かよった社風・特性をもっているが、衰退していく企業は前述の4つの特性の1あ
るいは複数の特性をもつ」ということになるでしょうか。

 窮境に陥った企業の経営者から「私も社員も懸命に努力しているのに、赤字続
きなんです。政治が悪い、社会が悪い、競合大手が憎い」という言葉を何度か聞
かされたことがありますが、実は敵や問題の本質は内にあるということがほとん
どであるように思います。

 企業再生のキーワードは企業内部の経営改革にあり、使い古された言葉ですが、
企業は中から腐っていくというのが、私のこれまでの経験に基づいた結論です。

               未来事業 シニアコンサルタント  山田 喬
              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 いかがでしたか?

 なかなか、経営者の真髄をえぐりとったような話でしたね。ぜひこの“構造災”
のどこに当てはまるかを照合しながら経営を進めていきましょう。


さて、金融円滑化法の終了まであと僅か3ヶ月少々となりました。この機会に
全ての中小企業の経営者の皆様が、経営計画書策定、経営再生、資金繰りそして
収益力アップ、サービサー対応のためにどうしたらよいかを確認してください。

 もし、分からないこと、悩んでいることがありましたらご遠慮なくお問い合わ
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 *利益創出・融資・資金繰り・円滑化法終了対応などに関するお問合せ先
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                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】


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が出る経営塾です。
         〈経営塾後、個別のご相談コーナーも予定しております〉

◆日程: 平成25年1月10日(木)16:00〜18:00
    
◆テーマ:『執念の経営』
               〜瀬戸際の金融円滑化法終了対策〜

◆内容:第一部 <最新情報〜金融機関の動向について>
     1. 金融庁の方針と金融機関への指導
     2. 金融円滑化法期限に向けての金融機関の方向性
     3. セーフティネットから政策パッケージへの移行
     4. 債務者区分を落とさないためにどうしたらよいのか

    第二部 <早急なるバランスシートの改善>
     1. 資産と債務を両建てで圧縮するにはどうしたらよいか
     2. DDS、DESその他の手法について
     3. 金融機関とサービサーの行動原理と売却された場合の対応
     4. 事例研究(1)(2)
    
    第三部 <“緊急”収益力アップ>
     1. 低収益解決の決め技
     2. 事例研究“100日戦争”のすすめ方

◆講師:吉岡 憲章 経営プロデューサー
    西山 太郎 公認会計士      
    松本 長久 金融コンサルタント
    石黒 和男 シニアコンサルタント

◆受講料:3.000円
        ・但しメルマガの購読者または経営会員の会員様
        ・一般の方は5.000円となります。

◆会場:永谷フリースタジオ 新宿 
◆住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-5 新宿永谷ビル8F
              (JR新宿駅西口から徒歩7分)
   
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    お問い合わせ先:03-3367-8732 (担当:松本 塩島)

    詳細ページ: http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm
    お申し込み: http://www.mirai-j.co.jp/seminar_form02.htm

◆今後の経営塾:2月7日(木)16:00〜18:00
         『執念の経営 その2』
            〜金融円滑化法カウントダウンに挑む〜

  ご期待ください!
  では、会場でお会いできることを楽しみにしております! 吉岡 憲章

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【MAIL】 hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】 http://www.mirai-j.co.jp
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