e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。


   ┏┿儲かる会社にしようじゃないか!━━━━━━━━━━2012/2/1━┓

        ┌╂┘利益・元気・やる気┌╂┘  Vol.574     

【吉岡憲章経営プロデューサーレポート】

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みなさん こんにちは!

 経営プロデューサー 吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

まだまだ厳しい寒さが続いておりますね。東京では先週の雪がまだ解けずに残っ
ているところがあります。ぜひ、風邪を引かれませんようご自愛ください。

先週の土曜日ですが、私のクライアントの当期経営計画発表会に出席してきまし
た。発表会といっても私が指導するものは普通のものとは全く異なります。

全社員参加のもと、役員は略礼服に白ネクタイを着用します。発表者は来賓や壇
上に掲揚している日の丸に重々しく礼をしてから話をはじめます。それはこの計
画発表会を創業記念日と位置づけているからです。

経営改革を始めた最初の発表会が“新創業記念日”となります。従って、参加す
る社員たちも威儀を正して経営方針を聴くことになり、深く胸に刻まれることに
つながります。

 この、経営計画発表会こそ社長の“指導力”を発揮するための重要な場なの
です。ナポレオンはこんなことを言っています。
「1匹の狼に率いられた100匹の羊は、1匹の羊に率いられた100匹の狼より強い」
・・・まさに社長は“狼”のごとくあらねばならないですね。

 さて、今回は“銀行とうまく付き合う”ためにも、こちらの立ち位置をしっか
りと踏まえて“銀行の言うことなら何でもイエスマン”になっちゃいけませんよ、
ということを当社の金融コンサルタントの松本長久が主張いたします。

 松本は長い間メガバンクにて融資担当として、多くの中小企業と対峙してきた
経験を持っています。現在は当社の“資金繰りレスキュー隊長”としてクライア
ントの資金の緊急対応を含めて資金繰りを実践的に支援しています。

★金融機関とうまく付き合う方法★

「ノーと言う勇気を持とう」

中小企業の経営者のなかには、銀行から指示があったことは全て従わなければ
ならない、と考えている方がいます。言うことを聞いていれば全てうまくいくと
考えているのかも知れませんがそれは大変な勘違いです。

会社の経営は経営者が自主性と自己責任で行うべきであり、銀行はあくまで良
きパートナーとして対等の取引を心がけるべきです。

 私が銀行の融資を担当していたときに、このようなことがありました。
業暦のあるメーカーで長年の取引があり、その企業の社長から機械を買い換えた
いので50百万円借入をお願いしたいとの申し出でした。

工場の土地、建物を第一順位で担保に設定しており、また業績も順調なことか
ら問題ないと判断して稟議書を作成して提出しました。

 すると支店長から呼び出されて「こんな優良取引先から50百万円借入の申し込
みがあって、50百万円貸すバカがどこにいるか。社長の自宅を担保に入れさせて、
100百万円貸し付けろ」 というものでした。

 私はしかたなく、今後の業績の拡大が見込まれることから資金の調達をスムー
ズにするためにも追加担保の差し入れに応じて欲しい旨依頼をしました。

 その社長は非常に穏健な方で、将来の会社のためになるならばと借入金額の増
額もまた追加担保の差し入れも快く応じて頂きました。

 さて稟議が正式に決済になり貸出しの実行をするときに、支店長からまた「必要
のない資金50百万円は定期預金にしてもらえ」と無理難題を持ち出されました。

 当時債務者に対する歩積両建て(金を貸してその何割かを預金にさせること)
が大変チェックが厳しいときで、やむなく会社から社長個人に貸し付けて、さら
に連帯保証人になっていない社長の奥様名義で定期預金をつくるという離れ業を
やりました。

 今では銀行がこの様な無理難題を押し付けることはなくなってきたと思います。
しかしながら銀行も商売でやっている以上、長い取引においては様々な申し出を
してくるケースがあると思います。

 その時に経営者がノーと言えるかということです。
ついつい銀行の言うことは全て聞かなくてはならないと考える方もいますが、
むしろ企業として毅然とした態度を取った方が、銀行から信頼され上手く付き合
うことができるというものです。

 経営者のなかにはあまり銀行と折衝した経験がなく、不安だという方もいらっ
しゃると思います。

 そのような時は是非私どもにご相談ください。

経験豊富な金融のベテランが必ずお役に立てると思いますので、どうか宜しくお
願い申し上げます。      
(未来事業 資金繰りレスキュー隊長  松本 長久)
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 いかがでしたか?

 金融機関の裏側の一面を覗いていただきました。
しかし、大事なことは銀行と対決することではありません。しっかりと“経営
者としての考え”を主張することは逆に銀行から信頼を得ることにつながります。

 銀行から融資を受けるために、分からないこと、悩んでいることがありました
ら、ご遠慮なく問い合わせください。

融資・資金繰りに関するお問合せ先
⇒ http://www.mirai-j.co.jp/form.htm

【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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 私「常識破りの経営プロデューサー吉岡憲章」が多くの修羅場で、陣頭に立ち
指揮をとり続けてきた体験に裏づけされた独特の解決手法を伝授しましょう。

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セミナー後、個別のご相談コーナーも予定しております。

『わが社の経営力と対銀行スーパー戦略』     2月28日(火)16:00〜

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◆会場住所:東京都新宿区西新宿7-2-5 フジビル7F
(新宿駅西口から徒歩5分)
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お問い合わせ先:03-3367-8732 (担当:松本 塩島)

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   ◆ぜひ、会場でお会いできることを楽しみにしております(吉岡憲章)◆
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 □吉岡憲章のコラム 
『金融円滑化法再延長!』『リスケ等条件変更は続けない!受け付けない!』
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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル5F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp
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