e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2011.7.06 Wed. Vol.546
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 □吉岡憲章のコラム
『資金繰り・赤字・債務超過等々』『未来事業は経営者の悩みを解決します!』
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 □経営者のための健康情報
『肩こりに効く食べ物』『ビタミンB、E、カルシウム・・うなぎが最高です!』
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        資金繰り    
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】明日の資金繰り対策の特効薬
03:【管理栄養士の一口講座】      経営者の為の食生活講座39
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┃01┃経営発展のヒント      『資金繰り』
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 平成21年秋に、特に厳しい状況にある中小・零細企業を支援するため、金融庁
は貸付条件の変更等に、できる限りの対応をするように「中小企業金融円滑化法」
を時限立法として施行した。その後、この春に期限が延長され、経営者の中には
その恩恵に与った方も多いことと思う。

 しかし最近、どうもこれまでと違って、金融庁の対応がかなり厳しい見方に変
わって来たと聞く。つまり、融資条件の変更などの要請もしっかりした経営計画
を策定しないと対応してもらえなくなるということだ。もっとも、これは当然の
ことではあるが。

 決算が赤字になったからといって、そのまま倒産するということではなく、資
金が続かなくなったとき会社は倒産する。大企業の経営者は資金繰りに苦労して
いない。しかし、中小企業の社長全体の7割は資金繰りにてんてこ舞いしている
のだ。

 この資金繰りに苦しんでいる社長のまた7割、つまり、経営者の約半分は実は
資金繰り計画を策定していないし、作り方も知らない。ここでいう資金繰り計画
とは6ヶ月先までの月次資金繰りの見通しのことだ。

 せいぜい、今月と来月の日繰り表を見ている程度だから、目先の資金手当てし
かできないことになる。これでは、社長のへそくりを取り崩すとか、支払いの延
滞、さらに逼迫すると手形のジャンプをするようなことしかできない。

 ぜひ、6ヶ月先までの月次資金繰り計画を作ってみてほしい。もちろん社長自
ら作成する努力をしてほしい。自分で作るとその過程において多くの問題点がわ
かってくる。これが早い時点での資金繰り対策になるし、経営改革にも役に立つ。

 “金が足りない、どうしよう!”と思ったら、浮き足立つ前に資金繰り計画を
作ることだ。そうすれば、まず心が落ち着く。
 
 もし、資金繰り計画の策定に関する質問、資金繰り自体の悩みがあったら、ぜ
ひご一報くださり解決へのお手伝いをさせていただきたい。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】
    
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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『明日の資金繰り対策の特効薬』
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 赤字経営に悩む経営者から「銀行の融資を受けやすくするにはどうすればよい
か、利益を出すにはどうしたらよいのか」との問合せがあった。回答としては、
「直ぐ効く特効薬はない。自社で計画書を作成し実行していくことが特効薬とな
る」経営者からみれば、そんなことは判っている。うちの会社には、計画書など
作って実行している余裕はない。明日の資金も足りないのだ、ということだろう。

 最近特に多い相談は、今の会社の状態で銀行から融資を受けやすくするにはど
うすればよいか、ということだ。ここで、経営者に認識をして頂きたいことは、
融資承認の可否は、決算書だということ。融資を受けやすくするには、何よりも
決算書の内容を良くすること、財務状態を良くすることが必要だと言うことだ。
しかし、決算書内容を良くしても即、融資を受けることができるということでは
ない。将来に向けてその準備ができたということだ。

 相談に来た経営者が求めていることは、明日の資金繰り対策や融資を受けやす
くする方法等。

  その解決策としては計画書を作成し、実行していく意気込みを銀行に
     アピールする。赤字基調の企業ならばなおさら、会社の
         将来像を積極的に銀行にアピールすることが必要だ。

 銀行に対しては、裏技は存在しない。決算調整を勧める税理士等もいるが、こ
れは全くの一時しのぎであり、そればかりか一度調整を行うと中毒となり決算調
整という悪魔から、逃れられなくなってしまう。年を追うごとに、決算の実態と
調整との乖離が膨らんで、修復不可能状態となっしまうのだ。

 考えられる特効薬は、過去を総括し、その反省をもとに今後の意気込みを計画
書に入れ込むこと。経営改善をしていかなければならない企業がそれをおろそか
にして資金調達に解決策を求めることは、根本的にまちがっていることに気付い
て欲しい。
          【エグゼクティブ・コンサルタント 奥山 孝司】

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┃03┃管理栄養士の一口講座    『経営者の為の食生活講座39』
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 ***節電に関する意識は高まる傾向***

 東日本大震災後の電力不足を受けて、政府は7月1日東京電力、東北電力管内に
ある大規模工場など大口電力需要家に対して昨年比15%の節電を義務付ける電力
使用制限令を発動した。第1次石油危機があった昭和49年以来37年ぶりの発動で、
不測の大規模停電を防止するのが狙いだ。これに合わせて東電と東北電は30日以
降、翌日や当日の電力需給についてより詳細な見通しを発表し、利用者に一層の
節電を促すという。

●続く節電、続かない節電、それぞれの理由●

 味の素株式会社が首都圏在住の20〜39歳の主婦500名に対して「節電に関する
意識調査」を行い、結果を公開した。
今回の東日本大震災の影響で、社会全体で節電への意識が高まっているが、主婦
はどのような方法で節電をおこなっているのだろうか。「震災後に、自宅でおこ
なっている節電方法」について聞いた質問では

「こまめに家電の電源を切る」が89%と最も多く、以下「エアコンの設定温度・
使用頻度を控え目にする」(67%)「照明器具の使用時間を少なくする」(65%)
「エアコンを使用しない」(64%)「使用しない時に家電のコンセントを抜く」
(63%)「冷蔵庫に食品を入れすぎない」(61%)と続いた。

 一方で「これまでにおこなったが、続かなかった節電方法はありますか?」と
いう質問には54%が「ある」と回答している。

 実際に、続かなかった節電方法を聞いたところ「テレビを見ない」(20%)
「使用しない時に家電のコンセントを抜く」(20%)
「冷蔵庫を開ける頻度を減らす」(17%)などの回答が多かった。 

 手間がかかり、負担の大きな節電方法は継続することが難しい様子が伺える。
ちなみに続けやすい節電のポイントを聞いた質問では「簡単にできる」(84%)
「お金がかからない」(68%)「節電以外にもメリットがある」(57%)などが
多い結果となった。

●主婦が家事・料理で実践している「簡単節電術」●

 また「家事の中で節電を意識していますか?」と聞いた質問では「意識してい
る」と回答した主婦は72%と高い割合で家事のなかでも節電に高い意識をもっ
ていることがわかる。家事の中で最も節電を意識しているものを聞いた質問では

「洗濯」が最も多く31%。具体的な方法としては「洗濯物はまとめてしている」
「すすぎを1回にしている」などの回答があがり、簡単・手軽にできる方法で
節電をしているようだ。
CMでも「すすぎ一回」フレーズはよく聞く。私もこれは実践している。

 次いで節電の意識が高かったのが「掃除」が27%。そのほとんどが「掃除機の
利用頻度を減らす。」という方法をとっていることがわかった。

 では、料理をする際に節電を意識している主婦はどのような方法をとっているの
だろうか。
「冷蔵庫を開ける頻度を下げる」(38%)「まとめて調理し作り置きする」(32%)
「電子レンジの使用頻度を減らす」(19%)「調理家電の使用頻度を減らす」(15%)
「節電料理を作る」(10%)「省エネの調理家電を使う」(7%)の順となった。

 また、「節電料理を作る」と答えた人に具体的な「節電料理のレシピ」を聞い
たところ「炊飯器でお米を炊く時に野菜も一緒に蒸してしまう」「長時間加熱し
なくて済むように、あらゆるものを圧力鍋で料理している」様々な工夫を凝らし
ていることがわかった。

 しかし料理の腕前や工夫が求められる「料理」においても主婦の88%が「簡単
に節電をしたい」と回答しており、いかに簡単に長く続けられる節電術を実践で
きるかがポイントと言えよう。その点、冷凍食品の「自然解凍」シリーズは大変
便利でお弁当に電子レンジを使わなくても入れておくだけで食べる頃にはちょう
どよく解凍されておいしく食べられる。

 工夫次第で色々な節電法が考えられる。ただ、ここで重要なのはその場限りで
なく負担なく続けていくことが出来ることである。

        【未来事業 管理栄養士 吉岡 美保】

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