e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2011.8.31 Wed. Vol.553
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    お申し込み: http://www.mirai-j.co.jp/seminar_form.htm  ┌╂
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経営コンサルタント会社「未来事業株式会社」は、中小企業経営者の皆様へ
社長最大の悩みである「資金繰り」についてのセミナーを開催し、その場で
個別のご相談に応じます。
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当日は『経営プロデューサー 吉岡 憲章』本人が皆様に直接お目にかかり講
演をいたします。その後資金繰りレスキュー隊が個別のご相談に応じます。

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問い合わせ先:03-3367-8732
       
是非東京新宿までお越しください。スタッフ一同お待ち申し上げております。
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  01:【経営発展のヒント】        苦境を跳ね返す       
  02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】融資申請後回答が来ない理由  
03:【コンサルの視点】         縄文遺跡の雄大さ
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┃01┃経営発展のヒント     『苦境を跳ね返す』
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 今日で猛暑の夏も終わる。東日本大震災、原発放射線汚染に加えて、株安、円
高そしてわが国の格付けダウン・・・まさにわが国が直面しているこれらの苦境
を跳ね返すことを新政府に期待したい。

 さて、このような厳しい経済環境のなかでも、私たち中小企業は何としてでも
生き残って行かねばならない。どのような苦境があろうとも、経営者はそれらを
跳ね返していくことが大事だ。

 そのために、経営者が判断・決定するときに参考としていただきたいポイント
を上げる。

1.見栄を捨てる・・・見栄が行動を鈍らせる。見栄という衣を脱いだとき経営
            者は怖いものがなくなる。
2.あきらめない・・・赤字になっても、資金が不足しても会社は何とかなる。
            社長があきらめさえしなければ。
3.自己革命をする・・これまでの延長では激流を乗り切れない。過去の自分を
            否定することで壁を破ることができる。
4.まず行動する・・・口で言っているだけでは誰もついて来ない。真剣に行動
            すれば誰もが協力してくれる。
5.プロを活用する・・素人が何人いても医者1人にかなわない。経営のプロを
            徹底的に活用する。

 このようなことを心得て苦境に挑戦することによって、解決の道が開けてくる
ことを信じよう。
                   【経営プロデューサー  吉岡 憲章】
    
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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『融資申請後回答が来ない理由』
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 中小企業経営者から「銀行へ融資の申請をしたが返事がない、どうしたらよい
だろうか」との相談があった。今回の融資はこの企業にとっては必要な資金では
なかったが、銀行担当者の要請を受けて申込みをしたとのことだ。融資を申請し
た銀行はメインではなく取引順位は5行中3番目。9月は銀行決算のためにどうし
ても協力して欲しいとのことで融資申請を実施。

 この経営者の心配は、今回の融資はどうしても必要な資金ではないが、もし断
られた場合、自社が否定されているようで、何か自社に問題があるのかというこ
とだ。今まで融資を断られたことがなかったので心配になるのは当然だ。

 そこで銀行の担当者に問い合わせることを提案。何か銀行に弱みを見せるよう
な気がしていて問い合わせを躊躇していた様子だ。担当者の回答は「本部の認可
がなかなかおりてこない・・」しかし、本部決済がおりないということは簡単に
は信じられない。本部が認可しないのではなく、支店内で否決されているはずだ

 本部稟議案件が、簡単に否決されることはない。「本部が・・・」というのは
支店では融資したかったけど、本部がウンと言ってくれない、と本部のせいにし
ているのだ。銀行のシステムからいえば支店が申請したものを本部で否決される
のは稀で本部稟議認可率は90%を超える。本部へ申請する場合、支店長名で提出
するのだから、否決された場合は支店長の審査能力がないことになる。

  申請してから1週間以上経過しているならば、担当者に本部からいつ
    回答が来るのか、いつ稟議書を送ったのか、確認してみることが必要だ。

 今回の場合もなぜ回答が遅いのか担当者に確認し、もし中途半端な対応をする
るようならば上司に確認する。それにより金融機関が自社をどのようにみている
のかを知ることができるのだ。

           【エグゼクティブ・コンサルタント 奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点      『縄文遺跡の雄大さ』
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 芭蕉の『おくのほそ道』発端に「そぞろ神のものにつきて心を狂はせ」とある
ように、私の旅に対する思いは、心の趣くまま、自分の内なる声をたよりに出か
けるのが、醍醐味だと思っている。しかし、時間の制約が付き纏えば、なかなか
そうもいかず、目的を絞って旅立たねばならない。特に今回は十和田・青森と交
通の便の悪い地域を2泊3日でまわるため、不本意ながら目的を4点にせざるを得な
かった。

1.学生時代の思い出のある奥入瀬渓谷のトレッキング
2.徳川時代に建てられた天守閣が日本全国に12現存するがその最北端弘前城見学
3.青森の地酒「田酒」を地元海鞘(ほや)の刺身を肴にいただくこと
4.縄文遺跡「三内丸山」の見学
これらを旅の目的として大宮駅を新幹線「はやて」に乗った。

 1から4について、それぞれ十二分に堪能したのだが、今回は「三内丸山」遺跡
について取り上げてみたい。三内丸山遺跡は青森市西部にある縄文前期(約5500
年前)から中期(約4000年前)の約1500年間にわたって営まれた集落遺跡で、平
成4年からの発掘調査で、従来の縄文時代観を塗り替えるような規模の発見が相
次いだため、注目を集めるようになった。これを海外の有名な遺跡と比較すると、
ストーンヘンジ(イギリス)、クフ王のピラミッド(エジプト)、モヘンジョダ
ロ(バキスタン)と同時代にあたる。

 まず現地を見て驚くのは規模の大きさと出土品の豊富さだ。高校生時代に抱い
た縄文時代のイメージとおよそ異なる文明の高さと秩序あるコミュニティが存在
したことを知り、原始時代への夢が膨らむこと請け合いだ。特に縄文ポシェット
と呼ばれている木の皮を編んだ袋状の編かご、各種装身具などを観ると文化の高
さと女性が大切にされた平和な時期が続いたことを想わせる。一方、長さ420m幅
12mの海に向かう道路の跡や長さ32m幅10mの大型竪穴住居(集会所ではなかっ
たかと推測される)「三内丸山」のシンボルである直径2m間隔4.2mの柱穴の中
に、直径1mの栗の柱6本で支えられていた大型高床建物などを観れば、数百人以
上の人口を有した文明的なコミュニティの存在を彷彿とさせる。

 特に私にとって驚異であったのは、このコミュニティが1500年も続いたことだ。
地震・津波・洪水の自然災害、冷害・旱魃の気候変動、疫病や野獣・毒虫の攻撃
もあったろう。弓矢などの武器も持っていたようだから人間間の争いもあったに
違いない。その中で絶滅することなく、このように長い間コミュニティを維持で
きた知恵はどこにあったのだろう。彼らは文字を持たなかった故に記録はない。
その秘密に迫る更なる発掘・発見の中に、われわれが地球温暖化の世紀を生き抜
き、良好なコミュニティを永続させる鍵が隠されているかもしれない。

      【未来事業 シニアコンサルタント 山田 喬】

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詳しくは下記ページをご覧ください。
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 □吉岡憲章のコラム
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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp
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