e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2010.09.15  Wed. Vol.506
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◆今月(9月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム
『政治は国民の意識レベルそのもの』『中小企業は経営者によって決まる!』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
『焼き鳥はヘルシーで健康食』『ゆっくり味わってダイエイット、唐辛子も』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        社内に龍馬をつくる                  
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】簡単に破産するな!        
03:【管理栄養士の一口講座】      経営者のための食生活講座 29    
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┃01┃経営発展のヒント     『社内に龍馬をつくる』
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 坂本龍馬がNHKの大河番組の“龍馬伝”で生き生きと暴れまわっている。そ
れまでの太平の世を破って黒船がわが国を脅かすなかで、既存の考え方にとらわ
れず、わが国の体制を変革させるために薩長連合を働きかける活躍ぶりに胸がわ
くわくする。

 その龍馬をはじめとして明治維新に活躍したのは20歳代の若き志士たちでその
頃の若者たちのエネルギーは凄まじいものがあったことがうかがわれる。今また
天下泰平の世に埋もれきっているわが国を大きく変える平成維新の志士たちがい
てほしいものだ。極楽トンボは山ほどいるが・・・。

 ところで、苦しい経営に追い込まれた中小企業の社内的な雰囲気は実のところ
案外“温室的”なところがある。わが社を襲っている厳しい環境をも意識せずに、
これまで通りのやり方を続けている。チャレンジを忘れたマンネリ社風がはびこ
っている。
 
 それこそ、このマンネリを徹底的に打破する志士を育てなければわが社の将来
はないだろう。

 “成城石井”という食品スーパーがある。価格はめっぽう高いが他店とはひと
味もふた味も違った商品が並び、それを求める客でいつも満員だ。一時期、大手
焼肉チェーンが経営をしたとき、安売りに走ったことで評判を落としたが、経営
が変わってからまた高級志向に戻り往年の勢いを取り戻した。商品が信頼できる
上に、社員たちがまた覇気があって気持ちが良い。

 その成城石井の大久保恒夫社長が、社内に龍馬をつくるために“志士を育てる
7つの要諦”と称して、次のような指針を出している。

“志士を育てる7つの要諦”
1.トップが人材育成に執念を燃やす
2.社員に意識改革を強いる役を置く
3.身近にロールモデルを置く
4.自社の経営課題と向き合う
5.現場にこだわり、現実を直視する
6.事実を積み上げ、揺るがぬ論理を作る
7.「落第生は出てもいい」と割り切る

 特に1.のトップが人材育成に執念を燃やす、とか7.「落第生は出してもいい」
と割り切るなんていう項こそ、特に“経営者のこころが志士を生む”のだと胸
に刻まなければならないのではなかろうか。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】
    
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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック  『簡単に破産するな!』
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 銀行から「経営の厳しい企業がある、相談にのっていただけないか」との連絡
があった。この企業は医療器具メーカーで大手の下請けであるが、技術力には定
評があるとのこと。社長は根っからの技術者であり、経営という観点から見れば
全く管理能力なし。経理は奥さん。中小企業にはよくあるケースとなっている。

 ここ1年間毎月赤字を計上し、当然資金繰りは厳しくなっている様子だ。銀行
は一行取引であり、今までは支援をしていたが、今後この企業に対して、どのよ
うに対応したら良いのか決めかねているとのことだ。早速、社長夫婦と面談する。

 社長夫婦曰く、このご時勢であるがお蔭様で仕事はたくさんある。しかし、値
引きが常に行われている。お世話になっている会社であるので、値引き要請に応
じている。今までは資金が足りなくなると銀行は融資してくれたが、最近はなか
なか、簡単に融資を応じてくれない。値上げ交渉をしろとか、経費削減をしろ、
そのなかで人件費は異常に高いので、とにかく下げろと言われる・・・

 色々と話をしていて判ったことだが、この経営者は今後のことについて不安と
なり、銀行に断りなしで、弁護士、税理士に相談している様子だ。同業者から紹
介を受け、初めて会ったとのこと。弁護士・税理士からは破産を勧められている。
一旦、破産をし、その後良い技術を持っているのだから、立ち直れることができ
ると言われた様子だ。

  多くの弁護士・税理士が、厳しい状況に追い込まれている
             企業に対しては法的見地からのアドバイスだ。

 破産すると楽になるように思われるが、それ以上に財産・歴史・ノウハウ・信
用等々失うものは多い。そして何よりも心に大きな傷が出来てしまう。

 破産するにしても、再建するにしても、銀行の協力がなければ解決出来ない。
中小企業にとっての最大の債権者は銀行であり、最大の協力者であり理解者なの
だ。今回相談した弁護士、税理士との付き合いは破産してしまえば終り。あとは
経営者一人が苦しむだけ。経営が苦しくなればなるほど、銀行とのつながりを強
化しなければいけない。銀行からは相当厳しいことを言われるかもしれない。自
分の子供と同い年ぐらいの銀行担当者から厳しいことを言われ、腹立たしい思い
をするかも知れない。しかし、銀行担当者は、何とか立ち直って欲しいとの思い
で言っているのだ。破産する前に、できることがいっぱいある。簡単に結論を出
すことは得策ではない。
      【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃管理栄養士の一口講座   『経営者のための食生活講座 29』
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***有名人はベジタリアンが多い!?***

 カールルイス、キャメロン・ディアス、リチャード・ギア、ブライアン・アダ
ムス、ガンジー・・これらの人々に共通するもの。なんだかおわかりだろうか。
実はみなベジタリアンなのだ。現在欧米では、成人の数%以上がベジタリアンと
自認しており、その割合は増える傾向にある。一方日本ではベジタリアンについ
ては「栄養不足」になる、などの誤解があるようだ。

 ベジタリアンとは、一般に「動物性食品を避け、穀類、豆類、種実類、野菜、
果物などの植物性食品を中心にとる人々」と定義されている。

 ベジタリアンという語は「ベジタブル=野菜」の語尾が変化したものではなく
1847年に初めて用いられた造語である。「ベジタリアン」ラテン語で「完全な、
健全な、生き生きした、活発な」を意味する。

 栄養不足が心配される点だが、べジタリアンはアミノ酸や脂肪酸、ビタミン
B12やビタミンDなどのビタミン類、カルシウムや鉄、亜鉛といったミネラル類
を含め、必要な栄養素の所要量をすべて満たしている。

 しかし、DHAやIPAといった不飽和脂肪酸は魚類に豊富にあるため、ベジタリア
ンでは血中濃度の低いことが知られている。したがって、体内の代謝過程でこれ
らに変化するαリノレン酸を植物油から多めにとることや、サプリメントの利用
がすすめられる。

 一方、ベジタリアンでは生活習慣病が少ないことも注目すべき点だ。
肥満、狭心症、心筋梗塞、高血圧症、高脂血症、糖尿病、大腸がんなどの発症率
が低いことである。

 これらのことを踏まえ、飽食の時代だからこそ、原点に戻ったベジタリアンが
注目されつつあるのだ。
                【未来事業 管理栄養士 吉岡 美保】   

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