e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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____//∨\\____    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に! 
___/ 祝!  \___                        
__/ メルマガ  \__    経営プロデューサーレポート Vol.550  
_/ 550号記念  \_              2011.8.3  Wed.  
/           \                 特 集 号   
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      ☆☆☆お蔭様で550号 ありがとうございます☆☆☆

 当メルマガを発刊してから11年、550号を迎えることができました。発刊当時
は、まだメルマガというシステムがこの世に始まったばかり。硬派のビジネス物
の読者に少しでもお役に立ちたいという思いで、唯ひたすらに続けてきました。
その間1回も休刊せず、発刊し続けたことは誇りと思っております。
これも、読者の皆様の激励があったからこそと心から感謝申し上げます。

 やがて来る1000号を目指してさらに皆様のお役に立てることができますよう
研鑽にはげみ、内容の充実を図ってまいりたいと決意を新たにいたしております。
  ここ数年の間でも、わが国はリーマンショック、そして東日本大震災と大変な
苦難を体験してまいりました。この先も様々な苦難が待ち受けていると思います
が、未来に希望を持って挑んで行きたいと思います。この主旨により当号は「希
望」を共通テーマとして構成させていただきます。ご期待ください。

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■希望という名の光 

 私が独立して経営者となってから36年になる。経営の現場を踏まえた経営コン
サルタントとなるために、実経営に多くの時をおいてきた。その間、実に多くの
ことを体験することができた。そして多くの失敗をし、修羅場を踏んできた。
 
  良きにつけ悪しきにつけ、その体験が今の私の経営プロデューサーとしての根
幹をなしている。つまり、この経験をベースとしてクライアントの経営改革にい
かにお役に立てることができるか、ということにつきる。

 わが社にはクライアントの改革のお手伝いをするに当って、原則とすべき“指
導四則”がある。その第2則が「未来志向 過去を見つめるより未来を見据える」
である。

 つまり、経営はわが社の未来の成長を願って行うことであるから過去を「追及」
するのではなく「ベース」とする。それをもとに“未来に対して効果のある改革ス
トーリーを描き、実行しよう”ということである。

 クライアントの社長が“こうしたいと希望する会社”が実現するようにお手伝
いすることが私たちの使命だ。厳しい経営に追い込まれた経営者はこの“希望”
が見えなくなる。この“希望をはっきりさせる”ことによって未来の光が見えて
くるのだ。 

山下達郎の「希望という名の光を」の最後の部分の歌詞に次のような部分がある。
     どうぞ忘れないで 移ろう時代(とき)の中から
          あなたを照らし続ける 希望という名の光を

                   【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

■経営危機のときこそ

 中小企業経営者が常に思い悩むこと、それは自社が一体いつまで存続できるだろ
うかということ。企業存続過程において、どの企業も経営危機に陥ることはよくあ
ることだ。経営危機を乗り切るために経営者に最も必要なことは、諦めないこと。

 そして希望を捨てないこと、希望を持ち続けることだ。経営者が希望を失ったと
き、そこで、企業は全てが終ってしまう。従業員もやる気をなくして立ち直ること
ができなくなってしまう。経営者は何事にも前向きに希望を持って進まなくてはな
らない。 
            【専務 エグゼクティブ・コンサルタント 奥山 孝司】

■希望を持ち続ける

 職業柄でしょうか、今回の統一テーマ「きぼう」について色んな“当て字”が
浮かんできました。事業の立ち上げになぞらえてみましょう。
  事業を立ち上げた時には、燃え上がるような「希望」をその胸に秘めているは
ずです。事業が順調に立ち上がり、経営的にも落ち着きを見せた時には、既に燃
え上がるような思いはなく「既望」と化していることがいることが多いのではな
いでしょうか。そのようなマンネリ化した組織がついに経営不振に陥った時には
崇高な思いはかけらもなく「棄望」と化すというのが、事業再生局面で幾多の企
業経営者方々を見てきた感想です。

 そのような困難な局面においても「希望」を持ち続けた経営者の方だけが事業
再生に成功していることを、読者の皆様にお伝えしなければなりません。

                  【未来事業・公認会計士 西山 太郎】

■終わりのない旅

「希望」この言葉を聞いた瞬間、忘れていた40年前のある光景が駆け抜けました。
当時私は学生時代、身内のミュージシャンの関係でシャンソン歌手の「岸 洋子」
さんに縁がありコンサート応援などを通じてその生き方に感動させられました。
黒いドレスでステージ横からあらわれ会場全体を魅惑させるコンサートは素晴ら
しいものでした。

 しかし楽屋では人知れぬ壮烈な戦いでした。彼女は20代から原因不明の持病で
無理のきかない身体だったのです。病名は今でいう膠原病(こうげんびょう)、
しかし当時は知られていませんでした。また離婚も重なり自身大変だったと思う
のですが笑顔を絶やさず、まわりに気を使いながらも困難を乗り切りました。

 その後19年前57歳で死去するまで同じ病気で苦しんでいる人々に勇気を与え続
けました。晩年の歌唱力は何とも言えない味があり、まさに先日亡くなった俳優
原田芳雄の執念と同じものを感じます。

・・・希望という名のあなたをたずねて〜私の旅は終りのない旅・・・
一流の歌手や俳優が残した芸術はどんな時代になっても私達の心を癒してくれま
す。勇気と元気をもらって前に進んでいきましょう!
                  
                     【ITアドバイザー 柳澤 悦夫】
■子どもたちのために

『希望を失わないでやっていると自然と知恵も出てくる。 精神が集中して、そこ
に色々な福音が生まれてくる』これはかの有名な実業家松下幸之助の名言である。

 3月に大震災が起き、その後も原発、放射能汚染など深刻な問題が続く。
しかし、まさにこの『希望』を持って何事にもたち挑んでいくと必ずや道が開け
る。未来の子どもたちのために…大人は希望を失ってはいけない。

                  【未来事業 管理栄養士 吉岡 美保】

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■自分に期待する
  サッカー女子W杯で「なでしこジャパン」が世界の頂点に立った。
日本女子代表が編成されてから30年、節目の年に咲かせた大輪の花だ。
強豪アメリカとの決勝戦で、PK戦で見せた集中力と精神力により、優勝とい
う大きな希望がかなえられた。

 この「なでしこジャパン」のようにいい方向へ行くか、それとも負けて意気
消沈するか、方向を決めるのは自分自身だ。自分に期待し、人より少しでも汗
を流せば必ず道は開ける。
                  【シニアコンサルタント 石黒 和男】

■希望を探しに
「希望という名の あなたをたずねて 遠い国へと また汽車にのる あなた
は昔の あたしの思い出 ふるさとの夢 初めての恋 ・・・」(『希望』作
詞:藤田俊夫)希望はかなえられれば、日常の中に埋没してしまうし、かなえら
れなければ、思い出となり、いつか忘れられてしまう。明けの明星のように短い
あいだ輝くから儚く、美しいものなのだろう。それでも理屈は抜きにして、久し
く忘れていた「希望」を探しに汽車に乗ってみようか。

 【シニアコンサルタント 山田 喬】

■経営革新の推進
  中小企業は、東日本大震災の影響を大なり小なり受け、経営者にその対応を求
められています。こんなときに、国が悪い、政府が悪い・・・と、いつまで言っ
ていても何も変わりません。今、自分達が出来ることは何か・・・それは自分達
自らが考え、そして自らが行動することだと思います。環境変化に積極的に対応
することを経営革新といいます。

 このような厳しい経営環境を乗り切るには、経営革新により新たな製品、サー
ビスを開発し、新生産方式でコスト縮減を図ることです。
  今こそ自分の会社の経営革新を推進するときです。社員一人一人が経営革新を
意識し行動するようになれば必ず企業は「変化」していくと信じています。震災
という大きな試練を「変化」ができるチャンスと捉え、頑張って行きましょう!
                                    
                 【マネジメントコンサルタント 金田 清】

■これからの日本に期待する
  あらゆる世界で変化に対応できないものは滅びていく運命にある。米国・欧州
・日本の先進国が経済を牽引していた時代は過ぎ去り、パラダイムシフトがすご
い速さで進んでいる。そんな中、政治の不甲斐なさに国民および産業界の大多数
が失望している状況で、真のリーダーとなる人物が早く現れることを願うばかり
だ。
  そのためには子供の頃から、国内外に通用する人材の育成教育をしっかりと確
実に行なわれること。方向を見失わず日本人の美徳をも失うことなく自国文化を
大切にし、誇りを持った日本になることを期待している。

 東日本大震災で被災された方々は、悲しさを乗り越え、想像を絶するご苦労を
されていることだろう。復興にむけ頑張っている中、女子サッカー「なでしこ
ジャパン」がワールドカップで見せてくれた「最後まであきらめない姿勢」で今
まで勝てたことのないアメリカにPK戦の末優勝したことは、全国民に勇気と感
動を与えてくれた。苦境に立たされても必死になって自らを変化させ立ち向かう
姿に触れて、活き活きした日本であり続けることを期待する。

                【マネジメントコンサルタント 宮田 尚昌】

■希望は自ら持つ
  暗いニュースが多い中で、ワールドカップで日本女子サッカー初優勝という快
挙を成し遂げた「なでしこジャパン」の大活躍に誰もが喜びにわいた。日本人と
しての誇りを感じたという人までいた。夢は実現してはじめて人の喜びに変わる。
それが一人ではなく数多くの人の心に描かれた瞬間、喜びは何倍にもなって返っ
てくる。そしてその夢の実現を願う気持ち、すなわち希望を持ち続けること。彼
女たちが教えてくれたのはこのことに他ならない。だから最後まで諦めない彼女
たちがそこにいた。

 希望は自ら持つ、これがなければ喜びは単に人から押し付けられたものになっ
てしまう。翻って、家族や仲間とシェアしている希望はあるのか。今更ながら希
望を持つことの意味を若い彼女たちから教えられたような気がする。

                【マネジメントコンサルタント 谷澤 俊彦】
■希望を取り返す鍵
  震災後の日本経済は「成長率の鈍化」「更なる円高」「続く電力不足」と3重苦
とも言えるキーワードで語られています。被災地はさることながら、放射性セシ
ウムが広範囲に飛散蓄積している事が肉牛の調査から明らかになるなど、日本中
が重苦しい雰囲気に包まれてしまいました。

 さて、なでしこジャパンのまさかのワールドカップ優勝、「まさか」「まさか」
だからこそ大いに気分転換となりました。コメンテータの「精神力の勝ちですね」
という問いに、キャプテン澤は「精神力ではなく、全員が最後まであきらめず、
全員が団結できたからです」と帰国第一声で語りました。この言葉の中にこそ、
日本が希望を取り返す鍵があるようです。                    

               【マネジメントコンサルタント 和田 健司】

■レストラン樹庭から
  “希望”とは、絶望の後に残る大切なものを守るための心の力だと思います。
見えない“希望”を現実にする為心を強く持ち一日一日今日できることを精一
杯積み重ねていくなかで現実が少しずつ転進していくものだと信じています。

 誰しも明るい展望を持ちにくい社会ですが、ひとの力は心にあると思います。
ひとは自分の心をたてなおし、前を見て立ち上がり 壊れた建物をたてなおし、
会社をたてなおし、経済をたてなおし、日本をたてなおす。ひとの心の強さがや
がて大きな強さを生む、そんな構造であって欲しいと思います。

             【フラワーダイニング樹庭 支配人 村上ユカリ】

 目標の達成、夢の実現、これらを期待できる状態から生まれる気持ち。
目標や夢を実現するための計画を策定し、計画を年間、月間、週間、日の施策と
して考える。その中で重要なことは、「実現可能」と思えるまで噛み砕くこと。
その実現への期待感から「希望」が生まれる。
                
                【アシスタントコンサルタント 西岡 郷史】

 ご結婚が決まり胸いっぱいの希望を持っていらっしゃる新郎新婦。これから何
十年も共に歩まれるお二人の誓いの日を、ご本人だけでなく、ご両親も様々な想
いで見守っている。私はウェディングプランナーとして、そっとサポートし、そ
れぞれの新しいスタートが希望に満ちた光輝くものとなるように努めたいと思う。
これが「私が出会う希望」だ。                 
                  【フラワーダイニング樹庭 住田 加奈】

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■若きアシスタント達の思い 

『すべてを失った日本が得たものは、希望だ。大地震と津波は、私たちの仲間と
資源を根こそぎ奪っていった。だが、富に心を奪われていた我々のなかに希望の
種を植え付けた。』
  東日本大震災の直後にニューヨーク・タイムズのThe Opinion Pageに掲載され
た作家村上龍の「危機的状況の中の希望」という寄稿文の一文です。
  あの災害を絶望ととらず希望だととることが、大切なのだと思いました。
みんなの希望の種が早く芽吹き大きな花が咲くことが私の希望です。

                【アシスタントコンサルタント 塩島 知恵】

「希望は人を成功に導く信仰である。希望がなければ何事も成就するものではな
い」これは目が見えず、耳が聞こえず、話すことさえできない奇跡の人といわれ
た「ヘレンケラー」が残した名言です。

 震災発生から4ヶ月が経ちました。今もなお、行方不明者がいらっしゃいます。
避難所では余震や放射能等の問題で「ストレス障害」を抱えている方も多くみら
れ、専門スタッフが懸命に心のケアにあたっています。心のケアで大切なことは、
未来への夢や希望を持つ事だと言います。少しずつ、無理をせずに、できる範囲
で夢や希望を見つけましょう。被災地の皆さんが一日も早く、普段の生活に戻れ
るようお祈りいたします。
                 【アシスタントコンサルタント 木野 美子】

■編集後記

「希望という名のあなたをたずねて〜♪」という岸洋子の歌が大ヒットしたのを
覚えておられる方は恐らく中高年の方々でしょうか。子供のころには誰でも持っ
ていた希望、けれど大人になったら黙ってどこかへ立ち去ったあなた・・・でも
あなたにまた逢うためあたしの旅はいままた始まる・・・私達は大人になっても
「希望をたずねて」歩き続けようではありませんか。

そしてまた子供の存在そのものが「希望」ではないでしょうか?それなのに原発
事故は未来に限りない恐怖を与えています。私達は希望をつないでくれる子供達
を守りしっかり育てていかなければならないと思います。【総務 吉岡 靖子】

追記:日本に元気と希望をもたらしてくれた「なでしこジャパン」に「国民栄誉
賞」の授与が決定いたしました(8/2日)ありがとう!そしておめでとう!

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル5F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp
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