e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。


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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2010.04.14  Wed. Vol.485
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◆今月(4月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム
『新年度だ、頑張ろう中小!』『大企業の社長100人の景況調査はプラスだが』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
     『スプラウトを食べよう!』『そのすごい栄養効果と調理法』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        損益分岐点を下げよう                          
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】銀行訪問が苦手な経営者への提言
03:【管理栄養士の一口講座】      経営者のための食生活講座 24
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┃01┃経営発展のヒント      『損益分岐点を下げよう』
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 「赤字が続いている、なかなか儲かる会社にならない、これほど頑張っている
のに一体どうしたら黒字になることができるのだろうか」と悩んでいる経営者が
多いことと思う。

 では、このように赤字であったり、苦しい経営状態にある原因は何だろうか。
その答えはただひとつ、それは“損益分岐点が高い”からである。では、どうす
れば良いのか、その答えもただひとつ、“損益分岐点を下げる”ことだ。

 損益分岐点は次の式で算出することができる。

     損益分岐点=固定費/(1−流動費/売上高)

 例えば、売上高=100 固定費=50 変動費=55の会社の損益分岐点は
     50/(1−55/100)=50/0.45=111

つまり111が損益分岐点売上げということになる。111の売上げを上げた時
に利益は0になるということだ。

 この損益分岐点売上げを現在の実売上高で割ったものを損益分岐点比率という。
上記事例の会社の損益分岐点比率は 111/100=1.11 である。

 そこで、どうやって赤字から脱出するかということだが、対策の方向は次の点
に着目すればよい。

1.固定費を損益分岐点比率で割った金額まで削減すること
  この例でいえば  50/1.11=45 つまり経費削減を5だけすれば
  よい。
2.損益分岐点比率を1.00すなわち現売上高にするために変動費を低減する
  こと。従って、変動費55を5だけ低減して50にすれば

      50/(1−50/100)=100 つまり現売上高となる。

 売上高を増加させて損益分岐点を下げることもできるが、先ずは上記の1と2
の対策を組み合わせて、改善目標値を明確にし、それに向かって徹底して実行す
ることが、確実な黒字化につながることになる。

 さて、まず貴方の会社の損益分岐点がいくらかを実際に算出してみよう。

 その上で、上式から経費をいくらまで下げればよいのか、変動費をどれほど低
減させるかの数値目標を導き出し、それを達成させるための対策を進めたら確実
に素晴らしい成果を出すことができることになる。

 「自分は数字に弱い」などと言わずにやってみたらいかがだろうか。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『銀行訪問が苦手な経営者への提言』
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中小企業経営者の方に比較的多いのが、銀行に出向くことを嫌うことだ。銀行関
係のことは、経理担当者や奥さん任せ。ケースによっては、銀行に出向くのは、
年に数回という経営者もいる。「毎年、この時期融資を申し込んでいるので今年
も申し込んだら、最近の業況の説明に社長が来て欲しいとのこと。忙しいから、
と言って断ったら、銀行へ来ないのなら融資しないと言われた」「銀行へ行けば
計画書がどうだ、赤字となっているがこれからどうするのか?等々聞かれて、面
倒だ」「銀行員は、ああ言えばこう言うで煩くてしかたない」などの言い訳ばか
り。この企業、資金繰りが厳しく最近、リスケを認められたばかりだ。

「社長、資金繰りが厳しくなってリスケを銀行にしてもらっているのだから、毎
月の業況を説明に銀行へ行くことは当然のことだよ」
「銀行へ行くことは行くのだが、最近担当者が変わって、こちらの説明を全く聞
いてくれないんだ。計画通りいっていないと、何故決めた通り出来ないのか、計
画通りいかないのならリスケを認めないとすぐ言われてしまう。事情を説明して
も、決めたことをやれの一点張りでどうしようもないんだ」
「今の担当者とは相性が悪いんだ。多分、銀行へ行けば喧嘩してしまうよ」

自分と相性が悪く、この担当者では自社にとってマイナス効果しかないと思われ
る担当者であっても、その人をないがしろにしたり、或いは無視したりしても自
社が得をするようなことは何もない。万が一、銀行担当者に問題があったとして
も銀行は認めないはずだ。逆に、企業側が悪者にされてしまう。

  その銀行担当者が悪いということになれば、
        上司も管理者責任をとられることになってしまうからだ。

相性の問題ならば、しばらく我慢することが必要だ。銀行の担当者には、融資能
力のない人、人付き合いが下手な人もいるのも事実。融資能力が著しく欠けてい
れば他社でも苦情があって、そのような人は自然に淘汰されていくからだ。

業況を銀行に説明するのは、銀行借入をしている企業の義務。もし、銀行に行く
ことが苦手ならば、その旨をきちんと担当者に説明することだ。経営者の多くは
銀行が苦手。一方で、銀行訪問はどうしても必要なことだ。銀行も経営者の銀行
嫌いの理由が判っていれば、それなりの対応をしてくれる。銀行訪問は経営者の
責務だということを忘れずに対応することが必要となっている。

     【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃管理栄養士の一口講座  『経営者のための食生活講座 24』
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***輝く毛髪にはアミノ酸バランスが大切***

今回は毛髪の栄養素についてです。

1、毛髪の主要栄養素 
   
  最近の子供達は、洋服だけでなく髪の毛をカラーリングしたりパーマをかけ
  たりして、常におしゃれに気をつかう世代だ。
  だがその結果、子供達の毛髪も栄養不足状態(抜け毛や枝毛など)になりつ
  つある。

体を作る成分のたんぱく質は髪の毛にも非常に大切な栄養素だ。
髪の毛にも栄養を与えていくのが大切なのだ。

タンパク質は20種類以上のアミノ酸でできている。
そのうちの8種類は必須アミノ酸といい体内で合成することができないので、毎
日の食事で食物から取り入れる必要がある。また必須アミノ酸は、随時脳でエネ
ルギーとして消耗されるので、絶えず供給しなければならない。

食糧事情の良い先進国では、国民の6割から7割が肥満化しており、カロリーコ
ントロールが必要とされている状態だ。
 
ところが総カロリーを抑えようとすると、どうしてもアミノ酸バランスを崩しが
ちになってしまう。アミノ酸バランスが崩れると、せっかく摂ったタンパク質が
充分に体内で活用されないため、肌がたるんだり、髪が細くなったり抜けたりす
る原因になる。このような状態は、タンパク質の絶対量が不足しているからでは
なく、アミノ酸バランスが崩れている可能性が高い。

美しい潤いのある豊かな髪を保つためには、アミノ酸バランスが重要な鍵といえ
る。

次回はアミノ酸バランスについて述べてみます。

                  【未来事業 管理栄養士 吉岡 美保】
            
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