e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。 |
┳┳┳┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳┳┳┳ ╋╋╋ ┏━━┓┏━━┓┏━━┓ ╋╋╋ ╋╋ ┃┏━┛┃┏┓┃┃┏┓┃ 経営プロデューサーレポート ╋╋ ╋ ┃┗━┓┃┃┃┃┃┃┃┃ 2010.07.28 Wed. ╋ ╋ ┗━┓┃┃┃┃┃┃┃┃┃ ╋ ╋╋ ┏━┛┃┃┗┛┃┃┗┛┃ 500号 記念特別号! ╋╋ ╋╋╋ ┗━━┛┗━━┛┗━━┛ テーマ「私の自己啓発」 ╋╋╋ ┻┻┻┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻┻┻┻ ☆☆☆お蔭様で500号 ありがとうございます☆☆☆ 当メルマガを10年前に発刊してから、ついに500号を迎えることができま した。その間1回も休刊をせず、発刊し続けたことは誇りと思っております。 これも、読者の皆様の激励があったからこそと心から感謝申し上げます。 次は1000号を目指してさらに皆様のお役に立てることができますよう研鑽 にはげみ、内容の充実を図ってまいりたいと決意を新たにいたしております。 この主旨により、当号は「自己啓発」を共通テーマとして構成させていただき ました。じっくりご覧くださいますようお願い申し上げます。 *********************** <法人の医者になる> 【経営プロデューサー 吉岡 憲章】 少年のころ私が尊敬する偉人は野口英世だった。つまり、医者になるという夢 を抱いていた。しかし、遺伝的に眼に色神があり断念せざるを得なかった。この 悔しさは今も尾を引いているためか“自然人の医者”ではなく“法人の医者”と いえる現職に突き進み現在に至っている。 しかし、経営コンサルタントの世界は医学と違って、ほとんど体系立てられて いない。この症状にはこの投薬や手術で解決、というわけにはいかない。つまり、 技術的な積み上げがほとんどないために、絶えず試行錯誤の繰り返しをすること になる。 私が志す中小企業の経営改革は、ほとんど先人の足跡もない。時にはご高説を 唱える方もいるが表面的なレベルで実践的にはまず参考にもならない。 このような未開の技術の中で、私は“目の前にいる経営者や現場が教えてくれ る”という信念で法人医師としての腕を磨いている。それは反面教師である場合 もあるが、それがまた大変な勉強になることが多い。 “経営は経験の科学”これが私のモットーだ。自分自身が実経営を積み、多く の臨床指導を体験することによってのみ、本当に役に立つ技術とこころを磨き上 げていくことができると確信している。 “これでよい”という終着のない世界だが、より多くの中小企業が健康になるこ とを願って、日々研鑽を積んで行きたい。 <経営者としての成長> 【エグゼクティブ・コンサルタント 奥山 孝司】 「自己啓発」とは、一般的には、自分自身をより高い段階へ上昇させることだと 言われております。「より高い能力」「より大きな成功」「より充実した生活」 そういったものを獲得するために、自分が努力すべきことを明確にする行為では ないでしょうか。つまり「自己啓発」とは「向上心」を表すものだと言い換える こともできます。 中小企業の経営者の社員教育にも、常に持ち続けなければならない事柄です。 「あの社員さえいなければ」とか「この社員がこうしてくれれば」などの思いを 持つ経営者が見受けられます。しかし、社員の意識を無理矢理変えることはでき ません。経営者の求めるような社員になりたくなるように仕向けることです。周 囲に影響を与えたり、働きかけたりする経営者になりましょう。 自己啓発とは「自分自身の思いを実現させるために社員の気持ちを変えさせるこ と。すなわち成長すること」なのです。 *********************** <企業経営と自己啓発> 【公認会計士 西山 太郎】 ■私は24歳で会計士業界に入って、今年で30年になろうとしています。入りたて の頃、試験勉強と実務との乖離に驚き、先輩たちの業務を理解しようと必死だっ た自分が懐かしいです。では「今の自分は日々自己研鑽を積んでいるのか」と聞 かれると、少しばかし恥ずかしい気持が・・・ さて、改めて「自己啓発」につき考えてみますと企業経営の要諦とよく似てい るのではないかと思います。何年後かに自分がなりたい姿を設定し(企業理念の 設定)その理念達成のための具体的な行動計画(ex.資格取得など)を立案(中・ 長期経営計画の策定)行動計画の日々の進展をチェックし、必要あれば計画の 修正(PDCAサイクル)という具合です。 「自己啓発」と「企業経営の要諦」が単に“似ている”だけでなく重なり合う ような存在であれば、すなわち企業という組織体に属する各人の自己啓発と企業 の発展が重なり合うような関係であれば、企業は永久に繁栄していくのではない でしょうか。高度成長期の日本経済はまさにこのような関係であったのでしょう。 価値観が多様化し、閉塞感漂う現在においては、残念ですが見出し難い関係です。 <一期一会(いちごいちえ)にみる自己啓発の心> 【ITアドバイザー 柳澤 悦夫】 ■年齢の積み重ねと共に対人関係も多くなるということはどなたも同じでしょう。 ここ最近非常に人との付き合いが楽になっている事に気がつきました。特に仕事 関係など初対面の相手に、ある事を心掛けていますがそれが功を制しているよう です。 それは“「詰めのできる人か」「詰めのできない人か」の見極め!”です。前 者は分刻みの仕事をキチンとこなしている人が多く、後者は仕事量の割に「忙し い」を連発する人、余計な仕事を自分自身でつくるのが得意な人と言っていいで しょうか。 前者との関係は非常に楽で主旨さえ明確にすればすぐお互い理解し合えるので 理想なのですが、このような方々は極少数というのが現実です。ほとんどは後者 の場合で、周りの人まで振り回してしまっているのがその姿です。これを防ぐに は自分自身が「詰めのできる人間」になることでその場での主導権を握るほかな いのです。そして物事に徹する、その道のプロになろうという信念が大事です。 その心は“一期一会の精神”「あなたと出会っているこの時間は二度と巡って は来ない。この一瞬を大切に思い、今出来る最高のことをしよう」というその場 面での真剣勝負の心です。この意識を持つだけで自ずと日々決算事項が多くなり、 計画達成時のあの感激を多く味わう事ができるでしょう。 <私の自己啓発ー何にでも興味をもつこと> 【管理栄養士 吉岡 美保】 ■仕事で必要な技術、資格などはもちろんのことだが、趣味や遊びでも共通して 自己啓発が重要と考える。一つに限らずなんでも興味があることには挑戦してみ ることだ。そこから何か発見できるかもしれない。 また、自分をより高めるためには同質ではなく意識して異質の方々とのコミュ ニケーションも大切だ。同質とは同じ属性にいる人々、例えば、会社や業界、性 格も似ている同志、異質とは他の業界や職種、性格が異なる人々。その中でそれ ぞれの考え方等に刺激を受けて自分自身を高めていくことも自己啓発につながる。 私も今まで様々な方々との出会い、そこから自分自身を見つめなおすこともあ った。これからもコミュニケーションを大事に自分のスキルを高めていきたい。 ******************* <未来事業コンサルタントの自己啓発> ■「指導先の業界を把握」 コンサルタントは毎日が勉強の連続だ。医者には、専門分野があって病気を診断 するが、私の場合医者以上に未経験の分野を新たに担当することが少なくない。 そのためには常日頃、成果に結びつけるための勉強でなくてはならないと思う。 新しいコンサルティングの依頼を受けたら、真っ先に図書館や書店に足を運びそ の業界の本を10冊以上読むことにしている。 そして一気にその道を深めることが私の勉強法である。 【シニアコンサルタント 石黒 和男】 ■「三度の飯より好きなことを探す」 学生時代の恩師が「努力する者は馬鹿だ」とおっしゃった。われわれ学生は真意 がつかめず、一様に「えっ」となった。もはや確かめようもないが、「努力しな ければ、研究や学問の出来ない人間は学問をする資格がない」との意味かと推測 している。私の人生に努力しないでも自然にでき、三度の飯より好きなことはま だ現れてこない。その青い鳥を探し続けるのが、私の自己啓発と思っている。 【シニアコンサルタント 山田 喬】 ■「事業再生士へのチャレンジ」 現在、事業再生の仕事に携わっていますが、スキルアップと国際的に通用する事 業再生実務専門家を目指して、事業再生に関する高度な技能知識と経験を有し、 高い職業倫理を有するものに与えられる国際的資格である事業再生士(CTP)に チャレンジしています。 【マネジメントコンサルタント 金田 清】 ■「最新の世界情勢を知る」 人の役に立つため生涯現役として働きたい。そのためにコンサルとして、これま で出来なかった、いろいろな資格取得に挑戦して常に頭を働き続けさせていきた い。今は、営業関連知識の必要性を感じ、マーケッテング理論についての理解に 努めている。 日常的には、毎朝5時半過ぎからの番組により、最新の米国・欧州・アジアそし て日本などの主要経済指標、動向、話題を入手し、世の中の政治、経済、社会の 動きや変化を早く知り、自分なりに行動するよう心がけている。 【マネジメントコンサルタント 宮田 尚昌】 ■「自分を成長させていくために」 自ら学んで自分自身を成長させていくためには、先ず「強い動機づけ」が必要で す。そして自分の「好きな分野」で「継続的」に、時に常軌を超えて「集中的」 に行なって初めて形ができると思います。私の場合、仕事上のきっかけがあって 古い思想ですが「陽明学」を趣味的に読み込んだ時期があります。この思想は、 松下幸之助氏の哲学やドラッカー思想に通ずると個人的には思っています。 【マネジメントコンサルタント 馬島 惟安】 ******************* 〜未来グループ「フラワーダイニング樹庭」と「美味和食空間さかなの庭」より〜 <私の自己啓発> ■「心の感度」 自分を高める為に私が大切にしているものは「心の感度」です。 毎日多くのお客様と出会い、様々な情報に囲まれ、多くの問題が発生する中で、 常に迅速な行動力・判断力・思考力が問われますが、集中して物事と向き合うに はクリアで強い精神力が不可欠です。でもサービスに携わる私たちは、考えるそ の前に何事も敏感に「感じる」ことがとても大事だったりします。柔軟で柔らか な心でまず感じる思いを大切に「人」を動かし「人」と関われる人間でありたい と思います。 【フラワーダイニング樹庭・さかなの庭 総支配人 村上 ユカリ】 ■「初心忘るべからず」 私は、うまくいかない時や行き詰った時などには、世阿弥元清の著書「花鏡」に ある「初心忘るべからず」という言葉を胸に思う様にしています。自分が初心の 頃に味わった多くの苦しみや努力を思い出す事により、志した時の気持ちを奮い 起こし心を入れ替えるきっかけができます。そうすれば、新たなヒントが見えて きたりします。 【フラワーダイニング樹庭・さかなの庭 総料理長 堀田 智久】 ■「自分を信じる」 迷い、悩み、時には損得を考えたりもする、その繰返しの中でいつも心において いる言葉は「何を選ぶのかではなく、選んだ後どう進むのか。選択した道を明る く受け止め、一生懸命になる」ということです。 ひたむきに頑張ってきた後に、自然と自分の道ができ、これを選んでよかったと 笑う将来の自分を信じて、今の自分の力をどこに注ぐのか。常に前を向いて、ポ ジティブに進んで行きたいと思います。 【フラワーダイニング樹庭 チーフアテンダント 住田 加奈】 ■「短所を長所に変える」 私は人や物と接する際に、その人、物の長所、短所はどこにあるのかを観て考え るようにしています。自分自身に置き換え、自分の直すべきこと、伸ばすべきこ とを素直に取り入れるようにしています。ほっておくと自分の短所はすぐに顔を 出してきます。その短所を如何に抑えるか、長所に変えるかを日々繰り返して、 お店と一緒に成長していきたいと思います。 【美味和食空間さかなの庭 店長 多田 晃弘】 ■「新聞の記事を話題にし受注に繋げる」 仕事と育児の両方で、時間に追われ日々を過ごしている私に何が出来るか?散々 考えて出した答えが「毎朝10分早く起床して、新聞に目を通す」まるで小学生が 出す答えみたいだが、朝は子供との戦争でこれがなかなか難しい。自宅で取って いる地元新聞には私の営業先の事柄が記事になる事が多い。朝、チェックしてそ の日の営業先での話題にすれば、お客様とのコミュニケーションも図れ、今後の 受注に繋がると確信する。 【美味和食空間さかなの庭 営業 多田 玲子】 ■「お客様の笑顔を追求」 私は、最低月に1回は外食やアミューズメント施設に足を運んでいます。決して 神経を集中し観察している訳ではなく、生活の一部として感じた事、思った事を 人と話し合ったり自分なりに解釈してみたりと、全てが接客の勉強になり楽しみ にしています。 こういった経験の中で、私が大切にしている事は、失敗を追求するのではなく、 お客様の笑顔を追求する事です。一人一人のお客様に同じ事をして満足していた だけるとは思っていません。しかし喜ばれる事には意味があります。毎日の生活 の中で、学んでいる事、考えさせられる事をお客様の笑顔の為に、これからもポ ジティブ思考で歩んでいきたいと思います。 【美味和食空間さかなの庭 チーフアテンダント 中井 那方子】 ■「趣味を仕事に生かす」 効率の良い仕事をするには、オフの時間にリフレッシュする必要があると思いま す。私の場合、趣味が芸能ということもありオフタイムには余興の演目としてカ ラオケなどを企画構成し、お客様を楽しませる余興の準備にあてています。 最近は、カラオケで93点以上を出すことに燃えていますが、楽しみの中にもふと お客様の笑顔が浮かびます。人気の演歌歌手の新曲をいち早くリサーチして次回 の席でお披露目することがひとつの楽しみ。趣味が仕事に生かされ、お客様との 繋がりを作るきっかけになる幸せを感じつつ今日も営業活動に尽力しております。 【フラワーダイニング樹庭・さかなの庭 営業 山本 秀雄】 ******************* 〜若き未来事業アシスタントコンサルタントより〜 <私の自己啓発> ■「未来への判断とスピード感」 いかに目の前のことを効率よく進め、いかに未来への検証・計画・準備に時間や パワーを集中できるかが重要だと考えます。そして、未来へベストな形を選択す る判断、また、タイミングを逃さないため、スピード感ある取り組みを大事にし つつ、現状にさらなる危機感を抱くことにより、成長へつなげることが出来ると 思います。 【アシスタントコンサルタント 松山オフィス 西岡 郷史】 ■「時間簿をつける」 40歳になったらチャレンジしよう、と思っていることがあります。しかし、毎日 仕事と家事で精一杯。今のままではそんな時間はない?と思うようになり『時間 簿』をつけ始めました。一日の行動を表に書き出して時間の使い方を分析するの です。これによってムダな時間に気づき、それを見直すことによって自分の時間 を作ることができます。40歳になった時迷わずチャレンジできるよう日々時間簿 をつけ、自分の時間を増やすよう頑張っています。 【アシスタントコンサルタント 静岡オフィス 稲葉 由香】 ■「資格取得制度やチャンスにアンテナを張る」 以前、雇用保険法の教育訓練給付金制度を利用した事がある。当時は一定要件を 満たすと受講料が8割返還された為、1年間の講座に一度も休まず通学し、無事に 念願の資格も取得できた。正直私は、この制度が無ければ、資格取得は目指さな かったと思う。社会人になると、日々の生活に流されがちだが、自分を後押しし てくれる制度やチャンスにも敏感にアンテナを張り、自己啓発を続けていきたい。 【アシスタントコンサルタント 松山オフィス 直井 充江】 ■「時間の管理をし、勉強する」 「私の自己啓発」とは、正直特別これというものはありません。 大きく言ってしまうと毎日の生活で行っていることが自己啓発だと思っておりま す。新聞や本を読む事をはじめ、人との会話などからは学ぶことがたくさんある からです。時間の管理を第一歩として、これからも自分に足りないことは勉強し 自己の啓発を目指していきたいと思います。 【アシスタントコンサルタント 東京本社 社長秘書 塩島 知恵】 ■「美術展の鑑賞で感性を磨く」 私はよく都内の美術展にでかけます。とりわけ絵が詳しいというわけではありま せんが、以前観た鮮やかな色彩や柔らかいタッチで描かれる「ルノアール」の作 品にはとても心が癒されました。インターネットが進歩し、クリックするだけで 素晴らしい作品を画面上で鑑賞する事ができるようになりましたが、その時代の 香りや細かなタッチなど繊細な部分まではわかりません。本物を体で感じ、普段 得ることのできない感性を磨く事が私の自己啓発です。 【アシスタントコンサルタント 東京本社 IT担当 木野 美子】 ■編集後記■ 読者の皆様とともにやっとたどりついたメルマガ500号!その間に10年の月日が 流れ社会情勢も、政治も経済も大きく様変わりした。そんな中、未来事業グルー プの全スタッフによるメルマガ書き下ろし、老いも若きも頭をひねったテーマは 「自己啓発」・・私の場合はどうであろうか?日々の仕事に追われ、生活と息抜 き、健康、趣味等々キーワードばかりが思い浮かぶが、具体的には何もしていな いのと同じだ。 そういえば、何年前だったか「10年日記」なるものを購入した。書いていて、去 年はこんなことしてた、昨年は、1昨年はこうしてた・・・と思い出してみても 過去はどうなるものではない。いつの間にかやめてしまった。肝心なのは未来だ、 そうだ「未来日記」をつけてみようか?来年の今頃は何をする、10年後はこうし ている、そのためにはどうすればよいか、月日も居場所も生死さえも分からない が今の自分が考える10年後をしっかりと見つめ書き記しておくのも悪くない。そ れを目指して進んでいけばそれこそが「自己啓発」だ。 【未来事業 総務 編集担当 吉岡 靖子】 ◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ 【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章 【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F 【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆 【MAIL】mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp ◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ |
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