e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2006.12.27 Wed. vol.320
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◆今月(12月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
       『社長の器―どうすれば大きくなるか』
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 □経営者のための健康情報
       『しのびよる糖尿病―その恐怖の実体』
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】      年の終わりに
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 銀行の都合で融資の可否が決まる
03:【コンサルの視点】         大ヒット中のゲームとは
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┃01┃経営発展のヒント       『年の終わりに』
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  日の経つのは早いもので、本年の残すところあと僅かを残すだけとなった。
皆様方にとってこの一年はどのような年であっただろうか。

 読売新聞社発表の“2006年 日本の10大ニュース”によると、第1位は
“紀子妃男子ご出産”、第2位“トリノ五輪フィギュア荒川静香選手金メダル”、
そして第3位WBC王ジャパン初代王者“となっている。

眉をしかめる話題としてはそれより下位の方に“いじめ”、“飲酒運転”そして
“北朝鮮問題”があるくらいだ。ベスト10のうち7項目がハッピーなニュース
で占められているという現実は、本年のわが国は概ね平穏であったということな
のだろうか。

 皆様も今年のはじめに「今年こそこんなことをやろう!」と仕事に関して心に
決めたことが、ひとつやふたつはあっただろうと思う。例えば「今年こそ会社を
黒字にさせるぞ」「新しい商品を開発してみせる」「売上を思いきり伸ばそう」

 今年も終わりがそこまで迫っている。この1年間頑張った結果はいかがだった
ろうか?抱負どおりの成果があがっただろうか。それとも、まだまだ先が見えな
い状態か。本当のところは、その思い自身を忘れてしまっているかも・・・。

そこで、この機会に“2006年 わが社の十大ニュース”をリストアップし
てみたらいかがだろうか。

 第1位から第10位までの間にハッピーな事項は何項目並ぶのだろうか。わが
社の運命を左右するようなプロジェクトが計画通りに行けば、ベストテンの上位
に明るいニュースとして位置するだろうし、うまくいかなければ暗いニュースと
なるだろう。

 上位に将来に対する布石を打ったような項目が並べば、来年以後に会社の発展
が期待できるし、実りを収穫できたような項目が多ければ本年の経営結果は素晴
らしい成果が出たといえる。

 逆に“できれば過去のものにしたい”ような事項が多ければ、来年こそ徹底し
た経営改革が必要なのかも知れない。
こんなことを年の終わりにあたって確認・整理してみたらいかがだろうか。

             ★★本年の支援のお礼★★

当メルマガも皆様方のご支援のお陰で、私をはじめ弊社のコンサルタント全員が、
懸命に執筆に挑戦し続けることができました。こころからお礼申し上げます。
素晴らしい、希望に満ちた新年を迎えられますことを祈念いたします。
本年はどうもありがとうございました。

                【経営プロデューサー  吉岡 憲章】
    
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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『銀行の都合で融資の可否が決まる』
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「先日、融資を信用金庫に申込をしたんですが、断られてしまいました。それで、
地方銀行に依頼したら融資をしてくれると言うのです。」一般的に言うならば、
融資を受けやすいのは規模の小さい信金であり、地方銀行・メガバンクから融資
を受けるのは中々難しいといわれている。

融資の可否は、企業側の経営体質・企業体力などを銀行が審査して決めるべきも
の。しかし現状では、銀行側の都合により融資の可否が決まることも多々発生。
その理由として考えられることは、銀行も公共性を帯びながらも営利企業である
ために、一般企業と同じように利益追求の必要性が出てくるということだ。

銀行は本部から支店に対して、利益確保のために支店目標を立案して通知。目標
達成度合いにより、昇給・昇格・賞与に反映させることに。この目標の成果は半
期ごと(6ヶ月ごと)の評価。多くの銀行が共通して採り上げている項目は、融
資の実行額や純増額。

銀行の支店担当者は期初の4月・10月に目標を定め融資実行をする。この融資
実行額の進捗状況が、中小企業経営者にとっては曲者。期末を待たずに目標を達
成している支店では、無理をせずに融資を来期に持ち越す。当然ながら、難しい
案件については見送りとなる。無理をして融資を実行して、もし延滞・倒産など
になったら大変なのだ。

銀行の場合、半期目標を簡単にそして、達成しすぎてしまうと次期の目標が高く
設定されてしまう。また、支店行員が努力して目標を達成したとしても、本部か
ら見れば、目標数字が低かったと評価されるケースもあるのだ。

このような銀行の一方的な理由で泣きを見るのが、中小企業。

  あくまでも銀行の都合が優先し、企業の経営体質・企業体力などは、
       後まわしなのだ。このような銀行都合が激しいのはメガバンク。

一番の対策は銀行担当者と良く連絡を取り合い、銀行支店の情報をつかんでおく
こと。銀行担当者ならば、融資をしやすい時期、融資を受けやすい時期を一番つ
かんでいるはずだから。
 
       【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点    『大ヒット中のゲームとは』
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 今年他を寄せつけず一人勝ちしたのは「ニンテンドーDS Lite」とその対応ソフ
トだ。大ヒットの理由は二つ。

 第一に、タッチペンを使う分かりやすい操作性が、ゲームマニアではないごく普
 通のユーザーに受け入れられたこと。
 第二は、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」に代表される「脳を鍛える」ソフ
 トが中高年に人気をよび、そして「おいでよ 動物の森」などのソフトが女性の心
 を掴んだこと。

今までゲームに振り向かなかった層を新しい顧客に引き込むことによって大ヒット
商品に成長した。実際都内や近郊のオモチャ屋や電機屋ではDSが売切状態で入荷も
未定の所が多いそうだ。

同様に12月に任天堂から発売された任天堂「Wii」も今までにはなかったリモコ
ンを片手で持ち振ったり、実際に家のなかでスポーツをしている様な一体感が話題
をよんでいる。

このように、既存顧客を対象にする事も大切だが、新規顧客にも着目して、新商品
を開発する必要があるのではないかと思う。

          【未来事業・アシスタントコンサルタント 加藤 幸恵】  
       
    
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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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