e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2011.4.27 Wed. Vol.536
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◆今月(4月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム
『がんばろう 日本! がんばろう 中小企業!』『厳しい環境を勝ち抜く!』
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 □経営者のための健康情報
  『被災地の方々に物資を』『管理栄養士としてやれることを精一杯やる』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        リーダーの志      
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】返済猶予を受けた後倒産!?
03:【コンサルの視点】         原発事故ーその安全性を考える
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┃01┃経営発展のヒント      『リーダーの志』
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 「総理!もう帰るんですか?!」福島原発からの避難所を訪問した菅首相が、
部屋を出ようとしたところを後ろから大声で呼び止められた。その異様な雰囲気
に首相は腕組みをしてにらみつけている被災者のところに戻った。

 自分らのところを無視して通り過ぎた、と腕組みをして食ってかかる被災者に
対して、首相は「そんなつもりではなかった、反省しています」とひたすら謝っ
た。テレビで何度も放映されたので多くの人が覚えていることと思う。

 被災者の怒りの気持ちは十分すぎるほど理解できる。しかし、一方でかなりの
違和感を持った。少なくても相手は一国の宰相だ。国民の代表だ。最終的責任は
首相にあるといっても訴えようはある。(ただし、ノーマルに訴えてもマスコミ
は歯牙にもかけないだろうから、品格はともかくとしてこの場合はこれでよいの
かも知れない)

 かの大勲位・中曽根康弘元首相は“リーダーの志にこそ人はついてくる。リー
ダーは生き方そのものを問われる”と明言している。ということは、菅首相には
リーダーとしての志が見えないから、被災者たちにとっては国民の代表とは映ら
ないのだろう。単に“首相という肩書きがある人”と受け止めているのだ。国民
の一人として、はなはだ残念なことである。

 今日、クライアントの年度方針の発表会があった。社員はもとよりグループ企
業の社長・幹部を前にして、社長は今期のスローガンとして“考働”(予測、決
定のもとに執念を持って実行する)と“絆”(貢献する喜び)そして“巧遅より
拙速”を訴えた。

 社長方針を聴いているうちに参加者全員がどんどん盛り上がっているのがわか
る。この社長のリーダーシップがあるからこそ、これほどの厳しい経済環境の中
で、前期は過去にない増収増益をあげることができたのだと思う。

このような“リーダーの志”こそ、人を動かす原動力なのだということを改め
て学ばせていただいた。
                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】
    
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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『返済猶予を受けた後倒産!?』
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 民間調査会社帝国データーバンクが、4月20日までにまとめた調査によると 中
小企業円滑化に基づいて借入金の返済猶予を申請した後に倒産した企業は、2010
年度に148件。前年比で2.5倍に急増したとのこと。帝国データーバンクのコメン
トによれば、景気持ち直しの遅れなどから、返済猶予を受けながらも業績回復が
できない企業が増えているとのこと。

 しかし、倒産増加の要因は外的要因ばかりではなく企業にも問題があるはずだ。
厳しい資金繰りだった企業が猶予状態に慣れると再び返済資金をつくるのは至難
のわざだ。返済猶予を単なる時間稼ぎとか問題の先送りさせると、破綻の可能性
が高まってきてしまう。金融機関に返済猶予の申し入れをして審査の結果承認さ
れ変更契約も完了すると、借り手企業ではホッと一安心、なにか目的を果たした
ような気分になってしまうのだ。

 返済猶予期間は、概ね6カ月から1年。時期が到来するとその後の返済方法をど
のようにやっていくか金融機関と協議するが、判断は金融機関にゆだねられるこ
ととなる。金融機関としては、一刻も早く元の約定返済に戻って欲しいはず。そ
のために、企業から提出された経営改善計画の進捗状況を確認することとなる。

   そこで経営改善に向け着実に努力している姿がうかがえれば、
                 もう1回リスケの延長となるはずだ。

 多くの企業は返済が減額された猶予分が余剰資金として積み上がってきて、少
しずつ資金繰りが楽になってくると、なかなか経営改善をしようという気構えに
ならなくなる。

 ここが企業として生き残れるのかどうかの分岐点だ。企業再建の分岐点、それ
は経営者のなんとしても我が社を再建するんだという決意と行動力だ。実行でき
るコスト削減をやり尽くしただけでは、企業再建を果たすことが出来ない。何が
何でもやり通すのだという決意と実行力があれば、銀行も何とか力になりたいと
思い着実な成果へとつながる。

        【エグゼクティブ・コンサルタント 奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点   『原発事故ーその安全性を考える』
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 『ギリシア神話』に「プロメテウスと火」の挿話がある。人間どもの果てしな
い堕落と悪行に愛想を尽かしていた大神ゼウスは「火」を人間に与えることを拒
んだ。このため、人間は夜、闇の中で野獣を恐れて過ごし、食物を煮たり、焼い
たりもできず病気になった。これを見たプロメテウスは人間に同情し、ゼウスか
ら天上の火を盗み出し、人間に与えた。これに怒ったゼウスはコーカサスの高山
の巨岩にプロメテウスを磔にし、巨鷲に肝臓を啄ばませた。しかし、夜になると
肝臓は育って旧に復し、毎日この耐え難い苦痛が繰り返される、というのがこの
挿話の概要である。(呉茂一「ギリシア神話」より)

 津波を原因とする福島原子力発電所の事故が毎日テレビ・新聞で報じられる中
この挿話を思い出した。ゼウスは地震・津波という大自然の猛威、プロメテウス
はわれわれ原子力発電の恩恵を受けている利用者ということになろうか。プロメ
テウスがその頸木から解放されるためにはその地域で起こりうるあらゆる自然災
害を想定し、それに対応できる安全設計を行うことにより、原子力を人間のコン
トロール可能なエネルギーに転換せねばならない。そのためには、日本だけでは
なく、世界中の叡智を集結し、その方策の早期実現のために国家を越えて、最大
限の努力を傾注する必要がある。もしそれが不可能なら、我々の子孫のためにも
原子力発電はNO!と言わざるを得ない。

 独断でいえば、今回の大事故の本質的な問題は、地球温暖化か原子力発電容認
かの二者択一的な議論の中で、原子力安全神話に国民が誘導されてしまったこと
にあるように思われる。そして、現実には

1、十分な量の冷却水が供給されない限り、厖大なエネルギーを発する核分裂反応
 を制御できないこと(私も含めて、一般人は制御棒を挿入すれば核分裂反応を
 抑止できると考えていたのではなかろうか)
2、冷却されずに高温・高圧になった水に放射線が当たると水の分解反応がおこり、
 水素と酸素が発生し、何等かの着火源があれば大爆発を引き起こすこと

が明らかになり、この大事故につながったと思う。

 原子力発電の安全を主管する官庁の責任者がこの事故を「想定外」と言ったと
報道され、後日その発言撤回と陳謝をしたという記事を読んだ。翻って、経営に
おいても、大きな経済変動が起こると、想定外と言い、経営者自身の能力や努力
ではどうにもならない制御不能な投機や相場に手を出し、自分の知識や経験がな
く、能力にも合わない新規事業や不動産に巨額の投資をしたため、借金に悩まさ
れるなどは、経営者としてやってはならない禁じ手である。改めて「彼を知り己
を知れば、百戦して危うからず。彼を知らず己を知らざれは、戦うごとに必ず危
し」(「孫子」より)の言葉をかみしめたい。

  【未来事業 シニアコンサルタント 山田 喬】

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