e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2010.05.26  Wed. Vol.491
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◆今月(5月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム
『厳しい状況に追い込まれている経営者』『未来からの提言―100日戦争を!』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
    『バラフ、という新種の野菜のご紹介』『食べてビックリ、塩味野菜』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        足・汗・頭・ありがとう                                
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】約束ごとは必ず守ろう
03:【コンサルの視点】         加賀温泉卿山城温泉投宿記  
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┃01┃経営発展のヒント      『足・汗・頭・ありがとう』
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 未来事業のモットーのひとつは“現場主義に徹する”ことである。現場に立っ
て現地・現物・現実にのっとって経営改革の方針や施策を指導することを意味し
ている。決してそれは空理空論であってはならないし、そのためにもフットワー
ク良く現場を駆け巡らなければならない。

 政治家がしばしば口をついて出る言葉に“汗をかく”というワードがある。国
家や市民のために、一生懸命実行して問題を解決しますよ、という意味だろう。
つまり、丸投げをせずに労を惜しまず先頭に立って努力をする決意はよく伝わっ
てくる(もっとも政治家の発言だとむしろ“決まり文句”のような感じがしない
でもないが・・・)

 “金のないやつは知恵を出せ”ということを貴方もこれまでに言ったり、言わ
れたりしたことがあるだろう。“金は有限、知恵は無限”だ。何ごとにも関心を
持ち、どうすればより良くなるのかと頭をフル回転させることが名案を生み出し、
さらに自分自身をも成長させてくれる。

 さて、新潟県のリーディングバンクとして、県内に強固な経営基盤を持つ金融
機関に第四銀行がある。日本に現存する最も歴史のある銀行ということだ。
 
 この第四銀行が現在展開している中期経営計画で「お客様との信頼関係強化」
をテーマにユニークな活動として“だいし成長のキーワード”「AAAA」(フォー
エー)を展開している。

    足(Ashi)汗(Ase)頭(Atama)ありがとう(Arigato)

の頭文字をとり、さらに最高級格付AAAのもうひとつ上にとの願いを込めている。
“足繁くお客様のもとに通い、粘り強く行動し質の高い提案を行い、心から「あ
りがとう」の気持ちをお伝えする”という行動指針を示している。

 この4Aの考え方こそ、第四銀行のみならず中小企業がこの厳しい経済環境の中
で変化に挑戦し行動する企業、お客様から信頼され、親しまれ、活力にあふれる
会社に成長していく原点だと思うので、ここに紹介をさせていただいた。

                   【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック  『約束ごとは必ず守ろう』
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「どうも銀行から嫌われてしまったようだ。最近、担当者の対応が冷たくなった
ようだ」と言う経営者がいた。良く話をきいてみると、この経営者の銀行への対
応に、いくつかの問題があったようだ。

1つ目は銀行員との会話において、どうも銀行員に対して恨み言を言ってしまっ
たようだ。本人は恨み言とは思っていないようだが・・・「当社が過去に借入し
現在は重荷となっているこの融資は、あなたの銀行が融資をしたためだ」本人に
してみれば、そのように言うことで気を晴らすつもりだったのだ。しかしそれを
聞かされた銀行員は「この人はこの程度の人物か」と思うのが関の山だ。

借入をしたのはあくまで自己責任で融資実行後、情勢が悪化してその融資が重荷
になったとしても、悔み言を言うべきではない。このような企業から、その後に
融資の申込みがあったとしても、正直なところ銀行としては乗り気になれない。

2つ目は、この経営者はよく約束を破っているようなのだ。約束を守るというこ
は、社会において、ごく当然のこと。特に、銀行との融資取引においては、重要
な意味をもつ。約束を守らないということは信用力がなくなる、ということだ。
ちなみに約束ごととは、返済期日、資料の提出日、面接日時などだ。

   特に、銀行が嫌がる経営者は「喉もと過ぎれば熱さを忘れる」経営者。

銀行との融資取引で、融資実行までは銀行とのやりとりに律儀に小まめに対応す
るが、借入してしまった後はいい加減になってしまう。返済期日に遅れるときは
「こういう理由で今月は返済できません。今、自社で急ぎ対策をつめています。
まとまったら、ご相談に伺います」と前もって銀行に連絡をして、行動に移すこ
とが必要だ。

事前どころか約定日以後も、何の連絡もせず放置したままの企業は、銀行の書類
に記録が残ることとなってしまう。

銀行は、約束をきちっと守る企業には好意的、何とか支援したいと思うはずだ。
当たり前のことがなかなか守れないのが世の常、充分注意したいものだ。

      【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点    『加賀温泉卿山城温泉投宿記』
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 5月の連休を利用して加賀温泉郷山代温泉に出かけた。大好きな北陸の旅、本
来ならじっくり時間をかけたかったが、スケジュールの関係で二泊三日のかけ足
だ。往きは小松空港から入り、JR北陸本線加賀温泉駅で下車した。

 加賀周遊バスのキャン・バス1日券を購入。宿をとった山代温泉方面の「山ま
わりコース」に乗車。北大路魯山人寓居跡「いろは草庵」を見学する。豪農か富
裕な商人の別宅といった趣の建物。中に入ると、魯山人所縁の書画、皿などの食
器が展示されている。室内よりガラス越しに庭を一望できる部屋で茶菓が振る舞
われる。決して粋でもなければ、凝ってもいないが、自然が凝縮されて懐かしさ
のある庭を眺めながら、ゆっくりと流れる時間を感じる。

 北大路魯山人は、高級料亭<星岡茶寮>を開設、美食家、調理人、陶芸家とし
て大正・昭和前期の代表的文化人だが、大正4年山代温泉を訪れた時は食客(い
そうろう)として旅館の看板を彫っていたとのこと。また、孤高・狷介、喧嘩っ
早く、容赦なく敵対者をやっつける人との魯山人観が伝聞されているが、山代温
泉逗留中は一度も諍いを起こしたことがないという。

 山代温泉の旦那衆の好意と善意に包まれ、静謐な「いろは草庵」での看板彫り
と陶芸に没頭する日々の中で、その後、死ぬまで精力的な活動を続けるエネルギ
ー、感性、味覚などを蓄積・醸成したのであろう。今まで持っていた魯山人像と
異質なものと出会ったことで、人間を一面的に捉え、白黒をつける自分の性癖に
ついて反省する。

 再びキャン・バスに乗り、那谷寺(なたでら)に向かう。養老元年(717年)
の開基。「魂の輪廻転生、新しい自分に生まれ変わることを祈る聖地」とのこ
と。確かに寺域は広く、そそり立つ奇岩が屹立し、古来からの真言修行の道場で
あったことは窺われるが、あまりに俗っぽい雰囲気がそこかしこにあり、金儲け
が露骨に顔を出すところに抵抗を感じる。そんなことに疑問や怒りを感じる自分
はやはり「新しい自分に生まれ変わる」ことが出来なかったのは確かなようだ。

 夕暮れが近付いた頃、宿泊先の旅館に着いた。早速温泉に飛び込み、正面の山
に沈む夕日を露天風呂から堪能する。このように日没をゆっくり見たのはいつの
ことだったろうか。厳しい環境の中で休日・祭日なく、寸暇を惜しんで日々ビジ
ネスに励まれている読者の皆様に申し訳なく思いつつも、私にとっては、このよ
うな非日常的な旅が「新しい自分」に生まれ変われずとも、明日の活力の源とな
るのは間違いのないことのようである。

              【未来事業 シニアコンサルタント 山田 喬】
            
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