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  ┏┿儲かる会社にしようじゃないか!━━━━━━━━━  2012/11/14 ━━━┓
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                          【吉岡憲章経営プロデューサーレポート】
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 おはようございます!
 経営プロデューサー 吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

 さて、残すところあと4ヶ月半にまで迫ってきた金融円滑化法終了ですが、こ
の11月1日に金融担当大臣から次のような談話が出されました。タイトルは「中
小企業円滑化法の期限到来後の検査・監督の方針等について」です。

 その主旨は、まず金融機関は、期限到来後も個々の借り手(企業)の状況をき
め細かく把握し、他の金融機関と連携を図りながら、これまでと同様に貸付条件
の変更等や円滑な資金供給に努めること。

 次に“経営改善計画が1年以内に策定できる見込みがある場合”や“5年以内に
経営再建が達成される経営改善計画がある場合”は貸付条件の変更があっても不
良債権扱いにはしない。

 そして、金融機関は積極的にコンサルティング機能を発揮して、企業の収益向
上のための解決策を実行指導すること。

 何となく分かりにくい談話ですが、企業側に立って考えますと“次のような状
態の企業は、不良債権処理の対象になり、この先金融機関から継続して支援を受
けることができない”ということになります。

1.経営改善計画を作成しないでリスケを行い、1年経ってもまだ提出していない
  企業
2.経営改善計画を提出しても、その計画通りに経営改善できていない企業
3.経営改善が実際に進んでいないため、リスケジュール更新時に返済をできる
  見通しが立たない企業

 したがって、来春3月に円滑化法が終了するまでに、とにかく経営改善を実行
して成果に結びつけることが、その先のわが社の生き残りを決めることになるの
です。

 上記3項目のうち1つでも該当すると思われている経営者の方は“待ったなし”
です。ぜひ、ご連絡をください。

 詳細につきましては、このURLにアクセスしてご確認ください。

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 さて、今回は当社における金融対策の切り札である奥山孝司専務取締役のお馴
染み「金融機関との上手な付き合い方」シリーズ、今回は「メイン銀行」です

★★★金融機関との上手な付き合い方★★★

 銀行の営業担当者と話をしていますと、最近支店の融資量が減少してきており、
積極的に融資を増加させるよう、本部から指示が出ているとのことです。しかし、
現場の銀行員から言わせれば、資金需要がある企業は、なかなか融資し難い企業
が多くなっているとのことです。

 そのような現状において、各銀行が狙うのは他行肩代わりではないでしょうか。
銀行にとって、他行の既存取引を取ることは、興味深いことです。その相手がラ
イバル行だったりすると、肩代わりすることで融資量が逆転したりします。

 優良企業と言われている先には、色々な銀行が、肩代わりの提案に来ます。
提示される融資条件も魅力的で、破格の低利だったりします。
 しかし、非常に魅力ある提案でも、安易に乗ってはいけません。提案に来てい
る銀行は新規取引を獲得するために相当無理をしているはずです。

 将来に亘って、その条件は維持されるかは保証できません。特に、メイン銀行
として取引をしてきた場合の肩代わりには、慎重に検討することが必要となりま
す。

 メイン銀行を変えるということは、簡単なことではありません。経営状況が厳
しいなかにおいて、メイン銀行を持つことは必要なことです。複数の取引銀行が
ありながら、どこも取引内容が似たり寄ったりでどこがメインか分からないよう
な銀行取引をしている会社があります。

 えこひいき無く平等にという発想なのでしょうが、これはいざというときに危
険です。メイン銀行がない状態では、危なくなったら各行がわれ先に一目散に逃
げていく可能性があります。まさに早い者勝ちというわけです。

 そこまでいかなくても、難しい案件を持ち込んだ場合にどこからも尻込みされ
てタライ回しにされてしまいます。複数行ある取引銀行においてメイン銀行がは
っきりした指針を示すことで、あっさりまとまるケースが少なくありません。と
にかく、いざというときに全てを任せられるメイン銀行をつくっておくことは極
めて大事です。

 多くの場合、メイン銀行との付き合いは、その企業の歴史と言われています。
そのような意味合いにおいても、メイン銀行の肩代わりは慎重に行うようにして
ください。
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 いかがでしたか?

 どのような企業でも何らかの形で金融機関とお付き合いをしています。いや、
金融機関なしに企業運営はないと考えてもよいでしょう。
その中でも、融資を受けている企業にとってはメインバンクとの協調が会社の将
来を決めることにつながります。
 経済環境はますます厳しくなります。ぜひ、これまでより積極的に金融機関と
意思の疎通を図るようにしてください。


 経営再生、資金繰りそして収益力アップ、サービサー対応のためにどうしたら
よいか、分からないこと、悩んでいることがありましたら、ご遠慮なく問い合わ
せください。

 *利益創出・融資・資金繰り・円滑化法終了対応などに関するお問合せ先
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                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】


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が出る経営塾です。
         〈経営塾後、個別のご相談コーナーも予定しております〉

◆日程:12月6日(木)16:00〜18:00
    
◆テーマ:『ネバーネバーギブアップ経営』
               〜今なら間に合う金融円滑化法後の対策〜

◆内容:第一部 <最新情報〜金融円滑化法期限後に備える>
     1. 11月1日付金融担当大臣談話の意味するもの
     2. 金融機関の対応はどうなるのか
     3. 中小企業の経営支援のための政策パッケージ
     4. 金融機関と上手く付き合うには

    第二部 <緊急課題〜バランスシートのスリム化>
     1. 多大な負債(借入)をどうやって圧縮するか
     2. 金融機関とサービサーの関係
     3. サービサーの行動原理を読む
     4. 事例研究(1)(2)
    
    第三部 <チャレンジ・緊急収益力アップ>
     1. 経営改革計画作成の肝(キモ)
     2. 緊急対策“100日戦争”の仕掛け方
     3. 事例研究“修羅からの脱出”

◆講師:吉岡 憲章 経営プロデューサー
    西山 太郎 公認会計士      
    松本 長久 金融コンサルタント
    石黒 和男 シニアコンサルタント

◆受講料:3.000円
        ・但しメルマガの購読者または経営会員の会員様
        ・一般の方は5.000円となります。

◆会場:永谷フリースタジオ 新宿 
◆住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-5 新宿永谷ビル8F
              (JR新宿駅西口から徒歩7分)
   
    吉岡憲章著 PHP研究所発行「社長の器」ほかプレゼント
    お問い合わせ先:03-3367-8732 (担当:松本 塩島)

    詳細ページ: http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm
    お申し込み: http://www.mirai-j.co.jp/seminar_form02.htm

◆来年の経営塾:1月10日(木)16:00〜18:00
         『執念の経営』
            〜金融円滑化法終了を乗り越える奥の手〜

  ご期待ください!
  では、会場でお会いできることを楽しみにしております! 吉岡 憲章

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 □吉岡憲章のコラム 
『あと5ヶ月で大変な事態に襲われる』『あきらめないで頑張ろう!』  
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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル5F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】 hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】 http://www.mirai-j.co.jp
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