e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2011.11.30 Wed. Vol.566
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆本日のご案内  実践金融・資金繰りセミナー◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
銀行とうまく付き合う方法 〜資金計画 逃げから攻めへ〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 12月16日(金) 16:00〜◆

私「経営プロデューサー吉岡憲章」が多くの修羅場で、陣頭に立ち指揮を
とり続けてきた体験に裏づけされた独特の解決手法を伝授しましょう。

経営者の最大の悩みである“資金繰り”を克服する元気が出るセミナーです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━来年予定している当社のセミナーのご案内です ━┓

◆銀行が喜んで貸したくなる奥の手セミナー   1月24日(火)16:00〜

◆わが社の経営力と対銀行スーパー戦略セミナー 2月28日(火)16:00〜
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  ┌╂┘

   ◆場所:  コネクト新宿 会議室                
◆会場住所:東京都新宿区西新宿7-2-5 フジビル7F
(新宿駅西口から徒歩5分)
◆会費:5.000円
吉岡憲章著 PHP研究所発行「社長の器」ほかプレゼント
問い合わせ先:03-3367-8732 (担当:松本 塩島)

    詳細ページ: http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm
お申し込み: http://www.mirai-j.co.jp/seminar_form.htm

  ぜひ、会場でお会いできることを楽しみにしております。 (吉岡憲章)┌╂┘
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
01:【経営発展のヒント】        やっちまった!       
02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】企業育成のための融資なのに 
03:【コンサルの視点】         三位一体は大事なこと!
04:【資金繰り相談Q&A】       支払手形決済でバタバタしない方法
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃01┃経営発展のヒント      『やっちまった!』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 当メルマガの前週号で“ブータンからの贈りもの”というタイトルで執筆した。
ブータン国王陛下夫妻の来日に関連して、東日本大震災の義援金を8千万円もい
ただいたことについて、ブータン国に対して感謝と尊敬の念を持って接しようで
はないか、という主旨である。

 その中で、8千万円はブータン国民1人当たりに換算すると114万円であると断
定してしまった。正解は“1人当たり114円”で、位取りを誤ったことによる間
違いで、お詫び申し上げるとともに訂正させていただきたい。
私はこれまで多くの失敗をしてきたが、執筆に関して単行本を含めてこのよう
なミスをした記憶はない。まさに“やっちまった!”と恥じ入る次第だ。

 なお、この1人あたり114円をわが国の人口で考えると146億円ほどになる。
経済的な規模から考えると、日本のGDP500兆円に対してブータンは13百億円
ほどということから考えても、ブータンにおける8千万円は日本人が考える8千
万円と比較にならないほどの大きな負担であることは変わらない。

 今回は、数字に対する“思い込み”が失敗の原因であるが(自分のことは棚に
上げて申し上げるが)企業経営者も様々な場面で、今回の私のように“思い込み”
による誤りをすることがあるのではないだろうか。

 たとえば、この受注は確実だと思い込んでいたためにフォローをしなかったら
失注してしまった。今月の資金繰りは大丈夫と思い込んでいたが、支払先のうち
1社計上を落としていたことが原因で厳しい状態となった・・・というように。

 私を筆頭として“自分が正しい”と思いがちである。いつも第3者の目をもっ
て自分のしていることをチェックすることが肝要であると痛感する次第である。

 今回は私、吉岡憲章の“反省の号”とさせていただいた。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『企業育成のための融資なのに』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 中小企業経営者のなかには銀行を苦手としている方が多い。銀行には弱い立場
にあると信じて疑わないからだ。あるいは、銀行とは分かり合えないと思ってい
るからだ。このように考え、銀行との歩みよりを逃がしてしまうことが多い。

 経営者が銀行に求めることの一番は融資だろう。必要なときに必要なだけ貸し
てくれることを望んでいる。それも、うるさく言わないで融資をして欲しいと思
っている。しかし銀行が望むことは、企業の育成だ。特に地方銀行、信用金庫は
地元企業を自分の手で発展させることを望んでいる。その先の延長に融資がある
との考え方だ。

 その手段としての計画書が、重要な位置づけとなってくる。銀行側は経営計画
を作成、計画と実績の進捗の繰り返しで企業の成長を望むこととなる。

 しかしその考え方は企業側に存在しない。計画書を作成する時間など、全くな
い。その時間があれば、売上を増やすために,営業に行った方が良いと考えてし
まう。ひどい企業になると、銀行員の給料は、自社が払っている利息で賄ってい
るんだ。卑屈になることはないと、開き直る企業も存在している。

 一番の問題点は、企業側は銀行とは分かり合えないと考えていることだ。銀行
側の担当者の理解能力では自社を理解することは難しい。銀行には、何度も同じ
説明を求められる。全く自社を理解してくれない。理解していないにも関わらず、
融資を申込むと、業界平均との比較を良く言われる。たしかに、業務合理化によ
る人手不足なのか、事業構造自体が複雑化したのか、銀行員の事業理解力が不十
分と考えられることも多い。

 しかし、このようなことを思っていても、最終的に行きづまるのは企業なのだ。
企業存続のために銀行側に歩み寄ることが必要で決して難しいことではない。そ
れは積極的に、銀行と接触をもつことだ。避けていても何も始まらないことを良
く理解することが必要だ。
【エグゼクティブ・コンサルタント 奥山 孝司】

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃03┃コンサルの視点     『三位一体は大事なこと!』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 災害発生時に一番大事なことは「まず逃げて命を守る」ことだ。

 去る11月13日に行政による防災訓練が行われた。
毎年実施される防災訓練には、茅ヶ崎市から平成14年に防災リーダーの任命を受
けて今回で7回目の参加となる。
今年はいつもの年より参加者が多く約1000人が参加し、3月11日の大震災によ
る関心の深さが例年と違っていた。

 訓練の内容は、応急手当による三角巾取扱訓練および担架やトイレの組立や救命
処置としてのAEDの使用方法など多岐に渡った訓練だ。私はその訓練の中で、け
が人が出た時の担架の組み立てと使用方法を担当することになった。

 今回の訓練には地元の中学生も積極的に参加し、市と住民と学校の「三位一体」
の総合訓練となった。生徒には、事前に用意したパネルに書かれた組み立て手順を
もとに、山本五十六式の「やって見せ 言ってきかせて させてみせ ほめてやら
ねば人は動かじ」の教え方で行ったところ、生徒はまたたくまに訓練の内容を身に
つけた。

 グループに分かれた参加者が、我々のコーナーに来た。先ほど訓練を受けた中学
生が活躍してくれた。参加された方は、生徒に負けまいと家庭にある毛布と2本の
棒による担架の組み立て方を体験している。ある年配の女性から、もし2本の棒が
なかったらどうすればよいのかとの質問があった。

 棒がなくても毛布の端を丸めて棒に仕立て、その質問された方に乗ってもらい、
コーナーを一周すると拍手喝さいとなった。その光景をみながら市長に「三位一体」
がいかに大事なことかを説明すると、市長の考えも「三位一体」を1つとして行政
に今後つなげていきたいと笑顔で応えていた。

 経営改革を進めていくためには、クライアント先だけですべて出来るものではな
い。未来事業の経営指導はもちろん、改革を行う途上では、運転資金の必要が見込
まれるなどのケースが出てくる。その場合は金融機関との連携を密にして、「三位
一体」で進めていくことが大事なことだ。

      「三位一体」とは三つのことが1つになることだ。
1つになることは、何ものにも代えがたい、かけがえのないものではなかろうか。

    【未来事業 シニアコンサルタント 石黒 和男】

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃04┃ 資金繰り相談Q&A  『支払手形の決済でバタバタしない方法』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Q:毎月支払手形の決済でバタバタしています。なんとかこれを改善する方法は
ないでしょうか。

A:企業の資金繰りを考えたときに、一番負担になるのは銀行への返済と
支払手形の決済です。
借入れ返済は返済繰り延べ(リスケジュール)という方法があり、対応する
ことは可能です。

  しかしながら仕入れ代金の支払いとして手形を振り出してしまったら、手形の
決済は待ったなしでやってきます。
支払い方法を手形の振り出しではなく、手形の期日に合わせた現金払いにする
方法が考えられます。そうすれば仮に顧客からの入金が遅れても、対応するこ
とができます。

  もちろんいきなり支払い方法を変更してしまうと、混乱が生じへたをすると
仕入れが止まってしまうケースにもなりかねません。

  まず順序として現金払いにするための資金を確保する必要があります。
次には仕入れ先への説明です。これは丁寧にやらなければ会社の信用不安を
起こしかねません。

 これらの労力は大変なものがありますが、一度苦労してしまえば資金繰りの
悩みの大半が解消されます。

  逃げから攻めへ、是非資金繰りの事はわれわれレスキュー隊にご相談下さい。

【資金繰りレスキュー隊長  松本 長久】

     ◆――――◆今月(11月)のホームページ◆―――――◆

 □吉岡憲章のコラム
『リーマンショックより厳しい経済津波』『経営・金融のプロで経営革新を』
→→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
『大ヒット、食べるラー油』『料理のちょい足しに!油の摂り過ぎには注意』
→→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆――――◆ 『トロール船式会社発展法 小冊子』無料進呈! ◆――――◆

  吉岡憲章の『経営者』として、また『コンサルタント』としての、
生きた経験が詰まった『トロール船式会社発展法』小冊子。
メルマガ読者の方にプレゼントいたします。

  申込み方法は、こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp

  ※ご希望の方は、「件名」に 「小冊子 希望」 と明記し
1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX
をご連絡ください。
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
メルマガ配信、解除

お手続きはこちら→→→http://www.mirai-j.co.jp/melmaga.htm

◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp

◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆





Copyright (c) 2003-2011  未来事業株式会社 All rights reserved.   Produced by i-pocket