e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。


★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃                  統一テーマ 『人財・人材・塵材』┃   
┃  ★  ★   ★☆★☆★ ★☆★☆★              ┃
┃  ☆  ☆   ☆   ☆ ☆   ☆              ┃
┃  ★  ★   ★   ★ ★   ★              ┃
┃  ☆★☆★☆★ ★   ★ ★   ★  2008.7.30   ┃
┃     ☆   ☆   ☆ ☆   ☆              ┃
┃     ★   ★☆★☆★ ★☆★☆★  vol.400 記念号     ┃
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

              ★感謝 発刊8周年 400号を迎えました★

 ご愛読いただいております、当メルマガも400号を迎えました。発刊以来8
年間、1度たりとも休まずに続けることができました。これも皆様のご声援のお
かげさまと心から感謝申し上げております。今後とも何卒よろしくご支援をお願
い申し上げます。

 経営をより発展させる根幹は大切な人財だと思います。そこで当号では、この
人財を共通テーマとして、当社の主要スタッフがそれぞれの“思い”を以下に4
00号特集としてまとめてみたいと思います。

◆メルマガ400号 統一テーマ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  
人財・・積極的に会社が利益を得るために考え行動している、会社の財産となる
    グループ。社員の2割くらいを占める
塵材・・会社の利益を考えるより、自分個人の利益を優先して考える。結果的に
    おみこしを下に引っ張っているグループ。やはり2割くらいいる
人材・・ハッキリした目的意識を持っていないグループ。周囲の環境により、人
    財にも塵材にもなる。最も多く全体の6割くらいを占める
      (吉岡憲章 著「1年で儲かる会社にしようじゃないか」P112より)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

■吉岡経営プロデューサー
           〜〜〜〜人財・人材・塵材〜〜〜〜

 いわゆる“じんざい”を考える時、私は“人財”“人材”そして“塵材”と分
けて考え、対処していかねばならないと考えている。ただし、その評価の切り口
はあくまでも“利益への貢献度”であり、好き嫌いであってはならない。

 当然のことながら、企業にとっては社員を磨き一人でも多くの人財を作ること
によって社員力を伸ばすことができる。 このために効果的なことは、誤解を招
くことを承知の上で申し上げると“塵材”を一刻も早く淘汰することだ。

万一そのまま放置するとすれば、会社として“塵”の存在を認めることになる。
「朱に交われば赤くなる」のたとえのように、人材⇒塵材へと移行しはじめる。
“塵”は存在させない、との強い意志を示すことによって、人材は人財へと昇り
始めていく。

しかし、これはあくまでも、経営者が社員を評価した場合のことだ。社員の“じ
んざい”よりはるかに大事なことは“社長のじんざい”だ。

“人財社長”は高利益を出している社長。“塵材社長”は赤字を出している社長
だ。赤字を出し続けている社長は“塵材”として自らクズ箱に入って行かなけれ
ばならないことになる。まず自分自身の“じんざい”を考えてみようではないか。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

★★★★皆様のご意見をお待ちしております→mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp

■奥山チーフコンサルタント
         〜〜〜〜人財育成は経営改革の一部〜〜〜〜

これからの中小企業経営に最も必要なことは、人財確保と人財育成だ。景気回復
や団塊世代の大量退職を控えている中、大企業は積極的に採用を拡大、それによ
り中小企業の人財採用環境は厳しさを増している。中小企業が成長していくため
には目的に応じた採用を行い人財を継続的に確保、戦力化していくことが必要だ。

中小企業経営者のなかには、役に立たない者ばかりいて困ってしまうという声を
よく聞く。それは、経営者が人財育成に夢中になっていないからではないだろう
か。人財育成には、悪戦苦闘が当り前で我慢が必要。うちには、役にたたない社
員ばかりだとなげくよりも、人財を育てることを考えなくてはいけない。人財育
成は、経営計画の一部なのだ。役に立たない社員がいれば、一生懸命働いている
社員に悪い影響を与えるので、解雇や首にするしかないと思っている経営者、こ
のような中小企業は不健康である証拠だ。

役に立たない社員は、ひとりでに生れるのではなく、経営者を始めとする上司や
同僚等の組織の一人一人が作りだしているのだ。経営者と社員が直接対話ができ
る中小企業だからこそ、その魅力を充分に生かし人財教育を行うことが必要とな
る。企業の成長が、人を元気にする、社員を元気づけることを忘れてはならない。

                     【取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆

■特別寄稿  
      〜〜〜〜『塵材を考える』恐るべきウィルス人間〜〜〜〜

                     【ITアドバイザー 柳澤 悦夫】

メルマガ400号を記念し、未来事業(株)さんのITに関する一切のことを指導して
おります立場から一言お祝いの言葉をお送りします。

“メルマガ発刊400号おめでとうございます”


われわれの業界で「ウィルス人間」と呼ばれる人種がいます。「塵材」の1種で
ほっておくと回りをどんどん破壊していく悪質タイプです。まさに「人罪」です。

能力の有る人に悪影響を与え、回りのやる気を失わせ、会社の信用を無くすよう
な行動を取ります。こうなるともう上司のワクチン(指導)は受付けず排除する
しかありません。しかし責任者である会社TOPが気付き行動を起した時はすでに
汚染が広がっているケースがほとんどです。対策としては早期の「塵材」そのも
のの排除しかないでしょう。

「塵材」を分類してみます。
1.人済・・・用済み。いきがかりで在籍している。
2.人在・・・可も無く不可も無く、ただ其処に存在するだけ。経費の無駄遣い。
3.人罪・・・ウィルス人間、まわりに害を与える。
「人財育成」は「人材教育」が主体となりますが「塵材」の早期排除でその達成
スピードは大幅に短縮となります。状況把握方法と決断が大きなカギでしょうか。

◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆

■公認会計士編
          〜〜〜〜人は環境の動物である〜〜〜〜

決意も新たに入社したにも拘わらず、折角の「人材」が「人在(ただ会社にいる
だけの存在)」に、はたまた「人罪(その存在が会社にとって大きな損失となる
ような存在)」となるのは何故でしょうか。

性善説ではありませんが、入社したての頃から「将来は立派な人在・人罪になっ
てやろう」とは考えていないはずです。

“人は弱い存在であり、その取り巻く環境に大きく影響を受ける”と云われてい
ますが、会社という組織はまさに「人材を取り巻く環境である」と云えるのでは
ないでしょうか。

この組織が倦んでいれば、そこに参加する人材もいつの間にか腐ってしまい、い
とも簡単に人在にも人罪にも成り下がってしまうのではないでしょうか。

このような状況にならないために、経営者としてはどうすればよいのでしょうか。
会社という組織=環境が健全であり続ければよいのですが、この健全性を持続さ
せる経営手法として「社風・経営風土の明確化・改革・育成」があるのではない
かと、今回の統一テーマ「人財・塵材・人材」を考えた時感じた次第であります。

                     【公認会計士   西山 太郎】

◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆
■コンサルタント編

      〜〜〜〜経営者への言葉「人財を育成・選別するには」〜〜〜〜

★人財育成は五十六式で!

人材から人財に育てるために、あなたならどうやって仕事を教えますか?
仕事の手順をコピーに取って渡して読ませておくなんていうのではまったくダメ
ですよ。
山本五十六元帥の言葉「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやら
ねば 人は動かじ」を使いましょう。
とても上手であったらその場でほめてあげればいいし、もしまだ不十分な点があ
ったら、その点を具体的に指導し、できたところできちんとほめてあげるのです。
人財育成に五十六方式は不滅です。
               【マネジメントコンサルタント 石黒 和男】

★「人財」「人材」「塵材」を選別する経営者・管理職へ一言

(1)あなたにとっての「人財」とは、あなたの能力のないところ、あなたの経
験のないところ、あなたができないことをカバー・フォローできる人。
(2)あなたにとっての「人財」とは、あなたにとって心地よい人=おべっかを
使う人ではない。あなたが会話の中で緊張感の持てる人=事実・実態を正確に把
握し、その情報を伝えてくれるとともに、正しい判断をする人。
               【マネジメントコンサルタント 山田 喬】

★「当社には人財がいない」と経営者はよく言いますが、本当にそうでしょうか。
人は人財にも塵材にも人材にもなります。「人財」がいないのではなく「人材」
を「人財」にせず、「塵材」にしているのは『経営者であるあなた』です。

会社の方針をきちんと示し、経営状況を開示して将来の夢を与えること、それが
従業員全員のベクトルを合わせる第一歩です。全社が一丸となって事業に邁進す
る企業はどんな逆境にも強いでしょう。
それが「人財集団」となります。ぜひ「人財集団」にして強い企業にしましょう。 
              【マネジメントコンサルタント  津田 智幸】

★『人財、人材、塵材』この言葉から「確かにそうだ」「誰にも3つの側面があ
る」「今、人財でも塵財に変化することも、その逆もありうる」と思います。
ある社長が「うちの社員は私の許可無く修理を発注するので困る」私は「明解な
規則にし、これに反する事案は検収しないと宣言しましょう。」これで問題解決。
一ヵ月後、ある課長から「申請の回答がなく納期が心配」との相談。社長は「あ
れは当然やるべきと自分で判断できないのが困る。」この社長は『なにざい』?
               【マネジメントコンサルタント 眞田 孝雄】

■管理栄養士編 
          〜〜〜〜私にとっての人財とは〜〜〜〜

人材とはよく聞くが、ここでいう「人財」となると私にとってこれまで出会った
方々の中から感じることは――病院勤めの時代は毎日多くの患者の方々と出会い、
その中で様々な経験を通して自分自身も成長することができた。そして、現在も
様々な顧問先の方々とお会いして、仕事をさせていただいている。どの方もみな
私にとってすばらしい「人財」なのだと思う。
これから先の人生の中で出会える人の数はどのくらいなのであろう?

私自身の財産として、出会いを大切にし、絆を大事にする…。これが私の考える
“人としての財産”――人財である。
                            【管理栄養士 吉岡 美保】

◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆
■フラワーダイニング 樹庭編

        〜〜〜〜レストランの現場から〜〜〜〜

★会社を活性化させるためには、まず2割の人財に能力に応じた課題設定、活躍
できるステージを与えること。
 次に人財であるリーダースタッフによる、6割を占める人材への魅力的な働き
がけと、プラスへの誘導。 目指すのはトータル8割のプラス稼動だと思います。
そして、それを支えるのはトップのまっすぐな目的意識とパワーに尽きると思い
ます。
 
            【フラワーダイニング樹庭 店長 村上 ユカリ】

★自らを変えたいと思う人間以外は変えられない。
         塵材に無駄な時間は使わない。塵材は見つけ次第切る。
それが、組織の底上げに繋がり、規律となると思います。
強い組織を作るためには「力」だと思います。
 
            【フラワーダイニング樹庭 料理長 正岡 真吾】

★これまで、私は自分自身の役割を果たし、考え行動すること、そんな「人財」
に成るよう努めてまいりました。
今後はさらに、周りの「人材」を「人財」に変えられる、「人財」に成っていき
たいです。
            【フラワーダイニング樹庭     西岡 郷史】

◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆
■アシスタントコンサルタント編

        〜〜〜〜コンサルタントを支えるスタッフより〜〜〜〜

★入社間もないころは、与えられた仕事を淡々とやるだけだが、その仕事に楽し
みや面白みを見出すことができ、また、目標を達成するための改善策や効率化を
自ら考えることができるようになった時、人材から人財へと成長できたのではな
いかと思う。
                      【静岡オフィス 稲葉 由香】

★「会社の財産」になりたいと、自分なりには一生懸命努力しているつもりなの
に、上司の評価は、残念ながら「会社のチリ」という人もいるだろう。これ以上
の改善点も思い浮かばず、途方に暮れているならば「チリも積もれば山となる」
ということわざを実践してはいかがだろうか。1人では微力でも、周囲の仲間と
の相乗効果で、会社全体として「人財」へ変身できるかもしれない。
                      【松山オフィス 直井 充江】

★「人財」となれるよう会社の利益を考え行動するという事は、いつしか自分の
利益になると思います。自分の利益とは、経験から得る知識や能力です。
年だけとり、自分に誇れるものがない人とならない為にもこれからの経験を大切
にし、苦労を買ってでもする気持ちで、会社を支えられる秘書という「人財」を
目指します。
                  【東京本社 社長秘書  塩島 知恵】

★私は会社にとって今どのような「じんざい」に当てはまるのか正直なところ分
かりません。自分で感じる私の特に足りない点は、前向きな考えと行動力だと思
います。
これから前向きな考え、プラス志向を心掛け行動し、会社の人財と呼ばれる存在
になっていきたいです。またずっと人財と呼ばれ続ける存在を目指して行きます。

                  【東京本社 NBセンター 伊庭 智子】 


              ★★★編集後記★★★

平成12年9月20日(水)に創刊号を発刊して以来8年間に400号のメルマガを積み
上げてまいりました。これもひとえに毎週熱心に読んでくださる愛読者様のおか
げです。今回は経営者にとっては頭の痛い「人材」をテーマに、いかに「人財」
に育てるかというまさに今の時代を悩ませている「教育」の問題です。若いスタ
ッフにとっては難しいテーマでしたが、皆一生懸命考えてくれました。

さすがに経営改革を指導するコンサルにとっては、わが社を愛する経営者と共に
悩む問題だけあって見事に訴えております。これからも企業の様々な相談に対応
し具体的に支援ができる唯一のコンサルタント会社「未来事業株式会社」をどう
ぞお引き立てのほどよろしく願い申しあげます。

400号記念号の題字は、キラ星のごとく1号1号重ねて400回、という意味をこめて
スタッフが作りました。皆様にとっても希望の星がこれからもたくさん増えます
よう祈念いたします。
                   【メルマガ編集担当 吉岡 靖子】

◆―――◆ 『未来・経営ナビゲーション ご購読のご案内』!! ◆―――◆

  あなたが願う会社の姿とは?

  あなたの夢の実現に役立つノウハウを、当社のコンサルが豊富な実体験を
  基に執筆します。
  起業から再建、さらに発展まであらゆる局面において不可能を可能にして
  きた未来流経営戦略。

  ※購読料として、1,000円(一年分、送料込み)を頂戴いたします。

  ご購読希望の方は、こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp

  1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX
  ※ご希望の方は、「件名」に「未来ナビ 希望」 と明記ください

◆――――◆ 『トロール船式会社発展法 小冊子』無料進呈! ◆――――◆

  吉岡憲章の『経営者』として、また『コンサルタント』としての、
   生きた経験が詰まった『トロール船式会社発展法』小冊子。
  メルマガ読者の方にプレゼントいたします。

  申込み方法は、こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp

1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX をご記入の上
 ※ご希望の方は、「件名」に 「小冊子 希望」 と明記ください
◆お問い合わせ・お申し込み◆――――――――――――――――――――――

 お問合せやお申込は必要事項をご記入の上、下記へご連絡ください。

 1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX
 
  こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】mailto:hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆

Copyright (c) 2003-2008  未来事業株式会社 All rights reserved.   Produced by i-pocket