e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2011.2.16 Wed. Vol.526
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◆今月(2月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム
  『景気は最悪!これ以上は悪くならない』『未来事業の提案は100日戦争』
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 □経営者のための健康情報
  『海のミルク、牡蠣が旬!』『牡蠣に含まれる豊富な栄養素の働きと効果』
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】         八百長              
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】 事業計画書は銀行への提出資料?
03:【管理栄養士の一口講座】       経営者の為の食生活講座34  
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┃01┃経営発展のヒント      『八百長』
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 世の中は面白い(?)もので、一つの事件が終わるとまた新しい問題が発生す
る。それをメディアがこれでもか、これでもかと取り上げる。大相撲の力士暴行
死亡事件、薬物汚染、そして野球賭博の熱が冷めたと思ったら、今度は八百長問
題だ。

 解せないことは、賭博問題を扱う過程において刑事事件でもないものを、当事
者の相撲協会ではなく、その監督官庁である文科省になぜ先に報告したのかとい
うことだ。何か変なことが起きているのではないか。

 それはそれとして、賭博問題で押収した携帯電話の消されたメールを解析する
ことにより疑惑のある力士が14名出た。その先のことはこれだけ集中的に報道さ
れているから誰でもご存知のことなので省略したい。

 テレビ・新聞などでは評論家と称する人たちが今後の再発防止策について様々
な意見を戦わせている。幕内や十両のいわゆる関取と幕下以下との待遇の差が大
きすぎるために、何とか関取に留まりたくて八百長に走るという論理だ。さらに
2日前に発表される取組みを前日にすれば八百長を仕組んでいる暇がないという
意見もある。

 しかし、私はそのようなことでは再発防止をすることは不可能だと思う。根本
的な原因は、八百長を許してきた大相撲界の風土にある。この時になってまだ「
過去にはこのようなことは一切なかった」とあの真面目な理事長に発言させてし
まう風土であり“無気力相撲”という表現を使うことで、相撲界には “八百長”
はないと主張する“臭いものに蓋”の体質が原因と思う。

 まず、やらねばならないことは徹底的にこの風土を改革することだ。そのため
には八百長問題が発生した部屋は全部取り潰すくらいの大手術が必要だ。そうな
ると国民栄誉賞に輝くあの九重部屋までなくなるのは残念だが、そんなことは言
っていられない。

 実はこれとまったく同じようなことが企業にもあるということを忘れてはなら
ない。つまり、経営が厳しい企業ではその会社の風土である“社風”が腐ってい
るということだ。経営者の甘さが社員全体に伝わり、社内でいい加減なことがな
されていてもそのまま見過ごされていく。それが大きなロスを生み、顧客からの
信頼も失い、その結果として大赤字に転落することだ。

 まさに、今回の大相撲問題と同じではないか。わが社を儲かる会社に生まれ変
わらせるには、枝葉な問題の解決ではなく、トップが真剣に“社風改革”を始め
なければならないということがよくわかるというものだ。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】
    
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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『事業計画書は銀行への提出資料?』
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 中小企業経営者から「金融円滑化法が期限を2012年3月まで1年延長すると発表
されたので安心した」という言葉を良く耳にするようになった。しかし「条件を
変更してくれるのはありがたいけど、返済を先延ばししているだけで苦しいのは
変わらない」という経営者もいる。これは健全な思いで、倒産はしないとしても
出口が見えない状況がしばらく続くことになってしまうことへの不安だろう。

 金融機関側から言えば、中小企業の業績が改善されないと、貸出金が回収でき
ず不良債権になるという懸念を常に持ち合わせているはずだ。また、条件変更を
してくれるのがあたりまえという雰囲気を中小企業経営者が持つことに、懸念を
感じてしまうはずだ。

 一年目のリスケは、事業再生計画書を作成し銀行へ持ち込めばほぼ承認される。
事業計画書を作成すること自体が目的、そのまま机の中に保管されているという
ケースも発生している。二年目についてはそう簡単にはいかない。一年目に作成
した事業計画書に基づいた進捗状況のチェックが求められるからだ。計画と実績
の差異がどのくらいあるのか、どんな理由で差異が出たのか、そして、その差異
を埋めるための対策はどうなっているのかなど、銀行に説明しなければならない
のだ。

 中小企業経営者の中には、リスケをゴールと考え違いをしている人もいる。
   「リスケが出来たからもう大丈夫・・・」なのではなく、返済を止め、 
     減額してもらっても、返さなくて良いということにはならない。

 資金的に余裕ができたことで安心してしまい、喉元過ぎれば熱さ忘れるケース
が多くなっているのが現状だ。改善に充てられる期間は1年。気がついたら何も
変わっていなかったなんてことも発生している。時間の猶予があるうちに、でき
る限りの事を実行して改善につなげることが必要だ。計画と実績の差異分析とそ
の対策は短期間で集中的に行う。早めに対策が立てれば早めに修正でき、業績回
復に寄与することとなる。そのために、試算表をもとに1ヶ月に1度くらいは振り
返りをして、次の月の対策を練るという流れを作ることが必要だ。

 こうした流れを繰り返すことで、銀行支援を受けられる資格が初めてできると
いうことを忘れてはならない。事業計画書は単なる銀行への提出用の資料ではな
く、自社の経営にとって重要であり業績が回復する原動力になる強力なツールな
のだ。
      【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃管理栄養士の一口講座    『経営者の為の食生活講座34』
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***葛は最高の風邪薬***

「葛」

 お汁のとろみづけやあんに使われることが多いが、葛は風味そのものがおいし
い日本で最高のでんぷんである。昔はどこの家庭でも常備され、寒い日のおやつ
や風邪の引き始めに葛湯を飲んで体を温めたもの。

 葛はでんぷんの中でも粒子が細かく、なめらかな食感やコシ、粘りの良さが魅
力である。また、葛の根は漢方薬の風邪薬「葛根湯」の材料としてもよく知られ
ている。

「葛の驚異的な生命力」

 葛はマメ科最大のつる性多年草で、アジアの温帯原産。葉は3枚の小葉からなる
複葉で10〜15cmほどになる。花は紫紅色で芳香があり、7〜9月頃、房状に群をな
して咲く。葛の花は、秋の七草の一つである。葛の生命力は強大で、どんな荒地で
もどんどん繁殖し、驚くほどのスピードで広がっていき、根には窒素を蓄えた根粒
バクテリアが付着しているため、土壌が肥沃化して、他の植物も育ちやすい大地を
作りだす。大木でも、葛に絡みつかれると枯れてしまうほどの生命力である。

「万能の葛は上薬の代表」

◎血液を浄化する・・血液中の老廃物の排泄を促し、血液細胞(赤血球、白血
          球など)の質を向上させる
◎血行を促進する・・血液循環が円滑になると、全身器官の機能が高まる
◎体を温める・・・・代謝を高め血行をよくするため、体が温まる
◎免疫機能を高める・免疫細胞の生成過程を改善するため免疫機能が向上する
◎炎症を治める・・・病気や怪我の大部分は炎症の状態にありその改善を促進する
◎鎮痛・・・・・・・痛みの場所に血液を循環させて酸素を送り、停滞している分
          解産物を排除することにより、痛みが軽減する

 その他にも様々な効能があり、是非この時期、日常の食生活に取り入れていた
だきたい。
                 【未来事業 管理栄養士 吉岡 美保】

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