e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。


   ┏┿儲かる会社にしようじゃないか!━━━━━━━━━━2012/2/22┓

Vol.577 【吉岡憲章経営プロデューサーレポート】

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みなさん こんにちは!

 経営プロデューサー 吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

 先週は愛媛県宇和島市に行ってまいりました。実は宇和島信用金庫のバックア
ップのもとで、私が主宰する“南予地域産業活性化 若手経営塾”開催のための
訪問でした。

“地域に対する責任”や“地域との絆”を理念としている宇和島信用金庫では、
地域の産業発展のために“若手経営者を育成することが大事”との高川理事長の
方針に基づいて、経営塾がスタートし、今期は5年目になります。

 毎月1回、1年間で12回にわたって受講することによって、経営の基本を学び
ながら自社の経営計画書を実際に作成します。大変濃い内容になっています。
こうやって卒業した経営者が100人以上になります。つまり、宇和島を中心とし
た南予地域に100人を超す“経営を学んだ”経営者が存在するわけです。

 そのカリキュラムの中に“先輩経営者の講演”があります。地元で成功してい
る先輩社長の体験談や若手経営者に望むことなどを、生の声で聴くことにより、
経営をさらに理解することを狙いとしています。

 今回は、宇和島市では知らない人はいない郷土料理店「かどや」を経営してい
る清家幹広社長に講演をしていただきました。

 清家社長は、会社を成長させていく過程における様々な苦労話を織り込みなが
ら“念ずれば花開く”(強い意志をもって努力をすれば願いが叶う)という坂村
真民の言葉と、凡事徹底(当たり前のことが当たり前にできる)ということが、
成功のためのベースであるということを強調されました。

 さらに「全従業員をもっと幸せにしたい」という強い意志を持って経営に当た
っている姿勢に心を打たれ、目に涙を浮かべて聴いている受講生が数多くいまし
た。(なお、清家社長には本名で掲載することの承認をいただいております)

こうやって、この経営塾から多くの経営者の卵たちが巣立っていくのが本当に
楽しみなのですよ。

なお、本日2月22日(水)〜27日(月)「全国丼サミットin新宿伊勢丹」で伊
勢丹新宿店本館地階食品催事場に清家社長の“かどや”が出店するとのことです
ので、ご都合のつく方は訪問してあげてください。

さて、今回は当社における金融対策の切り札である奥山孝司専務取締役のお馴
染み「金融機関との上手な付き合い方」です。

★★金融機関との上手な付き合い方★★

 銀行決算期の3月近くになると銀行から企業に対して「お金を借りてください」
とお願いすることが多くなってきます。

 3月の銀行決算期は、目標を達成するために躍起になる時期です。お願いする内
容は、割引を複数の銀行にお願いしているとしたら、1行に集中して割引残高を増
やして欲しい、手形貸付で融資を受けて、決算期を過ぎてから返済して欲しい、
保証協会付融資を受けて欲しいなどです。

 経営者は、メインバンクから言われると断りづらくなってしまいます。

 特に、支店長から直接要請を受けたり、お世話になっている担当者からだと、
なおさら断りにくくなってしまいます。

 経営者が借入することに躊躇するのは、資金が必要ないのに借りれば、余分な
金利負担を負ってしまうと考えるからではないでしょうか。銀行からは、常に経
費削減をしなければいけないと言われているのに、金利を払えば余分な経費にな
ってしまう、との思いもあるはずです。

 しかし、銀行が決算期に融資を要請する企業は、どの企業でも良いという訳で
はありません。融資を要請する企業については、銀行は選択をしています。

 つまり、要請を受けた企業は銀行から選ばれた企業であり、信用されている企
業ということになります。ですから企業側はある意味、自信を持ってもよいと思
います。

 銀行も、貸せない企業に融資要請をすることはありえないからです。メインバ
ンクからの要請ですから、融資についてはできる限り受託した方がよいかと思い
ます。

 ただし、そのときには、金利を低くしてもらうように、交渉することが必要で
す。あくまで、企業がメインバンクに期待することは、安定した資金調達であっ
て、金利を低く調達することではないからです。
また、メインバンクに貸しを作っておくことも必要かもしれません。

 融資要請が、サブバンク以下からの場合は、ちょっと対応に注意してください。
サブバンク以下からの融資要請については、本当に必要な資金であるかによって、
検討した方がよいでしょう。

 また、必要な資金であってもメインに報告することが必要です。銀行は、融資
シェアーを非常に気にしますから。万が一、銀行から要請を受けたのち、メイン
バンクのシェアーを超えた場合は、それ以降メインバンクの融資姿勢が変わって
くることも考えなければなりません。

 銀行決算期におけるメインバンクからの融資要請については、あくまで今後の
融資取引を円滑に行うために必要なことと割り切ることです。むしろ、銀行から
選ばれるようになっている企業として、誇りに思ってよいのではないでしょうか。

(未来事業株式会社 エグゼクティブコンサルタント・専務取締役 奥山 孝司)

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いかがでしたか?

 俺も、期末になったら銀行から「融資をしましょう」と言ってもらえるような
会社になりたい、と思った経営者が数多くいるかもしれませんね。

 取引銀行からもっとスムーズに融資を受けたい、資金繰りの悩みを解消したい、
そして収益力アップをするためにどうしたらよいか、などお悩みがありましたら、
ご遠慮なく問い合わせください。

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                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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  ぜひ、会場でお会いできることを楽しみにしております! 吉岡 憲章
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【MAIL】 hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】 http://www.mirai-j.co.jp
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