e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2010.08.11  Wed. Vol.502
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◆今月(8月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム
『大企業中心に景気上向き!』『中小はいつのことか?100日戦争の提案』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
『三食をしっかり!―主食と良質の蛋白質・VB群を』『猛暑を乗り切る工夫』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        先手を取る         
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】新事業のための設備投資融資
03:【管理栄養士の一口講座】      経営者のための食生活講座 28
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┃01┃経営発展のヒント      『先手を取る』
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 参議院後はじめて臨時国会が開催された。と言っても、たった1週間ほど開い
て夏休みに入るという。もちろん政治全体がお休みということではないだろうが、
現在の経済状態、国際環境から考えると、本当にこんなことで良いのだろうか、
と首をかしげてしまう。

 衆参両院において4日ほど予算委員会が開かれたが、内容は相変わらず、与党
は馴れ合い質疑、野党は時間がないため表面だけのやり取りで、重要問題があっ
ても「時間です」と打ち切られ中途半端に終わる。欲求不満になることこの上も
ない。

 菅総理は参院選挙の惨敗以来まるでほかの人ではないか、と思うほど弱気その
ものになってしまった。あの歯切れのいい、雄叫びをあげるような攻撃のかけら
も見ることができない。まったく攻めには強いが守りにもろい性格を浮き彫りに
している。人間一度守りに入ると悪い方のスパイラルに入ってしまう典型を見て
いるようだ。

 囲碁や将棋をする方はおわかりだろうが、いかに先手をとるかで勝負は決まる。
先手すなわち攻撃である。一度先手を取れば自分の思う戦略を展開することがで
きる、ということは勝つということだ。

 経営においても同じこと。厳しい景気状態のなかで経営者は悪戦苦闘を繰り返
している。つなぎ資金の融資を金融機関に要請する、経費削減をしてムダをなく
す、少しでも受注を増やすために営業活動を展開する、こんな毎日と思う。

 このような必死の努力の中で、ぜひ頭の中に置いておいて欲しいことがある。
それは、どのような場面においても、攻められるということではなく、攻めると
いうことだ。勿論攻めるといっても相手を攻撃して撃沈させるとか理論戦争をす
るということではない。それは逆効果だ。

 ここで言う“攻める”とは提案するということ。相手の考えている以上の、違
った切り口からの提案を都度することだ。言われることに反論することではなく、
それ以上の提案をすれば先手を取ることができる。前述のようにいつも先手を取
っていれば“勝つ”のだ。

 もちろん、このようにいつも先手を取るためには、経営者自らが絶えず学び続
けることが必要なのだが。
                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】
    
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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『新事業のための設備投資融資』
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新事業展開のために、融資を受けようとメイン銀行である地方銀行に申し込みに
行った。しかしながら融資は出来ないと断られてしまった、とのことだ。今回の
新事業については銀行の担当者にも相談して進めていることであり、融資出来な
いと今更言われても困ってしまう。銀行の承諾を得ていると思い進めているのに。

このようなケースはよくある。中小企業経営者は、経営が苦しい中積極的に新規
事業を行い活路を見出そうとしているのだ。銀行に相談しているといっても、自
分の思いを銀行担当者にぶつけているだけかもしれない。もしかしたら、担当者
は新規事業自体に「?」だったかもしれないのだ。

一般的に言えば、新事業展開は企業の業容拡大につながることから前向き資金と
なる。しかし、投資金額が大きくなり借入金額も大きくなり、返済期間が長期に
わたってしまう。銀行からみれば、必ず成功するというものではないから、審査
は厳しくなるはずだ。

相談があった経営者に詳細を確認すると既存事業が赤字だ。銀行からは、既存事
業が赤字のまま新規事業を立ち上げるとはなにごとだ、と思われているのだ。既
存事業の赤字解消策を打たないまま、新しい事業を進めていくことはなかなか銀
行の理解が得られない。しかし、経営者から言わせれば既存事業が赤字だからこ
そ新規事業を立ち上げるのだ、何がおかしいのだということではないだろうか。

今回の場合、経営者が銀行融資を受けられるものと思い、新事業展開に必要な設
備品などは既に発注済み。急いで設備投資計画書作成をアドバイスする。新事業
融資を受けるには、設備投資計画書作成は必要アイテムだ。今回の重要な作成の
ポイントは、新事業展開を行うことによる既存事業との相乗効果はどうか、また
既存事業の赤字を本当にカバー出来るのかだ。これらを記載した

   設備投資計画書を作成し、きちんと銀行に説明し
       アドバイスを受けることが必要だ。経営者の思いや
          熱意だけでは銀行支援を受けられることは出来ない。

きちんと理解を受ける準備こそが設備投資計画書であることを忘れてはならない。

      【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃管理栄養士の一口講座   『経営者のための食生活講座 28』
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***冷房対策・暑い日にはスパイスたっぷりカレーを!***

【冷房は外気温との差を摂氏五度くらいにする】
暑い暑いと言って、会社の冷房をギンギンに冷やしていませんか。

それ以上低くしてはその部屋に入った瞬間は涼しくてよい気分でも、長くいる
と風邪をひいたり、神経痛(筋肉痛)を起こしたりするばかりでなく、何とな
くだるい、スタミナを失うなどの症状が起こる。
ぴったり締め切った部屋に一日中いるのではなく、ちょっと外へ出たり、窓を
開けたりして換気することを忘れずに。

【スパイスや温かい食事を心がける】
暑い夏はアイス、スイカ、かき氷などを思い浮かべるが、冷房の効いた部屋で
は控えたい。二十度以下に冷やした部屋は、決して夏ではなく、三月のお彼岸
前の温度であることを忘れてはならない。
まして、湿度も低ければ涼しさよりも寒さすら感じてしまう。

冷えにはビタミンEを欠かさないこと。カツオ、マグロ、ウナギ、大豆などに
多く含まれている。
夏の丑の日にはうなぎを食べるのも理にかなっているといえる。

また、血行を良くするために勧められるスパイスの代表は、東洋では生姜、西
洋ではサフランである。その他ニンニク、たまねぎ、にら、唐辛子なども。焼
いたり、揚げたりしたニンニクを、一粒食べると、食べているうちにポッポッ
と体が温まってくるのが感じられるが、それだけ血行が刺激されているという
こと。もちろんいずれも食べ過ぎは禁物である。

暑い夏こそ鍋物やカレーを汗をかきながら食べましょう。スパイスや薬味など
を上手に料理に取り入れてこの夏を乗り切りましょう!!

                 【未来事業 管理栄養士 吉岡 美保】

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