e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

 

   ┏┿儲かる会社にしようじゃないか!━━━━━━━━━━2012/4/4━━┓
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 
 ┏┫   ┏┫★ 社 長 の 夢 を 現 実 に!★┣┓   ┣┓
 ┃┗┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┃
 ┗━┛ ┌╂┘元気・やる気・利益┌╂┘Vol.583  発行部数 32,604部

【吉岡憲章経営プロデューサーレポート】
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさま こんにちは!

 経営プロデューサー 吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

  4月に入りましたね。今年は寒さが尾を引いて「やっと春が来た」というよう
な感じがしませんか?東京ではいつもなら桜が“満開”ですが、今年はやはり出
遅れています。

  ところで、気候がどうあろうとも多くの会社が今月から新しい期、新年度がス
タートします。そこで年度の始まりですから、今回は年度計画の経営の方向付け
について綴ってみましょう。

 まず、あなたの会社が赤字なら(失礼)今年度の売上計画を前年度の実績と同
じ売上高で計画してください。「冗談じゃないよ、それじゃあ今期もまた赤字だ
よ!」と思われるかもしれません。それでも、前期の売上高と横ばいで計画する
ことが儲かる会社になるための第一歩です。

 次に、前期の赤字金額と販管費(人件費+経費)がいくらだったかを把握して
ください。そして、その赤字の金額だけ、販管費を減らしてください。

 はい、これだけで今期のあなたの会社は黒字転換できる筋書きができました。

 文章では分かりにくいですから、数字で書いてみましょう、
例えば、前期の売上が100百万円とします。赤字が3百万円で販管費が40百万円
としましょう。

 そうしましたら、今期の計画は、売上を100百万円、販管費を40−3=37百万に
するのです。としますと、利益はゼロ。これであなたの会社は黒字化が現実にな
ります。簡単でしょ?!

 普通は赤字だからもっと売れば黒字になると考えますね。これが、間違いのも
とです。だから、黒字にならないのです。

 売上は、お客様が決めます。お客様が買ってくれるから売れるのですね。自分
が売っているから売れる、のではないのです。しかし、経費は経営者の決意と着
眼で決め、実行することができます。だから、直ちに成果が出るのです。
 自分の決断でできる経費削減すらできないようですと、売上を増加するなんて
いうことは、とてもとてもできるわけはありません。

 なお、黒字はもちろん、毎年成長している会社の場合は、売上計画もその成長
に見合った数字にして結構です。ただし、成長に見合う投資(市場、人財、設備
・・・など)をする裏づけが必要です。

 赤字が続きますと、やがて資金繰りがタイトになってきます。そこで、今回は
当社の“資金繰りレスキュー隊長”の金融コンサルタント松本長久が、資金繰り
の落とし穴的な存在となっています“回収と支払のバランス”の改善について説
明いたします。


★★ もう一度回収条件を見直そう  ★★

 4月になりまして新しい事業年度が始まりましたが、皆様いかがお過ごしでしょ
うか。事業計画や資金計画の策定は完了いたしましたか?

 資金繰りについてあるクライアントの実例を紹介させていただきます。
その会社は機械のメーカーですが、大手の資材商社から材料を仕入れて一流メー
カーに販売しています。

 販売先のメーカーの支払が月末締めの翌々月末払いであることから、仕入れに
ついても同様に60日払いでした。
 ところが販売先のメーカーが度重なる円高とタイでの洪水の被害を受けて、仕
入れを本社の購買部に集中化するようになりました。仕入れ価格を抑えることが
目的ですが、災害等の緊急事態に備えるためにある程度の在庫を持つようになり
ました。

 そこでメーカーが在庫を持つ代わりに、支払い条件を60日から120日に変更し
てきました。しかしながらそのクライアントにとって仕入れ先への材料代の支払
は従来の取引条件の60日のままです。従って売上代金の回収は120日で、仕入れ
の支払は60日ということになってしまいました。

 これではその会社はたまりません。売れば売るほど資金の立替が必要になりま
す。

 例えば月商が100百万円であれば、200百万円程度の立替が発生して同額の運転
資金が必要になります。
 販売先と交渉して回収サイトを短くしてもらうか、仕入れ先と折衝して支払サ
イトを長くしてもらわなければ企業そのものの資金的なビジネスモデルが成立ち
ません。

 これは一つの極端な実例ですが、皆様の会社の回収条件と支払条件は大丈夫で
しょうか。

 長年取引をしているとつい確認が疎かになり、気がついたら資金の立替が発生
していたということもありえます。経営者の方はこういった資金面での確認を担
当者まかせにするのではなく、必ず自分自身で行う習慣をつけることが大事なこ
とだと思います。

 新しい事業年度になりもう一度取引先の回収条件や支払条件を見直しすること
をお薦めいたします。


          未来事業株式会社 シニアコンサルタント 石黒 和男
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 いかがでしたか?

 一生懸命頑張って販売できたのに、支払が先にたちますと“売れれば売れるほ
どカネが回らなくなる”という悲しい現実にぶつかります。
 この機会にぜひ、顧客ごとに回収と支払のバランスを確認してください。

収益向上・融資・資金繰り・黒字転換などに関するお問合せ先
⇒ http://www.mirai-j.co.jp/form.htm

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

◆――――◆未来“元気が出る常識破りセミナー”です ◆――――◆

 私「常識破りの経営プロデューサー吉岡憲章」が多くの修羅場で、陣頭に立ち
指揮をとり続けてきた体験に裏づけされた独特の解決手法を伝授しましょう。
経営者の悩み“資金繰り”を克服し“収益力をアップ”させ“元気”と“やる気”
が出るセミナーです。セミナー後、個別のご相談コーナーも予定しております。

『待ったなし!金融円滑化法再延長後に備える』   4月24日(火)16:00〜

        1. 収益力をアップさせるために
        2. 金融機関と上手に付き合う法

『一年で儲かる会社にしようじゃないか』      5月29日(火)16:00〜

        1. 経営改革100日戦争
        2. 資金繰りと金融戦略

   ◆場所:コネクト新宿 会議室
   ◆会場住所:東京都新宿区西新宿7-2-5 フジビル7F
              (新宿駅西口から徒歩5分)
   ◆会費:5.000円
    吉岡憲章著 PHP研究所発行「社長の器」ほかプレゼント
    お問い合わせ先:03-3367-8732 (担当:松本 塩島)

    詳細ページ: http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm
    お申し込み: http://www.mirai-j.co.jp/seminar_form02.htm

  ぜひ、会場でお会いできることを楽しみにしております! 吉岡 憲章
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 このメルマガは吉岡憲章および未来事業スタッフとご縁をいただきました方々、
ご推薦・ご紹介をいただきました皆様のみに配信させていただいております。
 なおご不要の場合は、お手数をおかけいたして恐縮でございますが、巻末にあ
ります「配信削除」をクリックしていただきますようお願い申し上げます。

     ◆――――◆今月(4月)のホームページ◆―――――◆

 □吉岡憲章のコラム 
『悩みは儲からないこと、苦しい資金繰り』『収益力アップのセミナーへどうぞ』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
『春の旬、ワカメを食べよう!』『ワカメの健康効果は?』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

        ◆――――◆◆――――◆◆――――◆

※メルマガ配信、解除※

  お手続きはこちら→→→ http://www.mirai-j.co.jp/melmaga.htm
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル5F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】 hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】 http://www.mirai-j.co.jp
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆



Copyright (c) 2003- 未来事業株式会社 All rights reserved.   Produced by i-pocket