e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。


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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2011.6.08 Wed. Vol.542
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◆今月(6月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム
『大災害―倒産企業が全国に波及』『未来事業は現場で企業支援』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
『肩こり・腰痛に効くクエン酸』『体のサビを取り代謝をあげよう!』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        誰のため?   
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】融資を受けるため企業に必要な事
03:【管理栄養士の一口講座】      経営者の為の食生活講座38
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┃01┃経営発展のヒント      『誰のため?』
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 東日本大震災の被災者支援がほとんど進んでいない中、先週内閣不信任案が国
会に提出された。こんな状況下、政治の停滞を起こす与野党の政争などしている
場合かとの声がほとんどだろう。一方で、これほどの“何もしない、できない内
閣”は一刻も早く変えた方が災害対策は進むとの意見もある。

 そのどちらにも言い分はあるが、6.02の内閣不信任案が否決された経過は“僅
かに残っている政治に対する期待”を根こそぎ払ってしまったような醜態をさら
け出したと思う。

 総辞職か解散か?なんてメディアは当日大々的に報道した。ところが、開会前
の民主党代議士会で、菅首相は“大震災復興のメドをつけたところで退陣する”
と表明。それを聞いた造反議員たちは“そこまで言うならムリをすることもない
だろう”と不信任案に反対の青票を投じ、菅さんの首は皮一枚でつながった。

 背景に、鳩ポッポ元首相との間に交わした「確認事項」に“それらしいこと”
が書かれているが、退陣を匂わす文言がまったくない。まずは民主党が分裂しな
いようにしよう、次に自民党政権に戻らないようにしよう、そして最後に災害復
興のためにがんばろうとの主旨だ。退陣どころか“続投宣言”だ。

 “辞める”と言ったの言わないの、と両者でもめているが、そんなこと国民に
とってどうでもよいことだ。相変わらず“甘いポッポさん”だし“ズル菅”の真
価発揮というところだ。

 問題は党事情が先に来て、災害復興が最後に来るあたりが、“自分たちのため
の政治”という両首脳の本音が出ている。被災者のため、国民のためより、自分
たちの都合が先に来ている政治が許せないのだ。

 市民派卒であるがゆえに組織を使うことができない“自分大事の宰相”が、こ
れ以上続けていても被災者の要望に応えることは難しい。それならば“与野党一
致して国難にあたること”を前提として、首相の職を円満に辞することが被災地
復旧・復興のためになる。

 企業においても、自分たち本位の経営をして、大事なお客様のことを後回しに
するような姿勢をとったら、とんでもないしっぺ返しを受けることになるだろう。 

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】
    
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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『融資を受けるため企業に必要な事』
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 銀行は、融資量を増加することができず苦しんでいるという。中小企業経営者
も、経営が厳しく取引銀行に融資を申し込んでもなかなか融資を受けることがで
きないという。銀行は融資したいけど融資ができるような企業がないと言い、中
小企業側は銀行がなかなか融資をしてくれないと言う。この意識のギャップは、
双方それぞれの事由によるものだ。

 銀行では、融資担当者が銀行の効率化施策のために減少したため、一人当たり
の担当する企業が増加。1社にかけられる時間が大きく減少し企業訪問もできな
くなっている。そのために、1社の案件に時間を要する余裕がなく、融資の申し
込みを受けたら取りあえず保証協会に申請する。企業訪問もなかなかできず、担
当する企業の特色・強みなど理解できなくなっている。このような状態のなか、
決算書分析の結果数字だけで企業内容を判断してしまうことが多い。経営状況が
過去数年にわたり悪化している企業にとって、過去の決算数字を重視されてしま
い身動きがとれなくなっているのだ。

 これらの事情を察知してか、金融庁から銀行への各種通知・通達において、事
業の継続可能性(≒将来の収益性)を重視するようにとの指導がされるようにな
ってきた。事業の継続可能性を判断する資料は事業計画書だ。
 
 3ヶ月、6ヶ月、1年、3年後の計画の実現性とそれに対応する姿勢が問われるこ
ととなる。当社のめざすべき係数目標があり、それを達成するためにどのような
ことを具体的に実践していくか?予定通り行かなかった場合は、その原因はなに
か?達成出来ない場合の代案はあるのかなどを自社で検討しながら、事業計画に
基づき検討することとなる。これらの繰り返しが、銀行からの信用の源泉になる。

  事業計画は銀行のために作るものではなく、自社のために作成するもの。

 どのようにして、会社を存続・発展させていくか?このような不透明な時代で
あるからこそ基本姿勢で取り組むことが必要となってきている。

         【エグゼクティブ・コンサルタント 奥山 孝司】

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┃03┃管理栄養士の一口講座    『経営者の為の食生活講座38』
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***ecoをより身近に***

 6月4、5日と代々木公園近くで日本テレビ主催の
“つなげようecoハート〜明日へのちから〜“というイベントに行ってきた。

 地球温暖化が問題になってきた頃からエコという言葉が使われるようになった
気がする。そして3月11日大震災が起こった。それ以来、原発事故、大規模停電
と心配されることが増え、私達は改めて電力が無限でないこと、そしてエネルギ
ーを使うためにはエネルギーを生み続ける必要があることに気づいたのである。

 日々の暮らしの中でさらなる節電を意識し、一人ひとりが日本という国のこと
を互いに考え、思いをひとつにすること。

「これから先、電気や石油といったエネルギーとどう向き合えばいいのか」に悩
み「水や農産物、水産物など安全な自然環境の恵みにこれまでいかに頼ってきた
か」を今もっとも実感している私達だからこそみんなで考えていかねばならない
問題である。

 会場では、ペットボトルを使った手作りプランターの種まき体験や古新聞を使
ったエコバック作りなどを体験した。また、家庭内のエネルギーを「見える化」
することで節電になるシステムなど大変興味深い内容で勉強になった。

 また、地産地消のコーナーもあり食の方面からみたエコな活動も管理栄養士と
して今後やらなければいけないことを教えてもらったような気がした。

 ただエコ活動といっても、自分が無理に大変な思いをしてやったのでは続かな
い。自分らしいやり方で、これからの地球上の命の未来を守るためにどう生きる
のが良いかを考えていきたいと思った。
             
         【未来事業 管理栄養士 吉岡 美保】

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→→→ http://www.shokochukin.co.jp/corporation/raise/kind/government/index.html#A01

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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