e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

差出人: 未来事業 [m-info@mirai-j.co.jp]
送信日時: 2010年3月3日水曜日 9:56
宛先: 業務室 木野さん
件名: ◆ 儲かる会社にしようじゃないか vol.479 ◆

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2010.03.03  Wed. Vol.479
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◆今月(3月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム
 『大企業の決算は大幅黒字?中小企業は?』『ご相談は未来事業へ!』
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 □経営者のための健康情報
 『春の野菜は生命力を持つ』『特に菜の花のビタミンCはほうれん草の2倍』
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        2人の女の子に教えられた!     
 02:【銀行員を貸す気にさせるテクニック】良好な人間関係を築くことこそ
03:【コンサルの視点】         清水次郎長伝 
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┃01┃経営発展のヒント    『2人の女の子に教えられた!』
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 2月13日から始まったバンクーバー第21回冬季オリンピックも各国代表選
手たちのうれし涙、悔し涙とともに3月1日(共に日本時間)に閉会となった。

 その間テレビはどのチャンネルもオリンピック関連のニュースをこれでもかと
いうほど流しつづけた。それも同じ場面で同じ切り口なため、視聴者の方が“次
はこの場面”と先読みできてしまう。相変わらず、アホなことこの上なしだ。

 しかし、そんな中でも先週26日の女子フィギュアスケートは圧巻だった。浅
田真央とキム・ヨナのハイレベルでの戦いはもちろんのことだが、敗れた真央ち
ゃんが涙を流しながら“悔しい”と声を振り絞っていた。

 その表情や口調から負けたことよりも悔いの残る戦いをした自分自身に対して
悔しかったのだろう、とわかる。勝ったキム・ヨナも“浅田はもう一人の自分だ、
彼女がいたから自分を高められた”と言っている。わずか19歳の女の子が言え
ることだろうか。

 負けてもヘラヘラ笑いながら「楽しかった」とか、腰パン会見でまともな発言
もできないくせに「自分らしくいきたい」(何が自分らしいのか、本人自身にも
わかっていないのだろうが)などというレベルの選手が多い中、この二人の若き
女性たちの素晴らしさは際立った存在だったと思う。

 今日は3月3日、「桃の節句」ひな祭りの日だ。女の子のいる家では雛人形が
きれいに飾られていることだろう。
 今は“女時(めどき)”と言われるように女性が元気に世の中を引っ張っていく
ほどの時代だ。逆に男の子の元気がなくなってきているのは残念だが。

 ビジネスの世界でも、女性がドンドン活躍できるような企業でないと発展でき
ないようになってきた。まさに、ビジネスマンの中にも真央・ヨナのような女性
も出てくることだろう。

 それ以上に経営者・経営幹部としての貴方が「計画を達成できなかったのが悔
しい」と真央ちゃんのように本音で涙が流せるか。
「この部下やコンペティターがいるから自分自身が経営者として成長できた」と
言えるほどのキム・ヨナの真剣さや器があるだろうか。

こんなことを、私自身にも問いかけた。まさに若い2人の女の子に教えられた。
       
               【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『良好な人間関係を築くことこそ』
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「銀行に融資を申し込んだが、融資を断られた」「銀行は、業況が悪くなると直
ぐ返してくれという」などという経営者がいる。「社長、本当に銀行が、融資を
返してくれと言っているの?」「銀行にどのように説明したの?」このような発
言をする経営者の話をよく聞くと、多少事情が変わってくる。

資金繰りが厳しくなり、融資の相談にいったところ、銀行からの業況の質問にう
まく答えられなかった。そのために、銀行担当者に厳しく言われたとのことだ。
今の状態では融資は出来ない。先日、融資した分についても、返済期日が来てい
るのに返済していない、などだ。このような経緯から、銀行は雨の日には傘を取
り上げる、のような発言になってしまった様子だ。

私:「社長、事情は判ったけど、聞いていると社長にも問題があるよ。銀行とは
良好な関係を作らないと駄目だよ」業況が好調な企業は銀行との取引は人間関係
も含めて良好だ。このような企業の業績が悪化しても、銀行はどうにか支援をし
たいと思う。しかし、普段から「銀行は雨の日には・・・・」などと言っている
企業に対しては、業況が良いときには、どうにか取引をしているが、悪化した暁
には、積極的には関与したくないはずだ。

社長:「先生は、人間関係などと抽象的なことをよく言うけど、そんなこと全く
銀行取引には役に立たないよ」このような発言をする経営者の企業は、ひとたび
業況が悪化すれば厳しい状態に陥ってしまうことだろう。経営が厳しくなってい
る企業に対して、多大な対応策を検討することは銀行員にとって非常に手間のか
かることだ。

    銀行員にはそれでなくても、やることがいっぱいあるのに
           その企業のためになぜやらなくてはならないのか?

このこと自体が、人間関係ではないだろうか。銀行を自社の味方につけ、提案を
してもらうことが最大のメリットだ。

銀行の悪口をいうよりどのようにして、味方にするか、こちらを考えることが、
今、最も必要なことではないだろうか。

      【エグゼクティブ・コンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点      『清水次郎長伝』
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清水次郎長といえば、少年時代、東映時代劇で、当時御大と言われていた市川
右太衛門が演じたのを見たのが最初だったように思う。その後も映画館やテレビ
で鶴田浩二、北大路欣也などが清水次郎長を演じている。この清水次郎長、実在
の人物で、文政三(1820)年生まれ、明治二十六(1893)年当時としては長寿の74歳
で大往生した。映画やテレビで見る清水次郎長は大政・小政など大勢の子分を引
き連れ、敵役である黒駒勝蔵や悪代官をやっつけるという筋書き、義理と人情の
勧善懲悪物語となっている。
 
 清水次郎長の美談として咸臨丸事件がある。勝海舟、福沢諭吉などの日本人が
操船して、初めて自力で太平洋を横断した咸臨丸は、榎本武揚の反乱軍に加わっ
たが、観音崎で座礁し、その後、台風に巻き込まれるという不運に見舞われた。
沈没の危険が迫ったので、右舷の大砲を海中に捨てて転覆を防ぎ、やっとの思い
で伊豆の下田に寄港し、さらに清水港に入港したが、「新政府軍艦三隻に拿捕さ
れ、白旗を掲げて戦意のないことを示している副長の春山弁蔵以下二十数名が、
乗り込んできた新政府軍に殺害されて港内に投げ棄てられ」た。
                       (綱淵謙錠『乱』)

 明治新政府は反乱軍に対し、冷酷であり、反乱軍の死体を放置したままにした
ので、臭気を放ち、漁民の生活にも支障をきたすようになった。ここで颯爽と
登場するのが、清水次郎長である。子分を動員し、新政府に無断で死体を収容し
て埋葬供養した。これを見た山岡鉄舟は次郎長の義侠に心を打たれ、これを機に
二人の友誼が深まったという。        (高橋敏『清水次郎長』)

 博徒には任侠とか、義侠という道があるが、これは「弱きを助け、強きをくじ
き、義のためには命を惜しまない」ということで、もともとの語源は中国の正史、
司馬遷の『史記』游侠伝にあるそうだ。「游侠とは、その行為が世の正義と一致
しないことはあるが、しかし言ったことはぜったいに守り、なそうとしたことは
ぜったいにやりとげ、いったんひきうけたことはぜったいに実行し、自分の身を
投げうって、他人の苦難のために奔走し、存と亡、死と生の境目をわたったあと
でも、おのれの能力におごらず、おのれの徳行を自慢することを恥とする」とあ
る。                    (『史記列伝』小川環樹ほか訳)

 翻ってわれわれコンサルタント世界、不祥事の発生が報道されることがある。
コンサルタントの活動と言うのは、ある意味自由であるし、法的な規制も少な
い。しかし自由だからと言って何をしても良いということにならないのは当たり
前である。暴力で法を破る義侠の世界が社会に受けいれられるためには、厳しい
掟を自らに課すのは当然のことであろう。自由な活動が認められているコンサル
の世界においても自らが自らに掟を課さねばと思う。自戒したい。

            【未来事業 シニアコンサルタント 山田 喬】
            
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